ノピとモザ

2017年7月からモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして赴任します。思いついたままに備忘録のような形でつらつら気ままに書きます。

もざぴ日記30 ~モザンビークのゴミ処理場~活動見学②

ご無沙汰しております。

Há quanto tempo!! Eu estava doente....

そうなのです。病気でした。

それも原因不明の。笑

 

ようやく快方に向かっており、だいぶ良くなったので先日久々に活動に来たのですが、

「おまえまたいなくなったけど、また旅行!?」と。

言われるので最近うざくなってきました。

 

「病気だったら電話いれなさいよ!」

そうじのおばちゃんだったり、所長秘書のおばちゃんに怒られたりしましたが。

これは愛情だとおもってよいのですよね。けど結構うざい。笑

 

そもそも誰に連絡するんだし。

 

第二に連絡したところで絶対このおばちゃんたちまでは情報伝達しないから、結局同じこと言われる流れになる。笑

 

 

さて、三月中旬に同じ任地の先輩隊員が2年間の活動を終えて、任地を引き上げて首都へ行きました。帰国直前の隊員は2週間ほど最後のあいさつ回りや、書類手続きの関係上で首都に滞在することとなります。

昨日首都へ先輩隊員が引き上げるということで、引っ越しの手伝いやもらうものを引き取ったり、最後のお別れ会を実施したり、先輩隊員の2年間の活動報告を聞きに行ったりとなかなか忙しい日々となりました。

 

そんなこともあってなのか。見事に体調を崩してしまったわけです。

ちなみに同じ任地のもう一人の先輩隊員も同じ体調不良になっていたので、もはや一緒に何かに当たったのか、二人とも壮行会の準備が終わってホッとしたのか・・・

 

 

とにかくそんなこんなでてんやわんやでした。

先輩隊員が帰国する際には思い出の写真やビデオレターを入れたムービーを後輩隊員が作成して、先輩隊員へプレゼントするのが半ば行事のようになっており、

そんな準備で忙しくしていたからなのかな・・・よくわかりません。

 

 

 

活動見学(環境教育)

さて、本題です。

だいぶ日にちが開いてしまってもはや忘れてしまいましたが。

 

先輩隊員の活動の見学として、首都マプトにある最終ゴミ処理場と、先輩隊員が働く事務所を見学させてもらいました。

 

 まず先輩隊員が活動している事務所を見学して、所属長とあいさつし、どのようにマプト市がゴミの対応をしているかについて説明を受けました。

 

ITとのコラボレーション

一番驚かされたのがITネットワークを利用したゴミ捨て場の情報共有についてでした。

近隣のゴミ捨て場のキャパを超えたと判断すると発見した近くの住人が専用のアプリを使用して、

「〇×のゴミ捨て場はすでに120%の許容量なので、すぐにゴミを回収するように」

というような伝達ができる仕組みとなっています。

 

またそのあと、ゴミ収集車で回収するとすぐに回収したフラグを立てるので、マプト全域でどこがゴミがたくさんあって、どこから回収するべきかを瞬時に把握することができる素晴らしいITツールがありました。

 

実際にそのデモンストレーションを見せてもらいましたが、、、

いや、アプリというかこの仕組み自体は非常に素晴らしいです。

 

 

ただ・・・・

どこまで住民に浸透しているんだよという。もしちゃんとこの機能成り立っているなら、街からゴミ消えてますよね?相変わらずゴミだらけですけど・・・・

 

ですが、そういった先進的な取り組みをしている、ということで非常に驚かされました。

これがもっと地元に根付いていくと非常にいい仕組みだと思いました。

 

 
Huleneマプト市最終処分場

Hulene最終処分場は、マプト国際空港に隣接しているマプト市内の全てのゴミが集まっている17ヘクタールの処分場です。
焼却処理などは実施されておらず、すべてオープンダンピング(埋め立て)処理を行っています。
24時間稼働しており、ウエストピッカー(ゴミの中から有価物(プラスチック・金属など)を取り出して生計を立てたり、収入を得ている人)が一日中出入りしています。
1970年代から搬入を開始しており、現在は許容量を超えていて10m以上もゴミを積み上げている状況です。

(環境教育隊員のメールより拝借) 

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ここにも書いてある通り、ゴミをずっとひたすら積み重ねられています。

日本のように埋め立てにしたり、焼却処分をするためには費用と技術が必要なようで、モザンビークにはどちらもないため、埋め立てで放置しているとのことでした。

 

通常は穴が掘られ、そこにゴミが入れられていくような流れのようですが、ここの施設は穴など掘らないでそのままの土地にかなり積み重ねていて丘のようになっていました。
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当然のことのように隣には民家があり、裏には空港があります。
空港にいて「臭い」と、感じたことはありませんが、隣の民家や近くに大きな幹線道路があるのですが、通るとかなりの異臭がしてとても臭いです。
 
そして、これまた当然のことのようにゴミをあさって、そこからいろんなものを仕入れて生活している人々がいます。
売り物になりそうな金属製品やプラスチック。
 
そして腐ってしまっている残飯を簡単に調理したり、そのままその場で残飯を食べているつわものたちまでいました。
凄まじい匂いと衝撃の光景でした。
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ゴミの上で当然のように料理をしたり、暖をとるために(?)に火を起こしていましたが、これ引火したら大変だな、と心配になりました。
 
 
 
ゴミ処理の深刻な問題

そしてこの積み重ねによる問題はまだまだあります、、、。
ただゴミを積み重ねているので、ゴミの重さで圧迫されてゴミから水が漏れ出てくるそうです。
その水を逃がすためにゴミの丘と丘の間に谷のようなものが作られ、はるか下のほうに水が溜まっている場所がありました。

そして当然のようにこの自らも悪臭。隣にはもちろん民家があります。

 

この谷にいつこのごみたちがくずれるかもしれない恐怖。そして雨が降った時のおそらく凄まじい勢いで流れ込む汚水。ゴミを拾って生計立ててる人たちが巻き込まれたらおそらくひとたまりもありません。

 

 

2月は非常にマプト市内で大雨が続いたことからこのゴミ山が崩れ、多くの人が亡くなるという悪夢のような出来事が起きました。
 
日本からもこの事故を受けて、ゴミ処理についての?専門家が来るとか来ないとか。
それで抜本的な解決になるとは思いませんが、少しでも良くなればいいです、、、
現状はこのゴミ処理場がもう許容量を超えているので、次の捨てる場所を探しているそうです。
焼却場購入しようよ、、、
 
 
このような環境で生計を立てている人がいるのも問題ですが、衛生問題、環境問題がとても深刻だと思いました。
日本だとダイオキシンとか公害とかは「社会」の時間に習う歴史の勉強であり、現代の問題の迫った問題である認識は薄いと思います。。
 
実際に目の当たりにしてみると勉強していたよりもかなりのインパクトと衝撃がありました。
 
 
気持ちだけのリサイクル
ゴミ処理場のすぐ裏にあるリサイクルセンターにも行ってみました。
リサイクルセンターといっても、本当に「気持ち」リサイクルしていますという感じで、働いている人の合計が10人もいないし。
 
やるきなさそうなおばちゃんたちが4人くらいで手作業でプラスチックのゴミ(主にペットボトル)を洗ったりしていました。
 
あとはビニールごみを圧縮してまとめたりとか。これらはモザンビークの衣類メーカーに販売するそうですが、そもそもこの国メーカーが全然ないですからね・・・
 
そりゃ需要ないですよね・・・・
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と、こんな感じで活動見学は終わりました。
ゴミ処理場に行ってみて感じたことは、
「あ、これが社会の教科書で習うやつだ」
というのと耐えがたい想像以上の悪臭でした。
 
今まで何も考えずにゴミを捨てていましたが、日本のように分別を家出して、当たり前のように処分される国とは異なり、ゴミ問題は本当に一国の大きな問題なんだと改めて感じることができました。
そして分別できる日本人はすごい。
教育が行き届いていて本当にすごい、、
 
 
ポルトガル語が分からなくて、結構よくモザンビーク人が言っていることがわからなかったのですが、だいたいそんな感じです。。。。
時間がたってしまってあっさりの内容ですみません笑
 
今までブログを書くのだいぶお休みしていましたが、また今日から頑張ります!!
 では、あて あ ぷろしま~~