ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

憧れのシントラ 〜もざぴその後〜

ずっと続いてます、

長期旅行編です〜!

そろそろちゃんと就職先見つけなきゃ、、、!

 

今回はリスボンからガイドブックなんかでは、日帰りで行けると謳っている、

リスボンの避暑地 シントラへ行ってきましたー!

 


シントラは泊まるべき

今回の旅行は普通の日本人よりもゆとりのある日程だったため(笑)、

一泊二日で行ってきました。

 


いうて、リスボンで1日目の夕方15:00頃までダラダラしてたので、実質24時間ほどシントラにいた感じになります。

 

 

 

それで感じたことを1つ。

 

シントラは日帰りじゃもったいない!

 

ということ。

 


日帰りできますけど、死ぬほどめちゃくちゃ疲れます笑

僕はロカ岬含めて4箇所巡ってきたのですが、今猛烈に足が痛くて(そして臭くて)死にそうです。

 

 

シントラと言えば、避暑地

シントラはポルトガルのお金持ちや王族が、こぞってリスボンからの避暑地として別荘を作り上げた避暑地です。

 

高台にある関係で、リスボンよりも少し涼しいです。ちなみに電車だと40分ほどです。

 

そしてそう言った過去の王宮や遺跡がザクザクあり、世界遺産の宝庫なわけです。


ペナ宮殿

まず、シントラと言ったら99%の人が訪れるであろう王宮の紹介です。

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ここはもともと、修道院だったそうですが、1755年のリスボン地震の時に、同じく影響を受けて廃墟になってしまったそう。

 

 

 

その廃墟を見た、マリア2世の旦那さんフェルナンド2世。この修道院を改造して、かつ王家の夏の離宮にしよう!

と思ったそうです。

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で、どうせやるならメルヘンに、ってことになり、おとぎの世界に出て来るようなとてもメルヘンなお城ができました。

 


なんでもシンデレラ城モデルのノイッシュヴァンシュタイン城(ドイツ)を建てたルートヴィッヒ2世とはいとこ同士なんだとか。

 


この時代がロマン派の空想的な建物を作るのが流行っていたとはいえ、流れる血は同じものがあるのですね。

 

 

ペナ宮の入場料

さて、こちら。

入場料がクソ高いです。

 

14ユーロもします。(2019年8月現在)

年々値上がりしてる模様。

 

10ユーロあればお腹いっぱいご飯食べられるポルトガルの物価から言ったら、かなり強気のお値段です。

 


ちなみに外観だけのコースにすると、周りの公園と教会、お城のヘリについている、プリンセスが出てきそうな半分外の廊下?

には行くことができます。

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たしか7.5ユーロ。

 

 

 

結論から言うと、外観コースだけで全然良いと思います。

 

中入ったところで、メルヘンさは全くないし、外観でお金なくなっちゃったのかなーって思うほど意外とショボかったです笑

写真撮るのなぜか禁止だし。

 

しょぼくてあんまり撮りたいとも思わんかったわ

 


ケルース宮殿の方が観光客皆無なのにゴージャス。

 

夏は要注意

観光客死ぬほど多かったです。

夏のハイシーズンとはいえ、もう一生八月にポルトガル来たくなくなるくらい人がいました。

 

ゴールデンウィークのディズニーランドもこんな感じなんでしょうか。

 


城に入るだけで2時間くらい下手すると並びます。

 


岩の上にお城が建っているので、

高台にあるのに、自分が城を出るときは麓まで列ができてました。

朝一でいきましょう。

 

 

 

 

ペナ宮殿の良さ

さて、何が良いかと申しますと、

3種類の建築様式を取り入れている点です。

 


ガイドブックによると、建築様式の違いによって、隣接する窓と扉が不自然に並びあってるから、、、

どーのこーの書いてましたが、

個人的にはゴテゴテ同じ様式だと飽きるし、

映えないのでこちらがとても良い。

 


イスラム風の黄色い建物に、

ポルトガルアズレージョ

そしてヨーロッパ風(イギリス的と感じた)の赤い時計台が付いている建物、

3つのコントラストが本当に良かったです。

 

 

 

ムーアの城壁

1147年にムーア人と呼ばれる、北アフリカの人々が作った城壁です。

 

ポルトガルが存在しているイベリア半島と言えば、少し学のある方ならお分かりのように(笑)

昔、北アフリカイスラム教徒たちに支配されていました。

 

城壁のいきさつ

早く国土回復運動を終えたポルトガルは1185年に初代ポルトガル王がこのお城を奪還しました。

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イスラム教徒はシントラに重きを置いて、城壁を築いていましたが、

ポルトガル人たちはリスボンを拠点にしており、シントラを軽視していたので荒廃の一途をたどっていたそうです。

 

 

そこを先ほどのペナ宮殿を作った、

ぶっちゃけ王様でもない、フェルナンド2世さんが国民のお金を使って、

この城壁も大事にしようぜ、

って事できれいにしたそうです。

 

 

 

ぶっちゃけて言うと、しょぼい万里の長城です。

けど、山のてっぺんにあって景色は絶大だし、ペナ宮殿からも徒歩10分くらいなので、行く価値は大ありです。

 

ムーアの城壁の良さ

城壁跡や近くの巨岩に苔が生えてたりして、

なんとなく雰囲気はゲームの世界?

あるいはもののけ姫

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日常から離れた不思議な体験を送ることができます。

ただこちらも結構城壁自体もアップダウンすごくて歩くし、遺跡にたどり着くまでに結構森の中をアップダウンで歩きます。

 

体力の温存に注意しましょう。


レガレイラ宮殿

ここ、とても良かったのにるるぶに載っていないまさかの飛ばし案件。

 


本来なら絶対テンション上がって楽しい系アトラクション?、建物が多かったのに、

上記2つのせいで疲れ果てて、なんとなく流しプレイというか、ちゃんと意識を持って、

たのしんで観光ができませんでした、、、

 

 

 

ここには何と言っても、あの有名な井戸があります。

ドラクエ的な。

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この井戸に入るのも結構並びました。

30分くらい?

何でメインゲートに入るのも並んで、こういう1つ1つにも並ぶんだよ、とか少しイライラしましたが笑

 


とりあえず八月に来るのはやめましょう笑

 


けどいざ、中に入ってみるとすごい。

ゲームの世界が広がっています。

いうて、あんまりゲームしなかったからドラクエ感があまりわからないんですけどね。

 

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こんな感じで池の上に出ている石を飛び越えて進むダンジョンもあります笑

 

他にも洞窟を進んで湖のあるダンジョンや、

塔に登るダンジョンもあって、ゲーム好きにはたまらなそうなアトラクションがたくさんあります。

 

だがしかし、誰がなんのためにいつ建てたかなど予備知識がなくて、ゲームみたいだなあと純粋に楽しんでました。

 

それ以上に疲れすぎてあんまり楽しめてなかったんですけど。

 

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最後のボスが出てきそうなお城が、

本命のレガレイラ宮殿です。

雰囲気があります。

 

 

テンションが上がりすぎて長くなりそうなので、この次の記事に続きます〜