Olá!もうすぐでクリスマスですね。
ポルトガル語でメリークリスマスを ふぇりーず なたーる! といいます! Feliz natal!
こちらモザンビークは、まったく寒くないし、街中のデコレーションは皆無だし、クリスマスツリー飾っている家ほぼありません。(私の家の近くに一軒のみあった)
個人的にはコートとか、冬の装いが好きなので(デブ隠せるし)
コートが恋しいなあ、とおもう最近です。
先日、モザンビークのナイトクラブに潜入してきました。
ちなみにモザンビークは発展途上国といえども、ナイトクラブは存在します。
ポルトガル語で ディスコテーカ といいます。
暮らしている街 二アサ州リシンガ
暮らしている場所といいますと、モザンビークの二アサ州リシンガ市です。
いくら州都とはいえ、モザンビーク内の州都で最弱です。
公共交通機関なし、外人が行けるような酒のあるおしゃレストランは3つだけ。
大規模なスーパーはなし、どこにでもある中華レストランはない。
肉は自分で骨と肉を分解して、皮と毛を自分ではいで、臭みをとるために塩水につけなきゃいけない(加工肉がない) 野蛮か
など弱小ポイントはいくらでもあります。
ただし州都なので、無駄に銀行とかはあります(便利だけど)
ほかの州都は港沿いやほかの大都市に近かったりするんですけど、
リシンガだけなぜか山の上にあって、他の都市にアクセスするのも、
電車で2日がかりだったりします。(一番近い同期隊員の都市まで)
日本でいうと、沖縄の那覇に首都があって、
リシンガは北海道の網走市や根室市適な感じかなって思ってます。
外れてる感はまさにそんな感じです。(網走と根室の方すみません)
けどそんな場所なのにちゃんとクラブがあることにちょっと感動を覚えました(笑)
モザンビーク田舎のナイトクラブ
そもそもなんで今回クラブ行くことになったかといいますと、、、
職場の同僚とある大雨の日、家に帰れなくなって職場でおしゃべりをしていました。
こんな会話から行くこととなりました。
同僚:「おまえ、日本製のいいゴムは持ってきたのか?(急)」
私 :「もちろん」
同僚:「モザンビークに来て使用したのか」
(もちろん使用する機会も人もいない・・・)
私 :「・・・・・。」
同僚:「そのゴム使わないともったいないだろう」
私 :(もったいない、という意味がわからない)
同僚:「今度の土曜日、クラブのイベントがあるけどいかない?かわいい女の子いっぱいいるぞ♡」
私 :「(特に何も考えず)いくいくー!」
という謎の流れで今回のクラブに行くことが決定しました。
( ,,`・ω・´)ンンン? なんだかなあ
私自身ナイトクラブは好きなわけではなく、(ダンスやロック音楽が苦手)
今回の記事として紹介するため、好奇心、同僚との交流という3つの目的のために行きました。
行く直前まで詳細が不明
しかーし。そこはモザンビーク人。
誘ってきたはいいけど、その後詳細な連絡がありません。
前日の会話もこんな感じ。
同僚:「明日ディスコテーカね!チャオ!あてあまにゃー(また明日)」
私 :「いやいやいや!明日何時にどこ??」←店の場所も知らない
同僚:「・・・・」
同僚:「お前の電話番号教えろ」
というわけで、電話番号だけ交換して終了。
マジ適当だなーとか思いつつ、私も適当なので、まあなんとかなるか、てきな
軽いノリでいました。
迎えが来ない
当日。
午前中は健康のためのランニングをしたり(そのためにわざわざランニングウォッチ購入)
家事をしたり、先輩にカレーを食べさせてもらったりと、
わりかし充実した半日を過ごし。
ちょっと疲れたので、夕方過ぎ(17:30くらい)までお昼寝していました。
後から考えるとこれからの長い一日に備えるためにこの昼寝本当に良かったなあと。
リシンガというモザンビークいちの地方都市に住んでいるわけで、
21時過ぎると歩いている人ほとんどいません。
だから19時とかに行って、22時とかに終わるだろうと甘い考えでいました。
まあそもそも論、クラブのくせに22時とかで終わるわけないですよねwww
来るのかな、来ないのかな。とか思いながら、時間の約束は破りまくりのモザンビーク人ですが、ばっくれたりするなどの、ドタキャンはほぼありません。
そういうところは日本人よりまし・・・?
けど、唯一家のことをお世話してくれる事務の同僚が約束破りまくるから、
あいつだけは許せない。ほんとクソ。
ドタキャンはほぼないので、ちゃんと髪型を整えて、
服もそれなりのものを着て、準備を整えていました。
19時
20時・・・
21時・・・・・・
同僚からは何の音沙汰もありません。
元々、クラブが大好きでめっちゃ行きたい!というわけではなく、興味だけで行こうとしていたので、まあ来ないなら来ないでいいか、ということで(受け身スタイル)
連絡もせずに、21時過ぎた時点でもう来ないものと思い、あきらめていました。
酒のむ気でいたし、もう家で飲んでしまえ!と思って
ナミビアにいる同期隊員と電話しながら二人で赤ワインを飲んでました。
お酒は好きだけど、めったに家で一人では飲まないのです。
やっぱ酒は好きな人と飲むから楽しい。
半分以上一人であけた、22:30頃・・・
同僚:「ぼあのいちー!」
家の外から声が聞こえるような・・・
一瞬動きを止める・・・・おびえ
(ひい、本当に来た・・・)
いやいや、ぼあのいちじゃねえよ、何時だと思ってんだよ、とか思いましたが
やっぱり一般的なクラブの時間を考えたら普通の時間ですよね。はい
慌てて支度を整えて出発。
いざ、ナイトクラブへ
クラブは家の本当そばにあり、車で5分です。
最初はバーで飲んでから行くとのことだったので、トタン屋根のとても開放的なテラス(笑)のバーで飲みました。
ワインを一人で半分以上開けてしまったし、ここは標高1,300メートル。
おまけにリシンガはイスラム教徒が多いので、お酒を売っている場所も非常に限られており、普段はほぼ全くお酒を飲みません。
そんなわけでなんかお酒回ってきてやばそうな気がしたので、
ちょっとセーブ気味に飲みました。ビールもったいない。
バーでは同僚の友達なのか、ただノリが良すぎてその場で友達になった人なのか知りませんが、謎の若者集団にあいさつして、おしゃべり。
けど昔の留学時代みたいに積極的に言葉を聞きとろうとしないで、気づいたら会話からぬけてぼーっとしてる。
よくないですよね。。。
なんか社会人時代で(?)、言葉を右から左に流す技を身に着けてしまったらしく、
自分でも知らない間に会話から脱落。
きづいたらぼけっとしてる。
僕は公園でぼけっとしてる、ぼけ老人か
12時過ぎになって、ようやくクラブへ移動しようってなりました。
だいぶバーにいたなあ。
クラブの見た目はそこそこいい感じで頑張っていて、サーチライト?で怪しくムーディーに照らしていたり、布とかでいい感じにデコレーションしてあったりしました。
入場料は400メティカイスでした。(約700円)
いつも野菜を買いに行くマーケットのすぐ隣にあるのですが、これがいつも通ってる昼間の道とは見違えるほどムーディーになっていて本当にびっくり。
人間やればできるんだなあ。
リシンガにはクラブの施設?が3つほどあるらしいのですが、
どこも常設クラブではないらしく、この日はリシンガいや二アサ州全体から人集まってきたんじゃないかくらい車と若者たちがいました。こんなに二アサに人いたんや。。
イラリハット
バーで飲んでいたビールを持ってクラブ入場しようとしたところ
警備の人に持ち込み禁止ととめられました。
まあ、当然ですよね。クラブの中でお酒を買うことは常識っちゃ常識。
けど、ちゃんと取り締まっていること感動しました。意外とちゃんとしてる!w
けど、同僚はなぞの警備員の抗議。
いやいやクラブってそういうものやろう。と思っていたら・・・
同僚「よし、服の下にしまいこめ!」
いやいや、警備の人目の前に、それやってもばれるでしょう笑
しかもあきらかもっこりしてるし。
もちろんのこと警備員に入場断られたので、ビールを飲み干してから入場することにしました。(当然)
ところが、同僚が目を付けたらしい女の子2人組がチケット売り場のところで
そわそわ?していました。
嫌な予感がするなとか思いながら同僚が話しかけていました。
予想的中。
チケット代がなくて入れないらしいのです。
いやいやいやそこまでしてクラブにくんなよ、と声を大にして言いたいですが、
そこからがいらっとポイントです。
予想してたけど。
同僚「よし、おまえ(私のこと)100メチ(200円)だせ」
いやいやいやいやいやいや。まじでおかしい。
おまえが目をつけてるんだからてめえが払えよとか思い、ちょっと不満そうにちょっと払うのをしぶってましたが、聞き取れなかったけどなんかいろいろ小言をいわれ。
仕方なく出しました。
あーあ、こういうのがよくないなあ。
金額どうこうではなく、なんかこういう日本人は金持ってるスタンスが腹立つ。
まあお迎えからバーの中でもいろいろ気を使って話しかけてくれたり、
職場でも、なかなかしゃべる機会がすくなくポルトガル語が上達しない僕に積極的に話しかけてくれる人だし・・・・・・・・・・・・(必死に正当化するw)
そもそもその前のバーでビール全おごりだったので、なんか反論しにくかったのです。
結構JICAボランティアで現地人におごってあげるのとか多いらしい。
じゃないと飲む機会あんまりなさそうだもんな。
いくら同僚にバーでビールおごってもらったといっても、
絶対あのおんぼろ掘っ建て小屋バーの値段、クソやすいだろ、とか思うけど
正当化した理由で何とか自分を丸め込めました。
ナイトクラブの中の様子
中に入ると意外と普通の雰囲気のクラブ。
クロークとかはありません。
天井に卵パックが張り付けてデコレーションしてあったり、クラブというよりはただの大きい部屋っていうのを除けば
ちゃんと小さいけどラッパー用?DJ用?のステージはあったし、ミラーボールやバーカウンターなんかもありました。
服装もやっぱり今まで行ったことあるクラブとかに比べると、
みんな普段着感でした。もちろんパリピ系の服の人もいましたけど。
こんなのリシンガ人どこで買ってるんや。。。
雰囲気もすごいみんなで「もりあがってるか!?」「うえぇーーーい!」
みたいな感じではなく、踊りたい人は中央の舞台のそばで体を動かし、
部屋のわきや後方の入り口近くではしっぽりおしゃべりしながら立ち飲みしてるみたいな感じでした。
メイン立ち飲み?
すこーしだけ白人のおじさんおばさんたちもいて、踊っていました。
たのしいのかねえ、あの年で。あの人たち。(失礼)
リシンガによくいる金持ち層であるインド人たちはあんまり見かけませんでした。
意外とモザンビーク人の盛り上がりも2時3時とかになってくると落ち着いてきて、
まあなんとなく音楽に合わせて踊ってるけど、
白熱熱狂って感じではありませんでした。。。さすがに疲れたのかな、、、
(それかもともと白熱踊り狂う感じではない?)
とか思ってみてたら3時頃に、VIPみたく頭から布を被ったなんか謎の二人組が
SPみたいな人たちとステージのほうへ。
なんと首都から有名人がはるばる網走リシンガまで来たようです。
金かけてるなあ。
それからの熱狂は復活。
興奮しすぎて、一般のモザンビーク人がステージに3人ほど登って、有名人に抱き着くという
日本だと追放されそうな事態が起きてましたwww
さすがに警備員に引き離されてたけど。
スターのモザンビーク人も嫌そうな顔してましたね。
そのあと、一般の人たちなのか、クラブの人たちなのかよくわかりませんが、
舞台下の中央部分で4~5人くらいがお得意の卑猥な動きをするダンスをしだして、
それもまわり含めてすごい盛り上がってました。
やはり、エロは世界を救う
私自身は全然踊りに興味ないので(笑)
(だるいなあ、何時に終わるのかなあ)
なんてそんなことばかり考えていました。
4時過ぎになって、「5時に終わる」とは言われてたけど、
本当に5時で終わるかも謎だし、なんか部屋のなかめっちゃあついし
あつくて一時間も待つのが耐えられなくなって、(なんかきれそうになってきた)
一人で先に帰ることにしました。(自己中)
同僚が心配してタクシーで家まで送ってくれる、と送迎してくれたのですが、
いやいやタクシーで5分の距離だぞえ
まじでいらないww
しかも同僚はクラブに戻るから戻る分含めた往復のタクシー料金請求されたし。
今月は今週末にマラウイ湖のコテージいったり、年末モザンビーク世界遺産の島に行ったり、マジで死ぬほど金欠なのに!!!!!
キーーーーーーーーーーー
そういえば早くも年末ですね。
まだ今年一年振り返るのは早い気もしますが、振り返るのを忘れそうなので、
次回あたりのブログで振り返ってみたいと思います。
小ネタ 男同士で手をつなぐ!?
そういえば、小ネタですが、モザンビーク人は男同士でも手をつなぎます。
日本じゃなかなか考えられないですよね。
よく見るのは、老人と介護する?若い男の人同士ですが、若い男の人同士でもそこそこいます。
上海にいた時に女性同士ならそういうのは見たことあったのですが、男性同士の手つなぎを最初に見た時に、びっくりしすぎて凝視してしまいました笑
けど、日本の時自分とこの人友達かな~とか思うことは多々あったので、親友とかの証に手をつなぐってのはありなのかなーとか思ったりしました。
実際に肩くんだりとかスキンシップとってたら、精神的にも友人関係が親密になるって感じもしますし。
けどこの写真の二人は結構ガッツリつないでいるような・・・(^_-)-☆
では、あて あ ぷろっしま~