JICA帰国後研修の内容について 〜もざぴその後〜
前回の記事の続きで、JICA帰国後研修について詳しい内容について書いていきます〜
研修内容
自己分析を徹底的に
四日間に及ぶ研修。
もはやなにをしたのか忘れてしまった感満載なのですが、前回の記事の通り、ひたすら自己分析をします。
例えば「一番活動でヤッタ!と思えることは」など、思いつく具体的な体験をグループの中で発表し、その内容からどんな点が良かったかなどを引き出していきます。
ちなみにそんな出来事はない
途中まではゆっくり進む感じで、
2日目午前中くらいまでは良かったんです。
20個くらいの質問に答えていって性格や特性を診断する適性検査的なのをやったり。
※写真はイメージです。笑
ちなみに僕は研修の先生曰く、
なにを優先したいのか絞り込めてない残念な感じだったそうです。
僕として一番大切な項目が「挑戦」と出たのですが、ほぼ同じくらいで「安定」「マネジメント」「ワークライフバランス」など出てきました。
普通はなにを一番大切にしたいのか結果に出るそう。
けど、これはある意味僕らしいと思いました。ある程度なにを大切にしたいか絞り込む必要はあるけど、あれも欲しい、これも欲しいっていう欲望はあらかた間違いではないと思うのです。
いろんな欲があることはいいことだし、
出来るだけ全てを叶えられる企業や仕事を見つければ良いこと。
なんか先生にディスられて少し落ち込みしたが、燃えだしました笑🔥
急展開の研修
さて、大変だったのはこの後です。
午後になって、急展開が待っていました。
「さて、自己経験の掘り返しも、自己適性も終わりました。ではこれから自分が大切にしたいこと、やりたいことを具体的に書き込んでいきましょう」
ふざけんなあああああああ
まだ全然見えてないがな。
なのに、確か40分くらいいきなり個人プレイさせられることに。
受講者150人くらい?いたと思うのですが、
人によってはカリカリ書き込んでましたけど、
僕含め、あんまり決まってない人はポカーン
そんな人たちもなんとか書けることを書き込んでいるように見えましたが、
本当に何もない僕は白紙で終えました。笑
この研修で学んだことは自己分析が足りない、ということだ。
ちゃんと書き込めて行けた人は素晴らしい。
この日はひたすら劣等感に苛まれて終わりました。笑
と、絶望の2日目を終え、
3日目はさらに「今日の内容掘り下げるから、今日うまく書き込めなかった人は考えておくように」と言われ、さらに絶望感です。
3日目まじで休もうかと思ったわ笑
3日目は意外とゆるい
絶望でビクビク行けば、
3日目の内容はそんなこともなくて、2日目のおさらいと、午後は協力隊の経験を具体的に仕事ではない日常生活で生かせるか、という
ちょっと意味不明で曖昧なぼやっとしたグループワークをさせられました。
他のグループは真面目に、
語学力を生かして訪日外国人を助けるだの、
途上国の経験から地震になった時に助けるだの、
ありましたが、
我がグループはある佐賀での一日、
という半分ふざけた内容で作り上げました。
発表者にされてしまい、謎のお得意ドヤ顔解説者として、解説しました。
遊びに来た佐賀でタピオカを飲みに行くことに。
けど佐賀にタピオカなんてない!
と、いうわけで吉野ヶ里遺跡に観光に行くことに!
→協力隊特有の柔軟性を生かした素晴らしい対応
知り合いのベトナム人が、夜飲みに行く時にベトナム人友人のブラジル人が連れてきた!
→協力隊お得意の語学力とコミュニケーション能力で、狼狽えることなく状況に対応
など。
全然協力隊関係ない対応をただドヤ顔で発表しただけで皆さん笑ってくれて、助かりました。
まあそんなこんなで、役に立つのか意味不明の謎研修だった三日目でした。
四日目は三日間のまとめを自分たちでやって、午後から自治体の方々との交流会でした。
最終日はJICAの担当者が出てきただけで、講師の先生はいませんでした。
四日目の午前中は、三日間のまとめと、自分のやりたいことを書き出す個別の時間が始まったわけですが、
ご想像の通り私は書くのが行き詰まったわけです。
その時急にJICAの担当者が急に人生の半生について話しだしました。
この話がなんだか自分にも当てはまりそうな気がして聴き入ってしまいました。
とりあえず今欲しいのはお金、なんだよね。
けどやっぱり家族ができたら家族と過ごす時間も大切になってくるわけで、、、
やはり協力隊OBの方だけあって、すごい共感というか同じこと考えるのだなーと聴き入ってしまいました。
※文字だけだと疲れるからホットケーキ🥞🍴
企業交流会
四日目午後に行われたのが自治体の交流会。
最初に3人の隊員が活動発表をみんなの前でして、一般的な協力隊の活動はこんなもんだよ!
というざっくりとした認識を企業にしてもらってから、企業側の業務内容や人材発表を90秒ほどで行なっていました。
それにしても隊員の3人、みんな発表うますぎてこっちまで聞き入りました。
もちろん彼らは僕なんかより素晴らしい活動をしてきたということも多いにありますけどね〜
隊員発表や、企業発表を聞いてておもいましたが、協力隊のプレゼン発表まとまってるし、話し方ハキハキしてるし上手!
企業発表でも「この人発表うまい!」と思った人は大体隊員から就職された方々でした。
残念だったのは殆どが地域開発協力隊を求めていたこと。もういい加減働かないとキャリアもつかないし、お金が底つくんじゃい!
(地域おこし協力隊はお金でるけど)
たださすがJ●CAと感じた謎時間がこの後にありました。
30団体ほどの自治体の方々が来ていたので、気になる企業を回る時間、、、と思いきや
全ての自治体に回って挨拶をしなさい、という謎タイムを設けられました。
しかも一箇所とかに集中するといけないから、4人くらいのグループを作って訪問するように、とのこと。
ほとんどこの研修参加してる人、知らない人やからーーー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
とか思ったけど、3日目の研修の日常で生かせる協力隊の特性、ということで、
知らない人に声かけて4人グループに混ぜてもらいます。
(生かせてる)
挨拶周りメイン、て話だったのに
他のグループでは企業と結構話盛り上がってずっと名刺交換とかしてる自己中グループ
とかあったりして、なんかちゃんと挨拶周りしてた僕らのグループがちょっと阿呆らしい感じになりました。
しかもいろんな企業に愛想笑いで挨拶しなきゃいけないし疲れたし。しかもがっつり話し込むグループのせいで、次の企業にすすめないし。
けどそんな待っている間に、
同じグループの人とたくさん話せて、仲良くなれたことがもはや企業と話しすることよりも、
得られた素晴らしい成果でした。笑
民間企業 交流会
こちらは昨日よりもかなり多い内容で、
開始も10:00スタートで丸一日使う内容でした。終了も14:00とかで早めだったけど。
民間企業交流会も最初に3人の隊員が発表しましたが、企業の発表会はなく、
その後の時間に気になった企業に個別に聞きに行く、というスタイルでした。
自治体交流会の時の、挨拶タイムですね。
自治体交流会も参加してたので、今回も気になる企業に挨拶しに行くくらいかと思っていましたが、、、
その後の企業交流会兼軽食会では、
具体的な業務を聞く雰囲気よりは
会社の雰囲気などを聞くような少しリラックスした雰囲気でした。
そんななら、もう少し固いことを最初のブースめぐりの時に質問しておくべきだった、
とか、沢山の企業の簡単な事業を聞いておくべきだったと反省しました。
人がいすぎて、どんな企業があったのかもわからなくなったし、どこにいるのかもわからなくなってしまったからです。
みんなご飯食べてもぐもぐしてるから、質問ぜめするわけにもいかず、、、
けど、いろんな知らない企業のことも知ることができたし、企業側からあなたと話したいです!と僕なんかに
わざわざ来てくれる企業もあったりで、なかなか充実したものになりました。
「本当に僕ですか?」
と聞き返してしまったアルヨ。
ひとにもとめられたこと、人生であったかな。
そんなわけで、企業交流会後のダラダラタイム(前回記事に記載)でも友達できたし、
毎日ニートしていた私にとってはとても充実した、刺激的な5日間でした!
この研修をきっかけに就活も始められそう!がんばりまする
では、 あて あ ぷろっしま〜!