ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

いよいよブラジルへ 〜もざぴその後〜

リオ・デ・ジャネイロに来て、三日目になりました~

1日目、2日目ともにあいにくの雨で、とても残念な感じでしたが、今日ようやく晴れてリオらしい雰囲気を感じることができました。

f:id:noppiano:20190819223035j:image

 

ブラジルはポルトガル語

そもそもなのですが、

ブラジルについてみなさんご存知でしょうか。

 


ブラジル語ではなく、ポルトガル語が共通語です。

世界にいる2億5000万の話者人口で2億人がブラジル人なのです。

 

 

 

主観として一番有名な都市はリオデジャネイロなのかな、と思いますが、

首都はブラジリアです。

最大の都市はサンパウロです。笑

 


リオは1960年までの旧首都のため、

ポルトガル植民地時代の遺産が残されていたりする日本でいう京都的なところなのです。

 

 

 

サンパウロは一番の経済都市で、日系人が多く住んでいます。

リオのあとにサンパウロも訪問予定なので、その時に記載したいと思います。

 


まず、リオデジャネイロ全般の印象からこの記事は記載していきたいと思います。

 

 

リオデジャネイロ

きちがいと普通な人が混在

スペイン、ポルトガルと旅をしてきて一番感じることが貧富の差です。

 


インフラ整備の追いついてない感も感じますが、ポルトガルも若干道とかやばかったので、

今回は置いときます笑

 

貧富の差

バスとか公共交通機関を利用できるくらいの人はまあまあお金を持っています。

やはりヨーロッパ系の人が多いです。

 


2日目の時にバスを待っていたら、

黒人の人が歩いてきました。

 


突然、謎に道にあった水たまりで手を洗い出して、街路樹の木の皮で手を拭いていました。笑

 

 

 

それを見ていた、バス停にいた白人ご婦人。

 

「まあ、なんてことしてるのかしら。

衛生的に悪くて病気になっちゃうわよ」

 


ごもっとも。

 

 

 

 


他の部分でもモザンビークのようにゴミを漁ってたり、物乞いをしているような貧しい人もいながら、

日本人の感覚と変わらないくらいの経済感覚の人もいるという、

結構な経済格差を感じたわけです。

f:id:noppiano:20190819223608j:image
f:id:noppiano:20190819223615j:image
f:id:noppiano:20190819223619j:image

 

 

そりゃ、そのお金ない系の人は就職もできないから、日本人くらいの所得の人が身近にいるなら襲いたくなるよね。

だから治安悪いのかなー、なんて思いました。

 


今までの新興国と違うブラジル

今まで訪れた新興国(特にアジア)は

新しくできたオリンピックや万博に合わせて作った建物、地下鉄、道路がおおかったように思いました。

 

もちろんまだまだ至らないところもありますが、そういった先進的なものは新しいため比較的とても綺麗に整っています。

 


これはリオが、かもしれないのですが、

ちょっと事情が違うのです。

 


東南アジアのように急激に発展したわけ、ではないからなのかもですが、

バスはボロボロ、道は結構ボコボコです。

 

と、いうことはわりかし道もバスも昔からあったのかな。高速道路も首都高並みに古い感じでした。

f:id:noppiano:20190819223730j:image
f:id:noppiano:20190819223637j:image


地下鉄もまあまあ汚い。笑

あと余談ですが、落書きもリスボン同様多い。

 

 

落書きが多い

もはや褒めたくなるような、どうやって書いたのっていう橋の側面とかにも書いてあったりします。

橋桁にひもを結んで命がけで落書きしたのかなwwww

ちゃんともれなく全てのスペースにその橋は落書きされていて逆に感動しました。

 


面倒見が良いリオ人

イメージ通り、おしゃべりすきな人が多いです。そして面倒見が良い。

 

バス停編

バス停でどのバスに乗れば良いか困っていた時、おばちゃんに聞きました。

答えは結局わからないとのこと。

 


変な答え教えられるより全然マシだし、他の人に聞こうとその辺で聞いて回ってると。

 

 

 

 

近くにさっきのおばちゃんが。

 

 

 

あれ、こっちに用事があって移動してきたのかな?

 

とか思ってたら、おばちゃんもぼくのバスがどれかということを他の人に聞いて回ってくれてたのでした。

 

 

 

!!!!

優しすぎやろ。

 


結局正しい答えをもつおばあちゃんをぼくが先に見つけ出して、バス停で待っていると、

 


「これに乗りなさい!!」

謎に間違った答えを持ってきたおばちゃんに違うバスを勧められたのでした。

 


バス停にいた人は全て、もうぼくの行き先を知っていたので、

「や、あれは違うから無視しろ」

と助言してくれたり、

バスに乗ってボケーっとしてたら、

「ここでオリローーー」

と喋りかけてない人からも親切を受けたのでした。

 

 

人倒れた編

もう一つ出来事が。

昨日飲んでいたら、(一人)

突然歩道で人がぶっ倒れましたwwww

 

 

 

や、wwwwじゃないんだけど、突然すぎて。

その人は飲みすぎか、純粋に段差につまづいたのかは謎ですが倒れ込んでいたのでした(別状はない)

 


ただそれに駆け寄る我が店の店員や、歩道の人々。みんなで起こしたりして助ける助ける。

 


さて、私の悲しいお話をここでします。

日本にいた時、ある冬の雪が残っている早朝、チャリで出勤して、派手にこけました。

 


スーツは破けて、膝から流血。

人は3~4人はその辺にいました。

 


なのに無視プレイで、半べそ状態で家に帰ったぼくとは大違いの待遇です。

もう四年以上前くらいだけど、絶対に忘れない思い出。。笑

 

 

 

ウーバー編

普通の民間の人がアプリを登録するだけで、タクシーのように乗り目的地へ行けるアプリ。

 


ウーバーってご存知でしょうか。

日本にいなかったから謎だけど、日本じゃまだあんまり使われてないのかな。

 


おととい乗りました。

車移動で1時間くらいもしなきゃだったので、

三千円くらい行くかな、と顔真っ青だったのですが、まさかのウーバーだったので、600円。激安でした。

 

 

 

それは置いといて、この運転手の猛烈トークがやばかったのですwwww

基本一人でぼけっと景色を眺めていたいのに、質問してくるわしてくる。止まりません。

 


ぼく、ブラジルポルトガル語ほぼまじで聞き取れないんですけど。

しかもおやじ、滅多にいないポルトガル語話せる日本人に興奮したのか、すごい話しかけてきます。

 


自分の娘のこと、

29らしいけどもう結婚してるぞ、とか

ぼくの家族のこと、

あんまり自分のこと話すのすきじゃないんだけどなあ

 

 

 

そんなこんなでマシンガントークが20分以上続いて落ち着いた後、突然。

 

 

 

「俺の娘と電話してみろ」

 

 

 

いやいやいやいやいやいやいや!

誰だよwwwwwwww

f:id:noppiano:20190819224030j:image


基本電話嫌いだし、そもそも会ったことない人と話すのもっとじつはいやなんだけど笑笑

 

 

 

娘や他の家族は応答しなくてもめげません。

いろんな知り合いへ鬼電。

5人目くらいでようやく繋がり。

 


「見ろよ、おれいま日本人乗せてるんだぜ」

 


まじいらねえ情報だな wwww

 

 

 

その後も3人くらいと電話させられ。

まあ、超いいやつだったんです。

 

連絡先やフェイスブックも聞かれ、行くはずのバーの場所がわからなかった私に

「おれはお前が無事に店入るまで見守ってるから、行ってこい」

と、ちゃんととーちゃん魂も出してくれたのでした。

 

 

 

それにしてもブラジル人、、、

というか温暖な気候なリオ人なのか、、、

 


とてつもなくカルチャーショックを受けたのでした笑笑

 

 

では、長くなりました。

あて あ ぷろっしま〜