ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

モザンビークの田舎に日本国大使がやってきた 〜もざぴ日記61〜

先日、在モザンビーク日本大使がリシンガにお越しくださいました。

 

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※写真はリシンガ、

ではなく、大使が紹介くださったブラジル南部のクチリバ市という街。おしゃ。

 

 

ところで、大使ってご存知ですか。

僕はアホなので、いまいち大使とか外交官ってなんぞやって感じであまり知りませんでした。笑

 

ブリタニカ国際大百科事典さんに聞いてみましょう!!

 

大使
たいし
ambassador
外交使節の最上位の階級。特命全権大使は,外交使節団の長として外交交渉や自国民の保護その他の任にあたる。このほか,特別使節団の長,国際会議や国際機関に派遣される使節の代表にも,大使の称号が与えられる。

https://kotobank.jp/word/大使-91204

 

そうなんです。

超偉い人なんです。

ひらたく言うと、モザンビークにいる日本人で1番えらーい人な訳ですよ笑

 

 

 

お会いする機会を頂けただけでも本当に光栄な話なのですが、

活動先にお越しくださり、さらには会食の時間まで取ってくださいました。

 

 

こんな機会は首都にいる隊員でもなかなかないそうなので、とてもありがたい限りです。

 

午前中は私の活動先へ視察に来ていただき、

夜は会食をさせて頂きました。

 

 

  • 大使が活動先にやって来た

午前の活動見学では、普段仕事をしないでおしゃべり大好きな私の同僚も

職場No.2の鶴の一声で立派な我が所属先「モザンビーク国立農業研究所」の説明資料を作り、

立派に発表会していました。

 

最初、私のところに大使視察の連絡が来ていたので、私が案内するべきものだと思い、

個人的に畑とか建物をいろいろ回って一通り案内するつもりだったのですが、

同僚たちによって素晴らしい歓待具合でした。

 

その心をもう少し普段の業務と私への扱いに分けてほしいwwww

私なんかもういて当然、の扱いなので当たり前ですけど、あんまり特別扱いしてもらえません笑

 

 

  • リシンガ市長との会談

午後はリシンガ市長との会談だったようです。

こちらでも非常な歓待を受けたようで、僕は同席していませんが、その後の会食の際に聞いた限りでは

大使も書記官も非常に好印象をリシンガに持ってくれたようです。

 

 

まさかのリシンガ名物の豆を12キロもくれたそう笑

確かに他の地方からリシンガに来るモザンビーク人たちみんな豆爆買いしていくけども!!

そんないらんやろ。

 

て、ことで書記官から2キロほど頂きました。笑 調理法しらねーwwww

お手伝いさんに調理してもらいましょう。

 

 

いい印象ポイントは豆の件もあるかもですが、

さらに下記ポイントがよかったようです。

 

 

  • リシンガの問題点が具体的でわかりやすい

他の都市訪問の場合、その年の問題点や支援してほしいポイントや金額の話になると、

口頭で抽象的に提示されるだけだったようです。

 

リシンガの場合は具体的にどう言った点が問題点としてあげられ、

数字としていくら支援してほしいのか、

と言うことが具体的に書類に記述されていたようです。

 

問題は主に水問題とゴミ問題と言っていたようです。

確かに水は二日に一度しか出ないし、

ゴミは道ばたに無造作に捨ててあってマジで臭い。野犬がすごいくいあさってるし。

水不足?みたいなことを書記官がおしゃっていたので、それは初耳でした。

 

 

非常に内容が具体的でわかりやすく、

何か対応しようという気が起こるような会談だったということです。ありがたや

 

僕もまだお会いしたことありませんが、

今のリシンガ市長は非常にしっかりした方のようで、あの人がトップにいればリシンガも発展するのではないか、

 

と書記官もおっしゃっていたので、

今後が楽しみです。

 

  • 環境が似ていたおかげも?

加えて、大使が元々いらっしゃったブラジル南部のクチリバ市という街は

涼しい気候で、標高の高い都市という、

リシンガと似た条件の街のようです。

上記内容と相まっていい印象を持っていただいたようで、ホッと一安心です。

 

 

お楽しみ 夜の会食会

夜の会食では、

リシンガ1のホテルレストランで会食させて頂きました。

最初の印象では、大使、外交官、

というお仕事が僕からすると天のような仕事のようで(笑)印象がつかめず、

どんな気難しい人たちなのかな、と内心心配していましたが、

 

とても感じの良い素敵なお二人で、

気づいたらあっという間に会食が終わってしまいました。

(もっとおはなししたかった、、、)

 

将来、僕はブラジル(の涼くて安全な場所)で働きたいと考えていたので、大使にクチリバ市の雰囲気や街の素晴らしさを教えてもらいました。

 

日系人が多いことや、涼しい気候のため白人が多く、ヨーロッパ風の街並みや、

街づくり構想が素晴らしく(車社会ではなく、車がなくても快適に暮らせる社会を目指した街)、

治安も非常に安定している、

そこそこ都会で、日本料理屋もあるらしい、

 

など話を聞けば聞くほど、

クチリバに住んでみたくなりました笑

 

できればやはりポルトガルで働きたいけど🇵🇹

 

書記官のオススメはフロリアノポリスという街みたいです。

雰囲気リオジャネイロなのに、治安は安全、、、

 

や、なんやねんその神シティ!!!!!

こちらも是非行ってみます!お金ないけど

 

ご飯も普段食べられないような

エビのサラダや牛肉のステーキなんかを食べられてとても満足。

 

先日、ナカラに行った際に、

色々あって美味しい海鮮クリームパスタが食べられな方、落ち込んでいましたが笑、

元気が出ました!!笑笑

 

 

 

それにしてもモザンビーク来る前は全く興味のなかったブラジルですが、

100人が100人口を揃えて「楽しい場所」と豪語するリオジャネイロ

どんな場所なんだろう。とても気になります。

書記官もリオジャネイロにいらっしゃったそうで、とても刺激的で楽しい都市、とおっしゃっていました。

 

帰国したら行ってみたいなあ。

JICAさん、帰路変更(モザンビークから日本帰国前に第三国に寄り道すること)をまた昔のように許可してくださいよ〜〜笑

 

そんなことことを願いながら、

日本にいたら普通知り合えないような方とお話ができてとても充実できた日だったのでした。

 

 

過酷旅の続きはちょっと待っててね。

では、あて あ ぷろっしま〜