ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

ラマダーン終わりのお祭り 〜もざぴ日記91〜

最近毎日思い出づくりと、帰り支度で忙しいです。あの今までのダラダラ生活はできなさそうなのが、少し悲しいです。

 

 

最終報告翌日の朝

さて、最終報告会を一応無事に終え、

死ぬほど朝まで眠っていた私ですが、

朝から事件が起きました。

 

《爆睡中》

 

 

 

ドンドンドンドン

 

 

 

 

ドアを叩く音。

しかもうるさめ。

 

や、何時だと思ってんだよ。

しかもずっと叩いてくる。

 

マジで近所迷惑だからやめろ

 

 

人前に出れるような格好の部屋着ではなかったので、慌ててお着替え。

 

 

そして扉の外に待っていたのは。

 

 

 

同僚。

 

 

 

マジで何しに来たんだよ怒💢

 

 

寝起きのため、余計に機嫌が悪いです。

 

私:「あ??」

寝起きのまま超絶不機嫌で扉を開けると、

同僚「何が悪いのかしら?」

と言わんばかりに待っていました。

 

 

彼女は、2013年から使用しているパソコンを売ってくれ、と以前からお願いしており、

ようやくそのお金を持って来たのでした。

 

彼女が一番にパソコンの販売をいってきたので、律儀に彼女が第一候補としてちゃんと他の人には説明していたのですが、

あとからポルトガル語の先生が倍の値段で買ってくれるとのこと。

 

 

クソううう、ミスった

 

彼女にはお世話になってるし、彼女に売りたかったわ、、

 

値段はなんていったって2倍だし✨笑

 

 

まあ、これも運命の思し召しなのでしょう。

今週に間に合わなかったら、ポルトガル語の先生に売ろう、と決めている中、

本日早朝の支払い。

 

てか、支払いは今日の職場でよくね?

と、思ったのですが、一言。

 

 

同僚「今日イスラムのお祭りで誰もいないから、行かなくていいのよ」

 

え、イスラムの人じゃない人はどうするの!?

 

 

聞いてみました。

 

同僚「私はキリスト教徒だけど、行くか迷っているわ」

 

や、いけよ。

デュクシ👊(小学生男子的効果音)

 

 

 

そして、図々しくその後の一言。

「家の中も物色させてもらっていい?」

 

 

嫌なら断ればいいんです。

 

けど、もうぼくとしてはこんな朝に起こされてすでにムカついているので、

昨日同僚にひっぺがえされて、荒れている我が家ですが、そんな状態を見られても

もっと荒らされてももうどうでもいい、

なかばどうでもよくなっていました笑

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※昨日家捜ししていた同僚。

「泥棒みたいだよね」って笑いながら、欲しいもの探していました。

しかも昨日持って行った自撮り棒に難癖つけて、お金返金しようとしてきたし。はあ?

 

 

他ボランティアの職場訪問

さて、本日は予定があり、いつもより早く家を出なければいけませんでした。

だから起こされた時間は、まあ起きなければいけない時間ではあったわけです。

 

けどなんだかんだ1時間近くいられて、朝の貴重な時間を奪われた感はありました。

マイペースですわ、見習うべきポイント。

 

まだまだです、私。

 

 

と、言うわけで用事というのは、

活動先以外の職場への挨拶でした。

 

 

その職場は、他ボランティアがいる同じ任地の職場です。

たまにパソコン関係で通っていたので、

そこそこ同僚たちも仲良くしてくれたし、

今後時間がなくて、

おそらく訪問が最後になるだろうから、

ゆとりのある今のうちに訪問して別れを告げる。

という目的で訪問しました。

 

また、そこの職場の同僚が我が家の家財道具を欲しがっていたという点も訪問した理由の一つです。

 

 

休み時間の感覚

話脱線します。

休み時間の感覚です。

 

こちらの職場の方も僕の職場も、勤務時間中にメルカドと呼ばれる、市場に行きます。

 

日本で市場ってないからあんまり想像つかないかもしれませんが、商店街の店の構えがなくてブルーシート敷いて適当に野菜とか積み上げて売ってる場所です笑

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野菜だけでなく、肉や魚、先進国から運ばれた服や靴の中古品も売られています。

 

同僚たち(特に女性)はよくこのメルカドに勤務時間中に行って、服やら本日の夕食分の食材を買ったりするのです。

病院へも行きます。

 

本日訪れた、家具が欲しいと行っていた同僚も病院へ行っていました。

 

 

そのくせ、お昼時間より少し前の11:55にお昼へ行こうとすると怒られます。

 

「まだお昼の時間じゃないわよ」

 

 

つまり、食事の時間=休憩時間

メルカドや病院へいく=仕事

と思っているらしいのです。

 

日本は病院へいくのも、休みの日などに行かなければならない場合が多いので、

かなり不思議な感覚ですよね。

 

 

こんなんだから本当に日本に帰ったら働けないなあ、って今から怯えています。

 

 

 

ラマダーン終わりのお祭り

さて、肝心の自分の職場の様子です。

昨日家捜しした同僚が、他の友人も家捜ししたいから、ということで、他ボランティアの職場訪問は早々に切り上げ、落ち合いました。

 

この友人の方にも散々引っ掻き回され、

同僚は職場へいく!ということで、時間も遅くなったしタクシーで行く、ことになりました。

 

他ボランティアの職場訪問から家まで駆けつけるのもタクシー乗らせて、

またタクシー乗らせる気かよ。

お金、、、、、、、💰

 

 

 

 

 

そしていざ着いてみました。我が職場。

 

誰もいない

 

キリスト教徒が多い、別の職場とは異なり、

本来の自分の活動先はおそらく半分以上がイスラム教徒です。

 

そして、便乗してキリスト教徒もかなり休んでいました。

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※本当の所長秘書は産休中、

代理の秘書はイスラム教徒

と、いうことで本日は秘書業務を代理その2の人が務めていました。

 

いつも小汚い格好なのに、所長秘書ということで化粧もして綺麗にしていました笑

 

 

 

ここぞとばかりに休むタイミング逃さないのまじでさすがだわ。

 

 

ここの部署以外の人はほぼオールおやすみで、あと5人ほどくらいしか出勤してませんでした。

(全員で100人ほど職員いる)

 

家捜し同僚と今日一緒にランチしよ、って約束したからわざわざ職場へ来たのに、もうこいつ買って来た、とかいうし。

マジで来た意味ないじゃん。

 

 

ふてくされて、一人で超絶お金をかけてフルコース(?)の美味しい先進国料理をいただきました。ポルトガル料理。

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そんな自由やゆるさも日本に欲しいと思います。だからみんな自殺するんやで

モザンビーク人、自殺したいなんて思っている人いなさそうwwww(あくまでも主観)

 

では、あて あまにゃー!