ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

もざぴその後 〜地方都市編〜

時差ですが、書きかけの記事があったので、振り返りたいと思います。(約1ヶ月半前)

 

スペインとの国境の街、カミーニャに来ています。

川の向こうはスペインです。

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日本だとこんな感覚ないですよねー。

多摩川の向こうが神奈川ってのはありますけど、違う国ですよ。なんだか不思議。

 

この国境の街で少し面白いことがあったので、記載します。

 

トラブル大好き人間

ポルトガル第三の都市のブラガに行っていました。この街は教会がめちゃくちゃあり、「祈りの街」と別名呼ばれています。

以前この町のことも記事に書きました。

 

その街から朝電車に乗って来ました。

二回乗り継ぎが必要だし、ぶっちゃけめんどくさかった。

 

こんな田舎に来れるのも、現地語であるポルトガル語をそれなりに話せるようになったからだなあ、としみじみ感じます。

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旅の醍醐味

来る途中で電車の乗り継ぎで困っている時に知り合った、ポルトガル人のおばあちゃんや、

ブラジル人のおばさんと仲良くなりました。

 

 

イイネイイネイイネ!

 

こう言うのこそ旅って感じ。

拙いポルトガル語でそこそこ盛り上がることができました。

 

行き先も幸いなことに同じカミーニャまで。

隣の席に座って2時間半ほどの電車の旅です。

 

 

ててんてんてんて、てーれれ、てーれー

(世界の車窓から)

 

 

 

 

事件勃発

さて、いざ目的地カミーニャの駅着いてみました。停車。

やー、3時間近く乗ってたし、二回も乗り換えしたし、疲れたねー、

どっこらしょい

 

 

てきな感じで3人仲良くおしゃべりしながら、

電車を降りるために電車の扉へ向かいました。

 

 

ところがどっこい、電車のドアが開きません。笑

まじで意味不明事象なんですけど、

スペインとかポルトガルの電車って手動で扉開けなきゃいけないんです。

 

何度もスペインで降りるときに、

自動で開くものと思っていたぼくは

あれ開かねえなあ?てきな感じで

 

扉の前で待ってて、スペイン人に開けてもらうという

マリーアントワネット的なことをやってました。※イメージ

 

 

 

話は戻し、この手動ドアが開かなかったのです。扉開けようと格闘してたおばあちゃんだからだめなのかな、、と思い。

 

(おばあちゃんが一番にたまたま扉にたどり着いたからやってもらってたわけで、

のぴさんのいじめではありません)

 

力が弱いのかなあ、ということで、僕も手伝ったのに開きません。

 

 

え?え?ええ?

 

 

カミーニャ、割と大きな駅なのに、多分30秒くらいしか停まらず。

 

まさかの出発し始める。

 

 

 

え、え、え、!?

とりあえずパニック。

 

 

だがしかし、ぼくがパニクる前に、

ポルトガル人おばあちゃんと、ブラジル人おばはま、めちゃくちゃぶちぎれ。

 

 

おもわずにやけてしまう私。笑笑

 

トラブル大好きなんですwwww

これだから旅はやめられない。

 

 

そんなにぶちぎれなくても次の駅で降りればよくねwwww

 

 

とかモザン的な悠長な考えをしてしまう私。

ブラジル人のおばさま、車掌を捕まえて来てめちゃぶちぎれる。

 

「ドアが開かなかったのよ!?どうしてくれんの!?」

車掌もどうしようもないので、

てかどうしようとないやろまじでwww www

 

とりあえず車掌は次の駅で降りるように諭すのですが、なんて行ったってこの電車、かなりローカル。

例えるならどこでしょう。

帯広から網走に向かってる感じ?(どちらにも失礼)

 

 

次の電車は2時間後とかですwwww

 

このトラブルにぶちぎれたブラジルおばさまは、次のローカル駅で降りる前に

車掌の名前を聞き出そうとしてました。こわw

 

「あんたの名前、なんなのよ。答えなさい」

 

車掌も自分のせいにされたら困るから、名前は言いません。しかし結局次の駅に着いて、名を名乗る前に電車のドアが閉まったので彼の勝ちです。

 

 

 

当たり前ですが、それからが大変。

ローカル線の大きな駅で降りれなかったので、

無人の超しょぼい駅に降ろされました。

 

ぼく的にはこのローカル駅も面白そうだから適当に観光してれば、いっかなーなんて思ってたんですけど。

まあ他の方々はそういうわけにもいかないですよね。

 

建物も人もなーんもねえ。

バス停すらなかった。

 

 

ブラジルおばさま、タクシー運転手を捕まえて来ました。

なんと通り過ぎた、隣の大きな駅(カミーニャ)まで6ユーロで行ってくれるとのこと。

割り勘できるし、割とお得。

 

 

割と簡単に解決して閉まったなあ、と半ば残念だったのですが、

そのタクシーで隣のカミーニャ駅まで戻って来ました。

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無事めでたしめでたし。

いや、まだ観光してない。

 

カミーニャの街

本当に何もない、素朴な街です。

日本の我が家周りの雰囲気に似てるかも。

 

川が流れ、自然にあふれ、

のほほんとしている。

 

とりあえず少し歩いてカフェでご飯を食べることにしたんですけど、

 

うわー外人きたよ

英語話さなきゃいけないよ、だりー

 

的な雰囲気醸し出される。

 

 

安心してください、ポルトガル語の方が得意です❤️笑

 

 

とりあえずトランク引きずって、街を散策してやろうと縦横無尽に歩き回ることに。

けど本当に何もないです。

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※町の中心地

 

スペインの国境の街、ってことで税関とかパスポートチェックやってたような古い建物はいくつかありましたが、もはやEU圏内なのでパスポートいらないし不要。

しかし、スペインとポルトガル国境の船がいくつかあって、国境の街なんだなーという感じ。

 

 

街から少し外れたところに良さげなビーチがあると、カフェの人に聞いたので目指してみることに。

 

車で町の中心地から20分なので、普通に遠かった。笑

多分片道1時間は平気で歩きましたね。

おまけにスーツケースもってるし。

腕死んだ。

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こんな道をひたすら歩いたらビーチがありました。

 

 

イメージ千葉の海。

水はもっと綺麗だけど、ビーチ付近の林とか、車でみんな来てるかんじとか、

夏の千葉の海だなーって感じでした。

 

 

水着でもないし、

見せられる肉体でもないし、

おまけに1人+スーツケースだけど、

上半身裸になってゴロゴロ日光浴してました。

 

 

変なクレイジーいえろモンキー🐒

来たなっておもわれてたんやろうなあ。

 

 

イエローもんきー爆睡。🙈

 

 

やばい。

電車の時間が、、、、

ということで、少し名残惜しいですが、

そそくさと小走りでこんな路地をかけぬけ

withスーツケース🧳


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こうしてもざぴ芸人はヴィラ ノヴァ デ セルベイラ という、これまたスペイン国境の次の街に進むのでした。

 

ちゃんちゃん!