ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

もざぴ日記13 〜久々の大都会〜

ぼんじーあ!

これはブラジル風のポルトガル語です。

モザンビークやヨーロッパのポルトガルは「ぼんでぃーあ」っていいます!

 

 

さてさて、今回はお休みをたっぷり頂いて、初めての国内旅行に出かけてきました!

がっつり12日間もお休みを頂きました。

 

モザンビークの位置関係はこんな感じ。

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ピンクの点=任地 リシンガ

青い点= マプト&イニャンバネ(今回の旅行先)

 赤い点=首都 マプト

 

予定はこんな感じ。

10/19 飛行機で首都マプトへ

10/19-10/23 マプト滞在

10/23 シャパ(めちゃくちゃ飛ばす、小型ワゴンやマイクロバス)で観光地イニャンバネへ

➡︎乗車時間うまく行って、8時間。1200円ほど

10/23-10/27 イニャンバネに滞在

10/27 シャパでマプトへ戻る

10/27-10/31 マプト滞在

10/31 飛行機で任地リシンガへ帰還

 

 

私の任地北部リシンガから首都マプトまで、飛行機で直行便はありません。(他の州都はあるのに。)

だいたい4時間ほどかかります。

日本でいうと、沖縄くらいに首都がある感覚なので、釧路から那覇へ行くみたいな感覚ですね。

 

 

 

しかもめちゃ飛行機代が高いんです。

 

モザンビーク航空って割と外国人から悪名が高く、サービスは悪いし、機体は古いし、機内食はまずいくせにかなり運賃が高いというクソみたいな感じです。

 

ちょっと危ない航空会社ランキングにもランクインしてるし、まじでどういうこっちゃ。

 

リシンガからマプトまでは往復で26,000円ほどかかりました。

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北部からだと長距離バス移動禁止なので実費を払い、めちゃくちゃ高い飛行機に乗ることが必須です(治安の関係で、陸路移動禁止)

普通北部の隊員は、99%歓迎会には参加しないのですが、今回は事情があったので参加して来ました。

 

今回の目的はこちら。

 

1. 新隊員歓迎会

2. 首都で必要物品補給

3. 首都でおいしい外食堪能

4. ビーチが綺麗な観光地へ

 

1.新隊員歓迎会

これがメインイベントです。

首都にはドミトリーと言って、隊員が格安で泊まることのできる宿があるので、そこでお世話になります。

 

今回はドミトリーの庭で、テーブルを出して簡単な日本料理を作ったり、ピザを焼いたりして、ホームパーティー風の新隊員歓迎会をやりました!

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普段任地のリシンガではあまりアルコールは売ってない&経済的事情で控えてる

こともあり、本当に楽しく飲むことができて幸せでした♡

 

今回きた新隊員さんは4人ですが、皆さんいい人そうで早く仲良くなりたいなと思えるような方々でした。

 

前日からの買い出しや、今回作るメニューを考えたり、首都に住んでる主導してやってくれた同期隊員には感謝の嵐です。

 

(僕は料理ができないので、主にカレー混ぜたりマヨネーズパンに塗ったりと。雑用でしたが)

 

 

2.必要物品調達

これ、意外と大事なことなんです。

リシンガは田舎町なのでほんとものが少ないです。またはスーパーにはあるけど、めちゃ物価が高かったりするんです。

 

今回の狙いはいくつもありますが、主に日用品。

フルーツグラノーラや、ハチミツ、即席麺、濾過器などなど。

 

フルーツグラノーラやハチミツはリシンガにもありますが、マプト(首都)の1.5倍から下手したら2倍とかします。

安いし品揃えいいし、ほんとビックリしました!やっぱり首都はすごい。

 

 

しかもドミトリーや事務所の周りに2ヶ月前は小汚い店や砂むき出しの道だったのに、いつの間にか小洒落た店が増えて、歩道も整備されて、街路樹が伐採されたり、、、

など、なんかいつの間にかめちゃくちゃ変わってました。

 

新隊員歓迎会の準備で、いろんなお店に行ってたのですが、ビタミン剤やプロテインなども売っていて、アフリカといえど首都は本当にすごい!!!

と感動を覚えるとともに、首都にずっと住んでると僕が味わっているような感動を感じられないのは少しかわいそうだな、とも思ったりしました。

 

 

最初の1ヶ月は首都に住んでいましたが、どうしても日本と比較してしまうし、アフリカなので治安は悪いし、インフラは行き届いてないし、などの理由であまりいい印象はありませんでした。

おまけにアフリカ感も感じられなくてつまらなかったし。

 

 

けど、任地リシンガはもうほんとにアフリカ。

アフリカ感しかありません、良くも悪くも。

靴や髪の毛など全てが砂で真っ茶色になるし、南ア系の大きなスーパーはないし、外食できるレストランは少ないし、物価が高くモノが少ないし、、、、

 

と愚痴をあげればいくらでも出てくるのですが笑、そんな任地にいるので、マプトの衝撃や感動がとても大きく、それは幸せなことなんだと感じることができました。

 

 

3.首都で美味しい外食を堪能

これもめちゃ大事な楽しみの1つでした。

リシンガの外食って、ほんと少ないんです。

 

 

モザンビーク料理のただ鳥を焼いてご飯添えました、てきなやつ以外には

ポルトガル料理の高いところ、ピザ、ステーキ、街1番のホテルについてるレストラン

くらいしかありません。

 

 

ふんわりオムライスとか、美味しいパスタとか、中華料理とか食べたいよー

 

中華ですらないんです。怒

 

 

あ、話また飛びますが、

前日誕生日だったので、街1番のホテルについてるレストランに食べに行ったんです。

首都に来る予定の2日前。

 

食べたのは内陸にもかかわらず、珍しくあったエビを使ったカレー。

 

とてもとても美味しかったです。街1番のホテルだから雰囲気も良さげだし、割とすぐに料理出てきたし。

中盤から謎にホテルだけ停電して、懐中電灯でご飯食べましたが、それはご愛嬌。

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基本てきにレストランで頼んでから待つのが1時間のリシンガにおいて、30分で出てきたので感動したのですが。

以前3時間くらい待たされたこともありました。マジでどんな調理をしてんのか見せてもらいたい

 

 

話またそれましたが、多分エビカレーにあたったんです。

 

それもずっと楽しみにしていた首都行く日の夜明けに。

 

吐き気も下痢も止まらず、発熱もし、まさかの38.4度。

任地訪問に行けなかった時と同じやないか。

 

いい歳して、遠足前日に楽しみにしすぎて熱出る子供です。

 

 

けど、飛行機代も大枚はたいて払ってるし、ここで休むわけにも行きません。

ほぼ全く荷物の準備すらしてなかったので、めちゃ体調悪い中、朝にパッキングをし、タクシーを呼んで、飛行機の中でもめちゃ体調悪かったですが長旅を経てなんとか首都に着きました。

 

けど、下痢など出すものを出さて、安静にしてたら治ったのでよかったです。

新隊員歓迎会ではいつも通りとはいきませんでしたが、美味しくお酒をいただくことができました。

 

 

 

そんなわけで、外食できるところは少ない&サービスが悪い&質が悪かったりするわけです。

 

だから首都で予定を詰め込むことが楽しいこと楽しいこと。

中華を食べに行ったり、モザンビーク唯一の日本人がやってる日本食を食べに行ったり、JICA専門家(ボランティアより高度な内容を指導する人)の家に行って、日本食ご馳走になったり、アジアン料理を食べに行ったら、お酒をたくさん飲んだり。

 

 

何が1番楽しみにしてたって、

実はモザンビークでは寿司を食べることができます。

 

日本や南アの寿司に比べたら、ほんとにまずい代物なのですが、個人てきにはサーモンの刺身がとても美味しいのでほんとに楽しみにしていました。(まだ行けてない) 

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観光リゾート地のイニャンバネから首都に帰った時に、もう残っていないなけなしのお金をはたいて、やっぱり行こうかなーなんて考えています。

 

食べ放題ってのがほんとに嬉しい。

1人で行ったら寂しいかな。。。

ただ米がパサパサでめちゃまずいんですよね。あれマジでどうにかしてほしい。

 

 

そんなこんなで今はイニャンバネを楽しんでいます。イニャンバネは南アから観光客殺到するトーフービーチや、海鮮がとても有名なので、今日もこれから堪能してきます!

 

イニャンバネについては次回の記事をお楽しみに!

 

 

今回のポルトガル語講座は「すみません」にします!

こむりせんさ!

と、いいます。

 

英語で言う、えくすきゅーずみー、にあたる言葉で少し人に退いてもらうときや、店員さんを呼ぶ時に使ったりします!

 

ではでは、あてあぷろっしま〜!