もざぴ日記18 ~お手伝いさんを雇ってみた~
Olá ~~
もうすぐクリスマスというのに、モザンビークは雨期に突入して、
毎日どっとスコールのような雨が降ります。
日本のように一日中ふるわけではないので、天候でテンションが変動しやすい私にとっては今のところ日本ほどは影響がないです。
(いい歳なのにそれもどうなのか)
さて、今日はお手伝いさんの話をしたいと思います。
割と今日は短めなので、いつも長い話でうっとうしく思ってた人は安心してください(笑)
お手伝いさんをお願いするメリット
先日簡単にブログにも書いた通り、先月からお手伝いさんをお願いしています。
メリット・デメリットはありますが、これもモザンビークへ来たし、一つ試してみることかな、と思いお願いしてみました。
〈解消されること〉
・洗濯機がなく、手洗いなので激しく体力を浪費する ←これが一番メイン
・一人暮らしが初めてで、すべての家事が慣れない
・掃除機他家電がなく、ほうき履きとモップ掛けも大変
・乾季のころは砂の量が異常
・モザンビークの一般的なこと知っている
・ポルトガル語を話す練習
結局は怠惰のためお願いすることにしました⚡
賛否両論あると思いますが、地元経済に貢献できてるし、活動に集中できるのであれば、とりあえずのところよいのかな、と思っています。
洗濯・掃除をしなきゃいけない・・・けど疲れて動けないっていう精神的圧迫がなくなったので、今はとても気持ちが楽です。
※人の家のフルーツを勝手に食べまくってるシーン
気になる月々の給料は週に2回来てもらって、月に1,000円ほど払っています。
こちらの公務員の一般給料でも平均月給が5,000円?とか前に聞いたので、
週に2回、しかも一回2時間ほどで終わるということを考えるとまあ悪くない金額なのかなって思います。
私は毎月とてつもなく金欠で困窮しているので、月々1,000円でもなかなか痛いですが、、、、
(僻地すぎて、リシンガの物価が高すぎる。)
外食の回数を週に1回以下にすることでなんとか頑張っています。。。楽しみはこれでほぼなくなりましたが。
お手伝いさんをお願いするデメリット
さて、お手伝いさんを途上国で一番心配するべきことといえば、盗難です。
大体お手伝いさんをお願いするのは活動に行っている時間帯が多いので、
家のかぎをお手伝いさんに預けて、家に誰もいない状態のところを掃除してもらう人が多いです。
しかし、当然のことながら私たち日本人と現地モザンビーク人のお手伝いさんの間には大きな経済格差があるわけで。
先輩隊員でお手伝いさんをお願いしている人でも、お金を含む金目の物(携帯電話や腕時計など)を盗まれたという人はいるようです。
知り合いの先輩隊員も携帯と腕時計を盗まれて、「とったでしょ?」と問い詰めたら
返してくれた、なんてこともあるみたいです。
まだそれはいい人だったんだなアという感じです。
一番質が悪いのは外部の強盗と組んでいるときです。
これは割と首都などで多い犯行なのですが、
特にモザンビークでは、首都だと治安が悪いので、お手伝いさんと合わせてガードマンを雇うことなどが多いです。
そして最悪パターンは、ガードマンとお手伝いさんがグルになって、強盗と金目の物を根こそぎとっていくのです。
ガードマンやお手伝いさんであれば、住人の大体のタイムスケジュールや、旅行で不在にするタイミングなどを容易に知ることができます。
更に鍵もあずかっている場合が多く、家の内部構造も熟知していることが多いです。
そう、不在の時に外部の強盗と一緒になって、根こそぎ盗んでいく・・・
そんなこともあるようです。おそろしいですね。
ということで、特に家政婦さんを雇うときは
働きたい人はいくらでもその辺にいるのですが(むしろ私を家政婦として働かせてくれって見ず知らずの人に道で言われたりする)
信用のある人か、そのつてなどでお願いすることが必須となります。
僕の場合はたまたま近くに日本人の先輩隊員が住んでおり、その人がもうすぐで帰国するので、その先輩の家で働いている家政婦さんにお願いすることにしました。
先輩曰く、そのお手伝いさんは働き者でとてもきれいにするし、ものをとられたことはなく、おつかいを頼んでもぼったくるという私の職場の同僚のような卑劣なことはしないようです。笑
しかし・・・
先輩が帰国した後も大家がその家に帰ってくるとのことで、お手伝いさんをずっと我が家につきっきりというわけにはいかないようです。
そのため我が家を週2回(火・金)にしてもらい、もともとの先輩宅を週4(月・水・木・土)にしてもらっていたのですが、
最近雨期が始まり、大雨で出勤できないからなのか、来て欲しいお手伝いさんじゃない人が最近やってきます。
もちろんその代わりに来る人は、全く知らない人ではなくて、いつもそのお手伝いさんのサブみたいな感じで働いている人なのですが。
まあこの人は一人だと働きがいまいちなのです。
※この勝手にフルーツ食べてるやつがサブ。
メインの人と一緒にいるときはちょっとサボったりしてると「おまえちゃんとやれ」ってことでやらされてるのを何回か見たことあるのですが、
彼女一人で来ると、なんだか掃き掃除も雑だし、皿洗いはなんとなくぬるぬるするし、
トイレ磨きとバスタブ磨きはやってくれないし、、、といろいろ漏れが出てくるわけです。
そういうわけで、いつも8時にお手伝いさんが来るのですが、
サブの人が1人で来たら、9時までの1時間だけいつもおしゃべりがてら、ちゃんと働いているか見張っていますwww
けど、ダメだしとか注文をあまりにもしすぎるとすぐに忘れちゃうので、毎回3つずつと決めて忍耐強く教えています笑
洗濯物の干し方とか、ほうきのはきかたとか・・・
小うるさい姑かという。笑
なんでぬれたバスタオルの上にTシャツを重ねて干したりするのかマジで謎だwww
本人曰く、いつかは乾く・・・そら乾くでしょうよ。いつかは。
けど、このお手伝いさんおそらくモザンビーク人としてはちゃんとしている人だと思うのです。
ちゃんと言ったことはふてくされずに素直に聞くし(職場の同僚はプライドが高いからかすぐふてくされる)
今のところサボったりした日などもありません。お願いしている内容を一部サボることはよくあるけど。
と、いうわけで一つずつ気になるところを少しずつ教えて、うまくでいたらほめる、という。なんともいえない、
なんだか上司になったような親になったような。けどほめるってむずかしいですよね。
日本人からするとちょっとこっぱずかしい。けど、これも自分の教える力になるだろうし、
彼女が将来外国人の下で働くうえでもきっと、こういう気づかいって大事だと思うんです。
こういう気づかいから、より良い主人のところで働けて、将来的にお金を稼げるようになればいいなあなんて妄想と、小言をいう自分への慰めにしています。
現に今回のお手伝いさんも先輩の評判が良いってことで、お願いしたわけだし。
うるせえ日本人、って思われてないといいな♡
そういえば、お手伝いさんはいつもメインお手伝いさんの子供(赤ちゃんが二人いる)
をメインお手伝いさんとサブお手伝いさんで一人ずつ分けて、
家事をしながら子守をしているのですが、
今日はパンをよだれ垂らしながら食べたりちぎってたりしてて、
9時に今日家出るときは掃き掃除終わった後だったのに余計に汚れていたな。。。
これから帰宅しますが、ちゃんときれいになっていることを望みます。笑
子供は可愛いから良いんですけどね。
よだれまみれな床は、、、、。
では、あて あ ぷろっしま〜!