いよいよ迎えました。
ポルトガル語試験(caple)です。
モザンビーク国内だと、5月、7月、11月の年に3回、三大都市(マプト、ベイラ、ナンプラ)にて受験ができます。
僕は今回、帰国用の荷物を半分運んでおきたいという目的もあったので、マプトの会場で受験しました。
マプトの会場は、ポルトガル大使館の中で受けます。ポルトガル大使館が運営している図書館の上層階にあるのですが、
モザンビークにこんなしゃれた、
勉強や読書ができる環境があるなんて、
という素晴らしい施設でした。
やはり首都はアフリカの途上国といえど、異なります。
ポルトガル植民地時代に建てた、
国立図書館も下町(バイシャ)エリアにあるのですが、そこよりも良さそう。
入ったことないけど。
時間割は下記の通り、
午後からの試験でした。
語学の試験で午後からって珍しいですよね。
一応級としては「初級」という括りなのですが、英検で考えると「2級」に該当するそうです。(ちなみに英検2級は持っていない)
科目は、「読解」30分、「作文」60分、「聴解」40分ほど、「スピーキング」20分でした。
スピーキングだけ、なんで日本語で言えば良いか分からなかった、、、、
まず総合評価から申し上げます。
ポルトガル人、超いいひと!!
そして、白いひと相手に話すのなんか緊張した!
試験の感想ではない?
や、感想です。
ポルトガルの国旗カラーにしてみた🇵🇹
さて、なぜこのような感情になったのかと言いますと、驚くなかれ。
受験生がまさかの1人。
正確にはもう1人いましたが、
棄権?したようでした。
さて、受験生が1人しかいないわけです。
そりゃ試験官の方も愛着湧きやすくなりますよね。
普通に面倒見の良いポルトガル人、という側面も大いに表れていたと思いますが、
試験の各パートが終わるたびに、「できた?」って聞いてくれたり、
気軽にめちゃくちゃ話しかけてくれる。
彼らにとっては普通のことかもしれないけど、
やっぱり気にかけてくれたのが
なんだかとっても嬉しかったなあ(人の優しさに飢えている)
今までの語学試験では体験したことのないような、アットホームな雰囲気での試験でした。
そこで感じたことです。
いちいちちゃんとしたポルトガル語喋る!!!
どゆことやねん。
解説しましょう。
当たり前なんですけど、
普段話しているのが第二言語として、共通語を話すモザンビーク人。
どうしても、
なんていうか砕けたというか、ちゃんとしていない感じのポルトガル語なんです。
けど、こちらは生粋の母語話者。
単語だけとか、「あれやれ」「これやれ」と命令形ではなく、ちゃんと文が完成した形で話してきてくれます!!!
これですよね、これだ!!
こういう風に話しかけられると、
文法をしっかりしてちゃんとしたポルトガル語話せるようになりたいなあ、と感じます。
下記、各科目での感想と簡単な内容を記述します。
- リーディング
読む力をはかります。
大問3問を30分で解かなければならないのですが、レベルとしてはおそらく日本人にはそこまで難しくないと思います。
1番の敵は時間です。
かなり時間がない。
僕もかなり時間を、無駄に使ってしまい、
最後の大問3に入った時に「残り五分!」
と言われて、かなり汗だくになって焦ってしまいました。
なんか全体的に焦ってしまって、
ちゃんと読み切れなかったかも、、、
ちなみに日本語でも読むのは遅いです。
- ライティング
書く力をはかります。
内容は二つありました。
1.同窓会に出られなかった友人が手紙を送ってきたのでその返信。
同窓会の雰囲気や周りの変化についてなど聞かれたので返信する、という内容のもの
2.友人宛に「私」が引っ越したあとのうまく順応できたか、その後の近況を書く手紙でした。
このパートは、読解・聴解パートよりは練習もしていたし、多少自信がありました。
1時間という時間も余裕、と思っていました。
しかし、時間はぴったり(最後やはり少し焦った)でした。
なぜなら。
なぜか回答用紙にはボールペンの黒か青で記載するように指示があったからです。
一番最初のページにその指示があったことを知らずに、鉛筆で書いていたら、試験官のおっちゃんが優しく教えてくれました。
やさしい。
これ鉛筆で書いてたら0点だったのかな。悪夢
そのあと、下書きから清書は写している間など、結構必死でした。
かなり汗だくになって取り組んでいました。
かなり汗だくになっていたのを見かねて、
試験官のおばちゃん(途中で変わった)
が「エアコンつけようか?」と聞いてくれました。
や、暑いからではなくて、
テンパって汗だくだったんです。あと風邪?
(発汗作用からか)体調は良くなった気がします。
ちょっとすいません。
本日は疲れたのでここまでとします。
ではまたあした!