ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

モザンビーク島200周年記念イベントに行ってみた ~もざぴ日記42〜

ぼんじーあ

最近、マダガスカルのことダラダラ書いてましたが、ぶっちゃけマダガスカル旅行は結構前の出来事でそれからも色々ありました。

 

◆先輩隊員お別れ会

最近は先輩隊員が帰国されるってことで、モザンビーク唯一の世界遺産であるモザンビーク島の対岸にあるショーカスって言うめちゃくちゃ綺麗な白い砂浜とエメラルドシーが見えるコテージに泊まってパーティーなんかもしました。

 

3ヶ月に一度訪れるこの別れ。

そろそろ身近な先輩たちが帰ってしまうようになってきたので、さびしいですね。

協力隊員は近くに隊員がいる場合はみんなで集まって2年間の活動をみんなで労いつつの旅行を兼ねたお別れ会をすることが多いです。

 

 

まあ、ショーカスも超良かったんですけど、やってる内容は海に入って、砂浜で遊んで、コテージでお別れムービーを流して、みんなではしゃぐ、、、

ってだけなので特に書くことはありません。

ショーカスの海の写真だけ載せておきます。

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きれいでしょーーーう。

 

モザンビーク島へ行って来た

さて、今回記載するのはこのショーカスから海を渡って存在する、モザンビーク島についてです。

この島については以前も記載しましたが、モザンビーク唯一の世界遺産で、モザンビークという国名もここから取られました。

 

かつてポルトガルモザンビークを支配し始めた頃はモザンビーク島が首都であったため、当時の築300年の建物などもあり、綺麗に改装されている建物と、もう荒れ果てて崩れかけている建物も存在します。

 

けどモザンビーク島を首都にするあたりが海洋帝国、と言われたポルトガルらしいなあと思ったりします。

スペインやイギリス、フランスなどは植民地として国土を広げることを目的としていたので、首都は気候が良かったり、立地を良いところに大抵設定していますが、

このモザンビーク島って本当狭いんです。

 

長さは5キロ、幅は500メートルしかありません。

ヨーイドン、ですぐに対岸に着いちゃう。

ポルトガルは東洋貿易のための航路補給基地としての植民地拡大をしていたので、1つの都市や小さな国が植民地、というパターンが多いです。

ブラジルだけトルデシリャス条約のおかげでやけにでかいけど。

 

 

話がとてもずれました。

モザンビーク島は狭い国土にかつて首都だったので古い建物が密集しており非常に歴史的に趣のある島でいとをかしです。

1回目きたときは、泳ぐ用としている海だけはゴミを捨てないようにしてるから、まだまあまあ綺麗だけど、500メートル離れたすぐ対岸は海にトイレしたりゴミを捨てたりしていて、とても臭かったり(綺麗は綺麗なのですが)、建物も世界遺産のくせにボロボロで廃墟同然のものが多くて、

なんだよなんか期待して損した、とか思っていたのですが、

 

今回来てみてこの趣ある良さがようやくわかりました。ここに来て少しハマりつつあるという。

 

モザンビーク島200周年記念

さて、今回モザンビーク島へ来たのはモザンビーク島の日というものがあり、今回は200周年イベントという記念すべきタイミングだったからです。

 

と、行っても結果論なんかいつものモザンビーク島の日と変わらなかったようですが、、

200周年イベントに合わせた伝統布カプラナも販売されていました。

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・前夜祭

モザンビークの日の前日から前夜祭ってことで、お店など出てて、盛り上がってました。

個人的には前夜祭の方が品があって、おしゃれな感じだし、いろんな食べ物売ってて楽しかったです。

 

前夜祭ではボランティアたちと一緒に浴衣を着て、日本食を売るブースを出して、味噌汁、肉じゃが、おにぎりを販売したり、

ソーラン節をおどったり、ギターと太鼓のようなこちらの楽器を使って演奏会をしてました!

 

食事を売るブースはあんまりお手伝いできなかったですが、ソーラン節をグダグダながらもモザンビーク人の子供たちと思ったり、浴衣着て食べ物を食べ歩きしたりしてとても楽しかったです!

 

前日からなんか大統領とかえらい官僚系の人もたくさん来てて、護衛の車も凄かったです。

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モザンビーク島の日

で、迎えました。モザンビーク島の日当日。

モザンビーク島って普段は島民も温厚だし、夜一人で出歩くことができるくらい治安が良い場所として有名なんです。

けど、この日はお祭りってこともあり、たくさんの外部の人間なんかも来てるし、バイクはやけに多いし、治安が悪くてなんかやな感じでした。

 

モザンビーク島の日ってことで設置されたステージもなんか謎の素人のど自慢大会的な感じで、イマイチ盛り上がりに欠けるし、ちょっと下手くそだしで微妙でした。笑

たぶん夜中とかに盛り上がるんでしょうけど、9時前には撤退。

 

ただ普段とは違うお土産やさんや、200周年に向けて設置された海の家のようなテントの食べ物屋さんなどたくさんあって、そう言うのは散歩してて楽しかったです〜

一緒に行った日本人のボランティアはカツアゲされてたらしいけど。怖

 

ちなみに僕は200周年記念カプラナを使ったサンダルを買いました。

なかなかしっかりしてる感じだし、柄の感じも可愛くて良い感じです。

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モザンビーク島の建物

モザンビーク隊員の家に泊まらせてもらったんですが、モザンビーク島で初めての宿泊宿として建てられた建物で、

何度も綺麗にしてるからあまり古さは感じませんが300年も経ってるそうです。

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すごいですよね。日本で築300年とかあるのかな。

電気や水道のない時代に建てられ、後から文明の工事をしてるため、

生活効率の良い感じではないかもしれないですが、趣があってとても良いです。

 

昔の建物を崩しちゃいけない、とか新しい建物を建てるのは規制がある、とかで

なんかごみごみと入り組んだような建物の作りをしていますが、これも世界遺産の宿命なんでしょうね。

 

 

もうひとりの隊員の家にも泊まりましたが、そちらも天井は高いし、オシャレコテージって感じで凄かったです。

今はちゃんとした宿泊専用とした何十人も泊まれる宿たくさんありますしね。。こういった昔に作られた宿は今は家として貸したりしてるようです。

けど海外版地球の歩き方であるガイドブックのロンリープラネットとかにのってるみたいで、外人のお客さんもたまに訪ねてくるとか。

写真も勝手に外側取られてるみたいです。

家の前にパンツとか気軽に干せないなー。笑笑

 

ではそんな感じで。

あて あ ぷろっしま〜