ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

もざぴ日記14 ~モザンビークの観光地~

Olá!

先日旅行に行ってから、だいぶ更新が遅くなってしまいましたが、
前々々回(笑)の投稿に引き続き、旅行について記載していきたいと思います。

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イニャンバネへの行き方

 

今回はモザンビーク屈指のリゾート地イニャンバネについてです。
イニャンバネには首都マプトから飛行機とシャパというハイエースを改造した車で行くことができます。


モザンビークには高速道路なんて、そんなしゃれたものはありませんが、
首都マプトから一番北にある州のカーボ・デルガド州まで続く一号線があります。
この一号線が実質高速道路見たくなってますね。

なんかちょくちょくなぞの料金所もあるし。
とにかく高速道路並みに140キロとかおんぼろ車が平気で飛ばしていきます。
イニャンバネまでは飛行機だと1時間弱、シャパだと8時間です。

 

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ピンク点⇨任地 リシンガ

青い点⇨観光地 イニャンバネ(今回のトピック)

赤い点⇨首都 マプト(前回の話)

 


ご存知のように貧乏人の私ですので(笑)
シャパで8時間かけて、同期のいるイニャンバネまで遊びに行きました。
お金は700メティカイス、大体1,200円ほどです。

4泊5日でイニャンバネへ行ってきました。

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※写真は休憩で道端にとまるたびにシャパに物売り来る様子


イニャンバネでの目的

 


1、同期の家・職場・活動内容見学

同期宅について


4泊すべて同期隊員の家に泊まらせてもらいました。

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この同期隊員の家。
イニャンバネが観光地のため、長期滞在する欧米人や南アフリカ人が多いということで、同期隊員の家はそういった外国人のために貸し出す家のため、なんと協力隊にしては珍しく電子レンジや冷蔵庫、オーブン、エアコンなどの家具備え付けに加えて、
シャワーはお湯が出る!!!!!!

 

なんだよ、これ日本とかわらねえやん。怒

 

そう、とてもいい環境なのです。
貧乏人の私は家だけ渡されて家の中は何もない空っぽだったのにこの差・・・涙目
そういうところで格差は生まれていきます。。。

 

同期の職場・活動先見学


イニャンバネにきて3日目に同期の活動先と、活動のため地域の物産展をやるとのことで一緒に参加してきました。


活動先の職場を視察した後、州都のイニャンバネ市からマイクロバスに乗ること2時間。。。物産展をやる会場へ到着しました。

ここでは地域の特産の品(主に農作物や、ヨーグルト、お酒など)を販売して、
イニャンバネ州の各地域にどんな名産があるかを広めるための会のようでした。


9時か10時に始まるということで、7時ごろから行ったときには
すでに多くの女性が物産展に来るお偉いさんと来場者にふるう舞うための食事の支度をしていました。

僕らも準備のお手伝いなどをしようともらったのですが、料理の手伝いをいろいろしようと思ったけど、使い物にならず結局おしゃべりしてただけになりました。 。。

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その中に協力隊の先輩が混ざってから揚げをふるまうということで準備していました。
ほかのモザンビーク人に「あの子が日本食作ってるよ」と、教えてもらわなきゃわからないくらいになじんでいました笑

 


物産展にはウサギや、カモ、いろんな種類の鳥、ネズミなどがいたのですが、
まさかのこれらも食べるために売られてるとのことでした。ペットとして持って帰りたかった。
小学生の時によくウサギに草を上げたりして遊んでたことを思い出し、
モザンビーク人のちびっこと一緒に草を上げて遊んだりしてました。

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そんなこんなで12時・・・。全然会が始まりません。
もう帰ろうかなと思ったら、ようやくメインゲストのゴベルナドール(州知事)がきて視察をしていまいた。
ゴベルナドールが来たせいで、視察来る順番はあとにもかかわらず、店のヤツが野菜を売ってくれなくなったり。。。。売れよ怒

 

モザンビークは非常に縦社会が強いので、偉い人が絶対の権力となり、
みんな上の人の顔色しか窺っていないのです。嫌な世の中ですねえ。。。。。

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※背が高いのが州知事

 

そんなこんなで会場の料理提供や片付けなど会場運営をする隊員以外で、「もうあきた!」ってことでイニャンバネの隣町のマシシへ行ってきました。

 

2、イニャンバネ・マシシ市街散策


イニャンバネ州一の繁華街 マシシ市

sイニャンバネ市が昔ながらの落ち着いた伝統がある高級住宅街のある旧市街とすると、
マシシ市はお店や銀行などが集まる商業の中心地的な新市街です。


ケンタッキーも海沿いにあったり、海沿いの道にはヤシの木が生えてランニングにちょうどよさそうな舗装された道、お店もたくさんあり、ゴミや汚い感じもない。

 

僕はマシシがとても気に入りました笑

 

 

なんだこのリシンガとの差!!!!!!!

 

 

声を大にして言いたい。
マシシの海沿いの道とケンタッキーを見た時にハワイかと思いました。
(リシンガに住んでると小さいことにいろいろ感動を覚えられることがいいこと。笑)

 


こちらで名物の海鮮を食しながら、ケンタッキーも買って、生ビール!!!
それも平日の昼間からw そんな幸せなことある!?
と幸せな時間を過ごしました。

 

商業都市マシシから伝統都市イニャンバネへ戻るには海を隔てているため、船しかありません。

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なんか海を隔てて二つの町が栄えてるあたりもなんだかトルコのイスタンブール見たいですねえ。
イスタンブールみたく、同じ町として機能しているわけではないですが。

 

ちなみに以前にここに橋を架ける計画があったそうです。
しかし、マシシの貧民たちが伝統あるイニャンバネ市に入ってくるから、ということで
イニャンバネ市民の猛烈な反対があったそうです。
それでなくなったとか。

 

東急線某路線の埼玉と神奈川をつないだ時の論争をほうふつさせますね。笑

 


それはおいといて、船に30分ほど乗らなきゃいけないのですが、この日が激しく風の強い日で。どんぶらこどんぶらこ激しく船も揺れました揺れました笑

 

船では履いていたサンダルを船底に落とすという失態も起こすし、この船はもうあまり乗りたくありませんが、陸路だとだいぶ迂回しなきゃだし・・・

 

 


とりあえずマシシに住みたいことだけはわかりました。笑

 

 

 

 イニャンバネ州の州都 イニャンバネ市


イニャンバネ市街はほぼ高級住宅街の中にあるので、周りの家はおしゃれなかわいらしいカラフルで大きな立派な家ばかり。街並みもきれいで治安も安全でまさかの同期隊員の家にはドアに鉄格子がありません。(ふつうはドアの外に鉄格子がある)

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ゴミ捨て場も日本のようにゴミを捨てる専用のボックスみたいにが各地に設置してあります。任地リシンガや首都マプトのように道端にゴミが大量に捨てて合って、そこに野良犬がハイエナのように食べ物をあさってる・・・⚡なんてことはありません。

 


野良犬がうようよいる、ゴミをあさってることがモザンビーク来てから一番のカルチャーショックかな。

あと歩いてるだけでほぼ100%強盗に襲われる道があること。笑
(薄暗い汚らしいところじゃないのに。むしろ海が見渡せてきれいな道)

 


イニャンバネは海に囲まれた街なので、5分も歩けば海があります。
静かな波音を聞きながら夕陽を見る・・・そんなために、海沿いの道にはベンチも設置してあります。
なんやねん、このおしゃれさ怒怒

 

街の中心地へ行けば立派な教会と任地リシンガより物価が安く種類が豊富な市場があります。


ただ一つ言うのであれば、イニャンバネは蚊が多い。


なんでなんでしょう。海水から蚊は生まれないと思うんだけど・・・
任地リシンガは標高が高いためか、蚊はほとんどいないので、大量に家にいたのは少しビビりました。

 

 

3、イニャンバネ随一の観光地 トーフービーチ


トーフービーチへは、イニャンバネに着いた2日目と4日目に行ってきました。

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自称トーフーの観光親善大使と名乗る、先輩隊員と合流しシャパでイニャンバネ市街から1時間弱で着きます。

トーフーはとても有名な観光地だったので、もっと壮大な感じで観光地感出してくる大規模な街だと思っていましたが、規模はこじんまりとしていて、レストラン回ってハシゴするのも、海でわちゃわちゃするのも、宿泊するのも、買い物をするのも。

コンパクトでとても気に入りました!

 


一緒に行った同期隊員と親善大使はずっと海を見ながらビールを飲み続けていたようですが、僕は一人で海で波に足をつかりながら遊んだり、近くのレストランにあったピアノを弾いたりしていました。


海風の入ってくる白いバルコニーと海を見ながらピアノを弾く。


とても気持ちいい環境でした。

モザンビークにピアノ自体がほとんどないのですが、ここにあったのは電子ピアノではなく生ピアノ。
楽譜見ないで弾ける持ち曲はもうはや全然ありませんでしたが、気持ちよく弾けました。

 

 


もうその時点でトーフーにもはまりましたwww また来たい!

 

 


近くにあるお土産屋さんも、首都マプトやほかの都市にもないような独特のお土産なども売られており、とても魅力的だったのでついつい買いすぎてしまいました。。。


また、トーフービーチからは少しシャパに乗っていかなくてはいけませんが、伝統布のカプラナをつかったハンドメイドのカバンやポーチなどの雑貨を外国人向けに売っている珍しいお土産屋さんもあり、僕もカバンとポーチを買ってしまいました。

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首都マプトにもこの店の支店があるようなのですが、そこは値段が倍するし、観光客の白人がバカ買いしていくためあまり商品が残っていることもないようです。

万が一にもトーフービーチにくることがあればぜひぜひおすすめのスポットです!

 

 


午前は海と戯れながらの思い思いの時間を過ごし、午後はアクティビティということでオーシャンサファリをしてきました。
漁船のような船に乗って、クジラやイルカ、ジンベイザメを見るアクティビティなのですが、トーフーは基本波が荒い場所のようで、酔い止め薬を飲んだにもかかわらずとても酔いました。笑

 

しかも何かいると(主にジンベエザメ)、船から「みんなとびこめえ!」みたいな感じでうみにとびださなきゃいけないのでなかなかハードですwww


僕は体力どうこうより、船酔いがつらかったです。

船酔いしやすい方はとてもお勧めしません笑


動物も海も好きなのに、とても残念でした。しかも結構高買ったです。(2万円くらい?わすれた)


乗客は欧米人ばかりでやつらは寒さにも船酔いにも強い。w
海に潜って上がったりするので、体温奪われて寒いし、船酔いはするしもう大変でした。白人は強くてうらやましい。


キン〇マを売ってくれ


そういえばトーフーから帰ろうと帰りのシャパを待っているときに、急に隣にモザンビーク人が座ってきました。(そのあとシャパでも隣に座ってきた)
色々話しかけてきて、「何かなあ」とか思ってたら。

 

どうやらぼくの精巣を売ってくれと言っているのです。


ビビりました。

「2つあるんだし、いいジャン一つくらい。日本人の子供とのハーフ作れるから高く売れる!」的なこと言われました。


お前の遺伝子が欲しいとか言われたらまだいいけど(?)、日本の遺伝子が欲しいのかい!!!!!(そこ?)

他を頼め!、ということでスルーしました。

 

ちょっとびっくりした面白エピソードでした。


4、海鮮を食べる


これも結構楽しみにしていました。
イニャンバネ市内では、着いた最初の夜に海の見えるおしゃれなレストランに行って、
安定のエビやカニクリームグラタンなど堪能しました。

 


トーフービーチでは、生牡蠣が食べれるお店や、ロブスター、生パスタ、寿司、クリームブリュレなど、モザンビークでも珍しくおしゃれな、おいしいものが食べれるので、レストランをハシゴして回りました。

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トーフービーチの良いところはこじんまりしてて、レストランとかを廻りやすいことですが、同時に一つの店にまとまって上記のものが置いていないということがちょっと不満です笑

 

 

移動がめんどくさい!

 

寿司以外はすべておいしかったですが、(寿司は首都のほうがおいしいと思った)
特に生ガキが好きなので、堪能できたことはとてもうれしかったです。クリームブリュレも日本みたいでおいしかった。

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生ガキは過去に私が会社で働いてた時代、祝日に会社同期の友人と生ガキを食べて2人して当たって、ほぼ一週間2人して会社にいけなかったという
とても苦しかったけど今思い返せば笑える思い出のある品ですが、いまでも牡蠣は好きでついつい食べてしまいます。

もちろんのこと、こちらの牡蠣は当たりませんでしたよ笑

 


イニャンバネ名物としてカニみそグラタンのようなものもあります。
日本でも某24時間営業海鮮系居酒屋であるような品とほぼ同じ味です!
濃厚でくせになるし、お酒との相性抜群!けどコレステロールやばそう。

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※手前のやつがカニミソグラタン。ちなみにお


これ毎日食べてたら病気になりそうな病みつきの味です? こういうのが近くにある環境って本当にうらやましい!

 

というわけで、ついつい旅行の思い出のことを書いていたら長くなりすぎてしまいましたwww
リシンガに戻ってきて、10日ほど経ちましたが、いまだにぽっかり穴が開いたようです笑 ほんと旅行楽しかった・・・

 

 


と、いうわけで本日のポルトガル語教室は 悲しい(寂しい)のいいかたです

tristeといいます!
これは形容詞なので、その前に必ずbe動詞の状態を表すワードをつけなくてはいけません。

 

estarという動詞がbe動詞の状態を表すワードなので、estou triste えすとう とりすてぃ

で悲しい(寂しい)という意味となります!

 

ではでは até a próxima !