みなさん、こんにちは。
私の大したことのない生活日記ですが、読んでいてくださる人もいるのだなと思い、
励みにして頑張って書いていこうかと思います。
本日の話題は大きく3つです。
1、活動報告
こちらに配属してからの流れは以前ブログにも書いた通りなのですが、
朝8:00に職場へきて、フリースペースで何か困りごとが同僚から依頼されるまで
待っているというスタイルです。
ぶっちゃけ自分の存在を疑うような感じで、毎日2週間ほど過ごしていました。
しかし、活動の中で何が自分の課題なのかを分析してみました。
(後付け感はあるけど)
①語学力がなさすぎて、意思疎通が取れない
②人脈関係が貧弱で、職場の環境やニーズが不明
というわけで、最近は両方を解決するためによさげな方法を発見しました。笑
それはまさに野菜栽培のひとになることです。
さて、どういうことかといいますと以前のブログにも書いた通り、
国立農業研究所に勤務しているということで、
近くの農地で作業をしている若い方々がちらほらいました。
そこで、突撃しておしゃべりにいったところ、農作業を手伝わせてもらいました。
そこから毎日彼らのもとへ行って、話をして、農作業を手伝っています。
今まで同僚と話をしていても、同僚は大学卒業以上のいわゆるこちらのエリートが多く、私のつたない語学力ではあまり付き合ってもらえませんでした。
(こちらにもあんまり関心がない感じ?)
彼らがいいところはまだ若いために、私や日本に対して興味を持ってくれるところ。
先日もも甚兵衛で職場へ来たのですが、服に対して「それは戦うための服か」や
「もっとぐるっと回ってみせてよ」と言ってくれる人など話しかけてもらえました。
また歳が近いからか、私のつたないポルトガル語にも付き合ってくれて、
分かりやすいような言い回しをしてくれたり、モザンビークの文化や食事などいろんなことを教えてもらえます。
野菜栽培についても素人なので正直全然知りませんでしたが、彼らについていくことによって、じゃがいものルーツなど知らなかったことまでも教えてもらっています。
そんなこんなで、彼らは毎日8:00に畑に集まっておしゃべりをしているので、
最近はそこに加わるようにしているわけです。
そしたら先日2日続けては「会議があるから出るぞ」ということで急きょ会議に参加をしました。
会議といっても、勉強会のようなものでポルトガル語では 人がたくさん集まって話す会=すべてReuniao のようです。
1日目はじゃがいもについて、2日目はマンディオーカという
モザンビークでよく食べられる芋の育成方法について学習しました。
(とはいっても、語学力が未熟なのでちんぷんかんぷん)
本日勉強会の最後に「何を学べた?」と急にムチャ振りされて、
勉強会の一番最初に話していた「マンディオーカはブラジル・ペルーなどが原産」
という話と、「マンディオーカのビールがある」という話だけ分かったので、
その話が勉強になった!言っておきました。笑
個人的にモザンビークの会議で興味深いと感じたのは下記2点です。
①意外と勉強熱心
②会議の締め方が変わっている
①意外と勉強熱心
勉強熱心については、こちらの同僚が普段youtubeをみたり、携帯をいじったり
パンを食べていたりあまり働かない姿を見ていたので、きっと会議でもみんな携帯をいじったり、おしゃべりしたりなんか緩い感じでやるのかなとなんとなく思っていました。
ところがいい意味で期待が裏切られ、みんな真剣な表情で必死にパワーポイントの資料をノートへ写していました。
途中で携帯をいじる人もおらず、飲み物すら飲んでいる光景は見られませんでした。
彼らが学生だからということがあるからかもしれませんが、非常に勉強熱心でとても驚きました。
②会議の締め方が変わっている
会議の締め方が変わっているについては、会議の最後に急に手をつなぐように指示をされました。
そして、代表の人がなにやら今の環境に感謝していることを神に感謝している風でした。
急でびっくりしましたけど、これもこちらの会議のやり方なのかな?と興味深かったです。
最後に「アーメン」とか言っていたのできっとクリスチャンのやり方なのでしょう。
首都にいた時も隣人の愛を説くシーンで、急に見ず知らずの人と手をつなぐように求められたので、
同じような形でしょうか。
日本にいると恋人やごくまれに非常に仲いい友人くらいとしか手をつないだりしませんよね。
特に私はあまりオープンなスキンシップをするほうではなかったので、
日本ではほぼ手をつなぐなんて言うことはなく、実は首都で手をつなぐことになったときはだいぶ抵抗感がありました。
話がそれますが、こちらの人はスキンシップが激しいです。
けど、オープンなスキンシップをすると自然と仲も縮まることをモザンビークで体感し、そういうのも悪くないなーなんて思うようになりました。
日本でも社会人になってから一部の友人がそういったオープンなスキンシップをしてくるので、友人とはいえ最初のころは非常に戸惑いました(笑)
日本でカルチャーショック。
カルチャーショックといえば全然話違うけど、これ。
服の売り方で確実に商品価値落としてますよね、、。笑
「死」は身近
考えすぎかもしれませんが、「死」について日本よりも身近な存在なので、
そういったオープンなスキンシップを大切にすることによって
もしかするとモザンビークの人々は日本よりも強く「愛」や「感謝」ということを大切にしているのかもしれません。
「死」って日本にいるよりもこちらは身近です。
先日ほぼみんな午後は職場にいない、ということがありました。
モザンビーク人は日本人と比較して、怠け癖の強い人が多いといわれることが多いので(笑)、またさぼってたのかなーとか思って隣の部屋に一人いた若い人に聞いてみました。
すると、前日に急に職場でぶったおれて、そのままなくなってしまった方がいたようなんです。
ほかにも同僚のお母さんが亡くなったようで、分かれてお葬式に参加してるんだとか。
お葬式が重複するって日本じゃあまり考えられないですが、モザンビークの平均寿命も50代ということもあり、死が非常に身近であるようです。
僕の前任の方の同僚も街でカタナールと呼ばれるナタで殺される事件もあったようです。安全なリシンガといわれていますが、やはりアフリカ。。。
2、ウンコが流れない
これもまた先日発生した事象なのですが、トイレで汚物が詰まりました。
しかもこれ、自分がしたものではないと思うんです。(わからないけど)
とりあえずその日はたぶんした記憶がないのです。
だけど昨日職場から戻ったところ謎の立派なウンチくんがいらっしゃいました。
なんでやと思って、掃除するヤツでつついて流そうとしたら余計すごい悪臭が・・・
(こんなにおいのやつは自分ではしない)
話全然違うけど、自分のヤツのにおいってなんかわかりません?笑
私は自分のおならやブツのにおいわかります。なんか自分のだけちょっと違うんですよね。
・・・。
というわけで、多分違う人のブツがいらっしゃって、何度も流そうと試みたのですが、
うまく流れませんでした。
家とか壊されていないので&何も盗られていなかったので、
たぶん侵入されてウンコされた可能性は低いと思うので、下水管を通って誰かのが流れついたのかな?
また苛性ソーダで溶かさなきゃいけないのか。
でも住んでる街には苛性ソーダ売ってない・・・
と思って先輩隊員に相談したところ、
バケツで勢いをつけて流すといいよ、というアドバイスをもらい実践してみたところ、
無事に流すことができました。
けどなんであいつトイレにいたんだろう。。。
日本にいるとまずトイレが詰まってずっとウンコがいる、なんてことないですよね。笑
アフリカならではの出来事なのかなって、思います。
先輩は逆流して違う家のブツが逆流してきた事象があったようなので、そうはならなくてよかったです。恐怖
3、家事は大変
最近は本当にこれにつきます。
炊事・洗濯・掃除。当たり前ですけど自分一人でやらなければなりません。
ただ日本と異なり何が大変かというと、こちらには日本にあるような便利な電化製品はないのです。
特に一番疲れるのは洗濯。
僕はとても疲れるので週に2回しかやらないのですが、女性陣は量が多いと腕がつかれるので2日に1回とか毎日やってるようです。
手が疲れるし、終わった後はぬるぬるがさがさになるし、しぼるのは大変だし・・・って本当重労働です。
これから来る方は丈夫で安価なユニクロの服をたくさん持ってくると便利だと思います(笑)
特にエアリズムシリーズ。洗うのも絞るのも楽だし、何よりすぐに乾きます!
掃除ももちろん掃除機はありませんので、ほうきとモップがけです。
家が日本よりもだいぶ広いのと、今は乾季ということもあり何よりも砂がすごいです。
ダイニングテーブルも毎日拭かないとすぐに砂まみれになります。
だからこっちの人は食べるときにちゃんとテーブルクロス敷くのかな。
ヨーロッパの影響かな?けど、テーブルクロスを敷くだけでプラスチックの味気ないテーブルがなんかいい感じになります!笑
ほうきもつかれるけど、モップがけが力を入れてふかなきゃいけないし、これも結構な重労働です。
終わったらぐったり。
なので、平日には掃除も洗濯もできればやりたくありませんので、休日にやります。
洗濯はしょうがないから1回平日にやらなきゃいけないけど。
終わったらぐったり。最近はなぜか異様に疲れるようになったので、なんか重労働終わったら必ず昼寝をしています。
本当疲れる。
社会人時代はモンスター級の体力とか言われていたのが懐かしい。
にしても昔の日本の女性は本当に尊敬です。
モップでも疲れるのにこれをぞうきんで毎日やっていたとは・・・
そんな現状なので、少しリッチな方はエンプレさん(お手伝いさん)を雇うのが一般的です。
人件費が安いので、1か月1,500円とかで雇えるみたいです。
ただ・・・・お手伝いさんには当たりはずれがあるみたいで。
信用できる人を雇わないと、物を盗まれたり、強盗の手助けをしたりなど、トラブルも多くあります。
特に日本人は人を雇うということに慣れていない人がいないので、雇用主という立場としてお手伝いさんと付き合うのが難しいようです。
厳しくしすぎたら関係が悪化しかねないし、仲良くしすぎるとなめられる。
それで全然働いてくれないなどうまくいかないケースも多いようです。
僕は経済的に厳しいので、このままとりあえず自分一人で頑張っていきたいと思っています。笑
ポルトガル語の練習になるのはいいなーとか思いますが・・・・
次回は私の住んでいる町、リシンガについてお話していきたいと思います!!
そういえば、うどんを作ろうと思って小麦粉と水を合わせてこねたけど、
小麦粉の量が多すぎて(?)袋から飛び出て、大惨事。しかもそれを放置してたらゲロみたいなにおいしてきました。(ちょうどいま)
掃除明日やろう。
それでは、ぼあのいち~!(おやすみ)