ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

モザンビークのゴルフ場 〜もざぴ日記106〜

ぼあ のいち!

本日はモザンビーク赴任前から念願だった、

モザンビークに唯一あるゴルフ場へ行ってきました!

 

ゴルフ好きの親友から、モザンビークのゴルフ場は必ず行って来い、と言われていたので、それが達成できて、満足。

あとは帰国を待つのみです笑

 

そんな驚きなゴルフ場の実態について迫りたいと思います〜

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ゴルフ場は首都の中心にある
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題名通り、モザンビークのゴルフ場は、首都の中心地にあります。

モザンビーク最大のイオンモールのようなショッピングモール(バイーアモール)の裏側にあります。

 

中心地からは車で20分ほどで、

東京駅を中心地と考えるのであれば、

飯田橋あたりにゴルフ場がある感じになります。

現実的に考えると豊洲やお台場あたり?

(実際にあるかもですけど)

 

 

とにかくかなり立地が良いところにあります。

 

土地の狭い日本に住んでいる我々には想像し難いですが、ここモザンビークはたくさん土地がまだまだたくさんあります。

 

ポルトガル植民地時代に建造され、

今よりも土地がたくさんあったため、こんな良い場所にゴルフ場が作られました。

ポルトガル人、ゴルフするんですねえ。笑

 

本場のイギリス植民地であったウガンダ南アフリカに行けば、さらに整えられた本格的なゴルフ場があるみたいです。

 

入場料と仕組み

入場料
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入り口で支払いを行います。

入場料は800メティカイス、約1,500円です。

そのほかキャディーとボール拾いの人へのチップが必要です。

 

ちなみに水を補給したり、購入したりする場所がほぼ皆無なので、必ず水(暑い日ならポカリスウェット)持参することを強くお勧めします笑笑

 

モザンビークゴルフの仕組み

ゴルフ場についてからの普通の流れに関していうと、

 

クラブハウスのようなところで、受付があり、キーをもらい、

ロッカーで着替えて、カートを待って、、、

とかありますが、

 

当然、そんな施設はありません。笑

 

 

 

入り口にある、しょぼい駅の売店みたいな掘っ建て小屋にあるおばちゃんに800メティカイス払ったら、もういきなり目の前はコースが始まります。

 

そしてロッカーもカートもありません。

 

 

カートはなくてもキャディーはいる

何より驚いたのがカートはないのに、キャディーはいること。

 

まあ当たり前といえば当たり前ですよね。

 

 

お金さえ払えば人を動かせるのと異なり、

カートは初期投資も必要だし、メンテナンスも必要。

そんなものは買えるはずはないので、

ひたすらコースを歩いて移動していくしかありません。

 

それがめちゃくちゃ疲れました、、、、

家帰ってから爆睡しました笑

 

 

キャディーとボール拾い

担当のキャディーさんとボール拾いの人がついてくれます。

ぼくらは3人で回ったので、

ボール拾いの人は池とか入った場合は協力して探し当てていました。

 

日本なら諦めるような変な茂みや森の中、汚いドブの中に入っても泥だらけになって探し当ててくる彼らの根性と、ボールを目でしっかりと追える動体視力の良さはさすがだなと感じました。

 

 

僕の担当のキャディーさんはベテランのおじさんキャディーさん。

名前聞いたけど忘れました。

彼は小さい頃からこの仕事をしているらしく、キャディー歴はおそらく40年以上のベテラン。

 

土日しかほぼお客さんはやって来ないので、

平日は畑の仕事をしているそうです。

 

 

僕があまりにもちゃんと打てないのを見かねて、ベテランの経験で色々打ち方を教えてくれました。

その通りに打ったら確かにすごく遠くまで飛んだので、

「お前は飲み込みが早い、素質がある、もう上達した」

的なこと言われました。

 

褒められて伸びる子だから、重要。笑

 

 

コースについて
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まず衝撃の事実があります。

フルコースのゴルフ場にもかかわらず、18ホールありません。

15ホールしかありません。

 

3ホールはかつてあったものの、

地元住民によって勝手に畑にされてしまったりするようで、今はもはやゴルフ場ではないのです。笑

管理しておけよwwww

 

 

そのため、同じコースを二度回る必要があります。

しかしめんどくさいので一回回った時に2つ球を打ちます。

これがカウントを忘れてしまってややこしいし大変だった、、、、

 

腕前もあれなんですけど、

このコースの謎の気にしなきゃいけないルールのせいで、全然打つことに集中できませんでした笑

 

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そして当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが、コースは荒れたままで全く整えられていません。

 

一応天然芝?なのでしょうが、

かなりハゲているし、グリーンに関してはボロボロなので、穴や謎の段差がたくさんあります。

 

正直かなりパターはやりにくいです。笑

 


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おまけにこのゴルフ場は地元住民の中で拠点をつなぐかなり重要な場所?のようです。

 

事前に人やヤギが横切ることは聞いていましたが、想像以上の人がコースを横切ります笑

小学校の登校時間並みの人が常時ゴルフ場の道を歩いています。

 

これ1年に一回くらいゴルフ場のボール頭とかに当たって死んでるやつとか重症になるやついるだろうという。

 

そしてゴルフ場のすぐ脇には住宅街(といってもトタンで作ったようなホームレスの家のような感じ)が広がっています。

 

僕の場合下手なので何度もそちらの方向に飛ばしてしまいましたが、もちろんOBであり、

かなり迷惑をかけるわけです。

住宅街の変な方向に飛ばしすぎて、すぐ境界向こうにいた若者たちに馬鹿にされたのが恥ずかしかった、、、笑

 

 

 

 

とにかく日本の常識では考えられないような雰囲気です。



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ゴルフ場は地元住民の憩い?の場なので、

ゴミもかなり散乱しています。

 

普通ゴルフ場ならあるはずの池がありません。

あるのはかなり淀んだ川と、完全にゴミ置場の延長でできたかなり濁った、絶対にボールを入れたくないような沼?です。

 

ゴルフ場の池と調和した雰囲気の景色が好きなんだけどなあ。

 

 

結果、18ホール回り終えた後にキャディーさんとボール拾いの人へチップとして2,000円程渡しました。

 

ずっと行動を共にするし、ある程度フォームや打ち方もわかっているので、なかなか良いアドバイスもしてくれ、結構仲良くなりました。

もっと通いたかったなあ。

 

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そして、クラブハウスもないので、ぶっ続けでプレイするしかありません。

9ホール終わって、ランチを食べながらビール、、、というのはもちろんありません。

 

しょぼいクラブハウスで勝手にビールを飲むことはできるので、18ボール回った後に飲みました。

かなり歩いたし、走ったし、炎天下であせもかいたし、ビールがうまかった!!

 

 

 

カードがないので、次のグループをまたしている時の打った後のかなりのダッシュは答えました。かなり疲れました。

 

ゴルフ場のあと、ゆっくりと中華を食べにいったにもかかわらず、帰宅したのはまさかの14:30、

プレイを終えたのはまさかの12:00前です。

高速プレイ、鬼疲れますし、鬼早く終わります笑笑

 

 

是非ある意味面白いゴルフ場。

モザンビークへお越しの際は足を運んでみてください笑

 

 

あて あまにゃー!