もざぴ日記19 〜モザンビークはいつでも戦闘〜
ふぇりーずなたーる🎅
クリスマスでしたね!
街並みもきらきら輝きだし、カップルたちも輝き始めていたところでしょうか。
周りにいた友人がみんな恋人を作ってしまったのでうれしいような寂しいようなそんな気持ちで複雑です笑
きっと恋人と一緒に過ごすクリスマスは素敵なことでしょう(棒読み)
さて、以前の記事も書きましたが、私の住んでいる地域はイスラム教徒が大半を占めているため、クリスマスを祝っている雰囲気は全然感じられません。
しかし、ごく一部にキリスト教徒がいるため、
キリスト教徒のお店(首都近郊出身者やポルトガル人など)にはクリスマスの装いとなっています。
なぜか、キリスト教徒のほうがイスラム教徒よりも所得が高いんですよね・・・
なぜでしょう。。
と、いうわけで、ごく弱タウン、リシンガですが。
ほんの少しですがそういったごく一部の富裕層向けにクリスマスグッズがリシンガで一番大きいスーパーに並びます。
いうて、規模は小さいですが。
そこでクリスマスグッズを少しですが購入し、我が家をデコレーションしてみました。
ちなみに一人暮らしなので、誰かに見せる予定もパーティーする予定もありません。
これをリア充とみるか、寂しいとみるかはあなた次第ですが、
私はそこそこ満たされています。笑
さて、本日は先日我が家から水が盗まれた話をしたいと思います。
まず前提条件として、住んでいる田舎では停電が多発します。特に雨期に入ってきて、以前よりもかなり頻度は増えました。
以前が月に1~2回ほどだったのが、最近週に1回以上はある感じです。
乾季の時も計画停電(月に一度、日曜の朝~17:00まで)はありましたが、最近は夜間も停電して、夜は真っ暗になってしまってシャワーが浴びれなかったりします。
さて、ここで一番問題となるのが、水です。
まず基本として水道は2日に1回しか出ません。
そのため、水の出る日にばけつなどに水をためて置き、出ない日にはバケツからくんで使用します。そのため、途上国では(?)とにかくモザンビークではバケツは必須用品です。
我が家にもたらい含めて4つあります。
めんどくさいでしょう。
ですが、恵まれていることに我が家には水のタンクと電気ポンプがあり、たぶん100リットルくらい?ためることができるので、
水が使えない日も、何事もないように水道から水が出て使うことができます。
(そのおかげで電気の光熱費もほかの人より高いのですが・・・)
電気が使えない日は我が家はもちろん電気ポンプで水を汲んでいるので、水が使用できなくなります。
(裏庭にある水タンク直接つながている蛇口だけ出る)
そしてほかの家でも電気が切れている家は水道局からの水を送るポンプが動かなくなるのか、
同じく水が出なくなることが多いです。
ということでなのか、、、、!
先日、我が家に水のタンクがあるために隣人が水を盗みに来たのです。
まさに現行犯。
こんな白昼堂々壁を乗り越えて来ますか、という度胸には拍手喝さいしたいところ。
それどころではありません。怒り心頭💢
現行犯ということで、いつもは直接交渉しに行くのは怖くてビビっていましたが、
思い切ってぶちぎれてみました(笑)
その時の会話を再現。
私 :(なんか水がジョロジョロ出てる音がする、、、もしや。)
急いで庭を見ると人影が。
私:「何してるんだよ、これうちの水ですよ!?」
隣人:「しょうがないじゃん、今日停電だもん。」
この開き直り方にイラっとする。
私:「水料金に毎月高額払ってんだぞ、ふざけんなこらあ。」
(フザケンナコラア、は単語知らないから心の中)
隣人:「シャワー浴びたいし、仕方ないやん」
なんなんでしょう。このやりとり。
困った時は助けられる周りの人が助けることが普通の文化なのか、もはや自分の水と思っているのか、、、、
私:「ふざけんな。水とるの禁止。使いたいなら金払え!!!」
こういったやりとりをしていたところ、隣人の別の家族が登場しました。
おそらく今までやりとりしていた隣人(ばーさん)の娘の人。
隣人2:「ごめんなさい、いくら払えばいいの?」
こう素直に言われてしまうと。なんかこっちがすみませんとなってしまう日本人。。
私:(とりあえず普段の水道料金を請求しよう)
「300メティカイス(500円)はらって!」
隣人:「毎日とってるわけじゃないから、200(350円)!」
謎の値下げ交渉会。
まあけどお金がもらえるだけで満足なので、このお金で落ち着きました。
まったく。
日本人では、停電にシャワー浴びれない、、、
だったら不快でいやだけど、我慢して明日浴びよう、とか普通ですよね。
というわけで日々にちょこっとした小競り合いでした。モザンビークカルチャーショックを味わう1日となりました。