モザンビーク人の食べ物への執着 〜もざぴ日記40〜
今日はモザンビーク人の食べ物への執着心がとてもすごい件について記載したいと思います。
昨日の出来事です。
13:30からニアサ州の州知事と会議がありました。
ゆうて会議という名の、州知事が一方的に演説するような、聴衆がたくさんいる演説会場だと思うのですが、そんなものがありました。
今日は州知事に会う!
今日は外にお出かけする!
と、いうことで同僚たち(特に普段外出できないおばちゃんたち)はうきうき。
いつもはあんまり化粧してないのに、ばっちりメイクして、素敵なワンピースまできて来ているかんじでした。
ぼくとしては内心、
「娯楽もないし、きっとこういうことを楽しみに毎日暮らしてるんだなあ」
と感じ、ぼく自身も普段の職場の感じとは違うし外出を楽しみにしていました。
職場は農業研究所なので、所員の特に研究したり収穫したりする人たちは大体10:00くらいまで畑で働いてあとはもうフリータイムです。笑笑
一応定時が15:30なので、そのあとおしゃべりタイムとかしながらゆっくりと過ごします。
最近ぼく自身がムービー編集にはまっており、以前マラウイ旅行に行った時に友人やマラウイ人を躍らせて編集した恋ダンスを同僚に見せたのです。
すると「わたしもとってー!」
と、ダンスを教えるようにせがまれました。
(もちろん勤務時間中)
それから謎にダンスタイム。
別に知りたくもないのに、モザンビークのダンスも教えられました。
モザンビークのダンスってなかなかえげつないんです。
男女で片足と片足をお互いの股に入れてスリスリし合いながら、お尻をフリフリ。
日本人には特に女性には恥ずかしくてできない芸当だと思います。
元気先日帰国した女性隊員の先輩もそれは恥ずかしくてできなかった、と言ってましたし。
いつも堂々としてて、恥ずかしいこととかなさそうな人なのになあ。
ってノリノリで踊っておきながらも、そこまで仲良くない同僚が来たら、恥ずかしいからって急に踊るのをやめる。
一応モザンビークにも恥ずかしいって概念あるのなwww
話は戻って、かなり。同僚がゼーハー苦しそうにするほど結構ダンスやってたんです。
(同僚がデブってのはあるけど)
で、13:30から会議だ!
とあんなに張り切ってたのに。
「お腹すいたからシマ(主食)つくる!」
というではありませんか。
まあ、ここはモザンビークだし、きっと開始時間遅れること見越してなのかな、とか思って黙って見つめることに。
同僚がご飯を作ってたら、会議に行こうとしていた他の同僚おばちゃんとか太っちょの人とか他の同僚たちも集まるわ、集まる。
会議いけよwww
みんなシマ食べたいから。会議行かないでご飯を待つって。
びびる。
13:00から作り出したので、できたのは14:00。
ようやくお腹も満たされて14:30に出発です。
会場に到着してみると、、、、、、
見事に終了後。
みんなそそくさと帰るときでした。
多分同僚でちゃんと行ってたの結局4〜5人くらい。
続々とシマ食ってたり、職場でお茶したりなにかしてたかで遅れて同僚たちも到着。
おそくねwww
そのときに割とえらいおばちゃん(この人は時間通りに行って、行くときもみんなに声かけてた)が会場から出てきました。
「なんでみんな来なかったのー!?」
まあ、そうなるよね。
挙げ句の果てに同僚が言い訳。
「歩いてたらおくれちゃったー、しかもちゃんと会議に出てたし」
とか二重の嘘を言う始末。
まあ、こういうのはかわいいから全然許すけど。同僚が言い訳を言いながらこっち見てウインクしてきました。おちゃめ。
そもそも全然会議に間に合ってないし、
「歩くのめんどくさいわ」ってなってタクシー捕まえて歩いてすらないじゃんwwwwwwwww
っていうね。
結局もう街の方に帰ってきちゃったし、もう14:30だからって謎にもう解散になりました。
ゆるい。
早く帰れたから青空マーケットで買い物して帰ろうと立ち寄ったら、
いるわいるわほかの同僚たち。
みんな会議に間に合わなかったのか、
そもそも職場に戻る気がなかったのか、
職場に人自体居ないから、もはやさっさと帰ってきたかは謎ですが、
路上で売ってる服とかフルーツを、買ったりしてました。
ぼくもいよいよ冬になって、マーケットに出てきたリシンガ特産!
日本にも負けない大きくて甘い無添加イチゴを買って帰りました!これはリシンガの良いところ🍓
モザンビーク人は自由だなあ。
と、改めて感じた1日でした。
そんな感じでぼくはそこそこ元気に生きています。