感覚はもはやモザンビーク人!? 〜もざぴ日記60〜

記事「モザンビークで野宿をしてみた 〜もざぴ日記59〜 - ノピとモザ 」の引き続きになります〜

まだまだ悪夢は続きます笑

• 悪夢から脱出

クアンバにて、野宿をおえ、

無事に朝を迎えることができました。

門番の人に5：00頃に謎に起こされてしまったので、仕方なく準備をして、朝5:30に出発です。

20分ほどでバス乗り場にたどり着きました。

しかし、ここでも問題。

リシンガ行きのバスが皆無です。

待っている乗客も2〜3人。

これは絶望です。

なぜなら、モザンビーク人は朝が早いので、1番移動に適している時間が早朝だからです。

通常であれば、朝6時ごろは移動客はたくさん待っているし、その客を乗せるためのバスもたくさんあるのです。

これも電車に客を取られているせいなのか、、、

1時間ほど待って、客は少し増えましたが、バスは来ません。

お腹が空いたので、近くの仲良くなったモザンビーク人に400円を渡し、何かご飯を買ってくるように頼みました。

けど、そういう時に限って次の展開はやって来るもので、、、笑

• 捨てる神あれば拾う神あり？

朝ごはんを依頼して待っている間に、中国人がのっている車がやってきました。

リシンガへ帰ることを周りのモザンビーク人たちに話していたので、このモザンビーク人たちが、代わりにこの車を捕まえてくれました。

最初、中国人オーナーは私のことを中国人と思ったのか、止まってくれ、中国語でどこへ行くのか。と聞かれました。

幸い大学で中国語を学んでいたので、

最低限の中国語を駆使し、なんとかこの環境では考えられないほどの好条件である、「エアコン付き四駆の車」に乗せてもらえました。

ぎっしり客が乗ってるわけでもないし、エアコンもついてるし、スピードも出るし、

快適、快適〜🎵

他にも一緒に待っていたモザンビーク人もヒッチハイクをお願いしていましたが、おそらくリアル一般のモザンビーク人の

風貌のためか、拒否されていました。

アジア顔で得したぜ。

• ホッとするのは甘かった

ホッとしたのもつかの間。

40分ほど動いて、急に停車をしました。

なんや、、？

、

、、

、、、

、、、、、

車が故障しました＼(^o^)／

とりあえず外で待つこと。

1時間、

2時間、、、

4時間、、、、、

暇すぎて、持っていたタブレットで、そこら辺の子供たちに映画鑑賞会をしていました。

正確にいうと故障した車は私たちの乗っている車ではなく、

一緒に同行する仲間の仲間の車で、

その車の修理には部品が必要とのことで、私たちを置いて、街へ戻って行きました。

せめて一言かけてよ笑

ぼけっと昼寝してたら居なくなってました笑笑

マジ焦ったわ

行って帰って修理をし、

行って帰って、、、

を繰り返し、、、

7時間経過、、、、、、。

＼(^o^)／死

流石に待つのはだいぶ得意になったので、イライラはしませんでしたが、

疲れました。

あついし。

暇すぎて、土の上で再度昼寝をしていました。

全身土だらけです。

今度はがっつり寝てたらしい。

7時間少し経過して、ようなく出発することができました。

普通の時だったら全くモーマンタイだけど、今回急いでるんですよね、、、

結構重要な件で。

はあ、、間に合わないよ。

絶対、、、マジおわた、、、

そんなこんなで、7時間足止めされたこともあり、1番リシンガに近い拠点のマンディンバに着いたのは19:30だったのでした。

今からリシンガへ運良く出発する車があったとしても、つくのは午前2時過ぎ。

現実的ではありません。

おまけに田舎すぎて、さらに末端のリシンガへ向かう人なんてこんな時間にはいません。

待機です（╹◡╹）

• 価値観はもはやモザンビーク人!?

仕方ないので、マンディンバの宿屋に泊まることになりました。

しかしながら、以前の記事から述べているように私にはお金がありません。

オーナーの中国人は3,000円の部屋に泊まります。このホテルで1番良い部屋。

部屋にエアコン完備、浴室も備えていて、お湯シャワーも出ます。

ちなみにいっときますけど、

モザンビーク のホテルクオリティでこれは

普通じゃないです。笑

流石にそんな高価な部屋はとまれないので、

1番安い部屋を聞くと、千円の部屋があるそう。

迷わずその部屋に決めました。

こちらの部屋はベッドだけが部屋にあり、

お風呂やトイレは共同、

シャワーは水です。

少しシーツとか布団は汚いけど、扇風機もあるし、かやもあります。

まあまあ良いと思う。

けど絶対布団とか洗ってないよ、これ爆笑

モザンビーク人の運転手も3,000円の部屋に泊まるかも！？となった時は

車中泊する気満々だったようですが、1,000円の部屋があると聞き、私の隣に泊まりました。

ここで初めて実感しました。

同じアジア人の中国人より、感覚モザンビーク人やん。

それはこんなエピソードからでした。

中国人オーナーにマンディンバについた後、

「ご飯はどこで食べる？」

「このホテルで食べる？」

と聞かれ、

ぼくは「高そうだしやだなあ」と、思ってました。

きっと顔にも出て居て、渋い顔をしていたと思います笑

パッと見てみると、モザンビーク人運転手も渋い顔をしてました笑笑

感覚同じかい！

一応そのホテルレストランでメニューを確認するも、やはり少し割高でした。

運転手が「外で食べる」というので、

私も便乗して外へ。

現地人が食うものなら、安くてうまいに違いない。安いって正義ですわ

この中国人オーナー、このお金のないアジア顔(私)を不憫に思ったのか、

おなじレベルの3,000円の部屋に泊めさせてくれようとしたり(部屋が満室で泊まれなかった)

中国製カップラーメンをくれました爆笑

なんか我ながらかわいそうで笑う。

モザンビーク支援するために来ている人が、同じくモザンビーク支援するために来ている中国人に救われようとする。笑

けど別に僕はこれでいいんです。

たまには贅沢しないとやってらんないけど。

そんなこんなで、モザンビーク人が泊まる汚い部屋で一泊し、モザンビーク人が食べる安い食堂飯を食べて、

この日は就寝。

や、それでも昨日と比べれば天国のような生活。

朝四時に起きなければですが、久々にゆったりとがっつり眠ることができました。