ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

やばい虫 〜もざぴ日記105〜

連日の飲み会や首都マプトの美味しいものを食べられる生活のせいでかなり順調にぶくぶく太っているのぴです。

 

首都美味しいものありすぎるよ、、、

なんと寿司の食べ放題まであります、、、

今日行っちゃおうかな。けど高いしな。迷い中。日本じゃちゃっかり寿司のイチゴのお寿司とか、エビフライ寿司とかあんまり逆に食べられないですもんね。

 

ちなみに明日首都マプトは全域停電らしいです。ぼくは明日いよいよ?出国前から友人に言われていた、モザンビークで唯一のゴルフ場に行ってくるので関係ないです笑

 

このゴルフ場、一応昔はふつうに18コースあったらしいですが、災害や、地元民の生活圏拡大によって占拠されてしまい、

今は15コースしかないそうです笑笑

 

ふつうに地元民闊歩しているらしいし、どんな場所なのか楽しみです!!!

 

 

住血吸虫病

以前にも記事に書いたと思いますが、

もちろんアフリカに住んでいるとさまざまな寄生虫や病気のリスクがあります。

 

致死率ほぼ100%の狂犬病や、

モザンビーク死亡率No.1のマラリアなど。

 

もちろんこれらの病気もかなりやばいのですが、個人的にずっと恐れていた病気?

というか寄生虫がいます。

 

 

それが住血吸虫です。

日本に住んでいると、

なにそれ??という寄生虫なのですが、

かつて日本内もいました。

 

 

日本が世界で唯一撲滅に成功した国らしいです。

 

住血吸虫とは、、、

住血吸虫症(じゅうけつきゅうちゅうしょう、Schistosomiasis)とは、住血吸虫科に属する寄生虫に感染することにより引き起こされる病気の総称である。致死率こそ高くないものの、長期にわたり内臓を痛める慢性疾患であり、社会的経済的影響が大きい。淡水産の巻貝が中間宿主となっており、皮膚を汚染された水に浸すことで感染する。 WHOによれば、世界77ヶ国で2億人以上が感染しているとされる。[1]

住血吸虫症 - Wikipedia

 

つまり、汚染されている淡水の河川、

モザンビークにおいてはすべての河川が対象であり、特にぼくの住んでいたリシンガの近くにあるニアサ湖(マラウイ湖)は感染のリスクが高いと言われています。

 

 

皮膚から入り込んだやばい虫は、

精巣や卵巣に卵をめちゃくちゃ億単位の卵を産むそうで、それが原因で激痛や血尿、ぼうこう癌、精巣がんのリスクがあります。

 

ぼうこう癌、精巣がんは普通の人の90倍のリスクもあるそうです。

また子供も作れなくなるそうです。

 

 

恐ろしくないですか、、、、?

恐怖でしかない。笑

 

 

住血吸虫症の検査をしてみた

モザンビークの隊員は、

他のアフリカ隊員がするかはわかりませんが、帰国前に住血吸虫症の検査をする人が多いです。

 

なぜモザンビークで検査をするのか、、、?

それは、もはや日本では治療できる場所がない

からです。

 

 

日本にとっては遠い過去の病気なのです。

もちろん薬も売っていません。

帰国後、JICAによって健康診断がありますが、

その健康診断では対応できないため、住血吸虫症の検査のみモザンビークでみんな実施していくわけです。

 

 

リシンガ隊員の感染率

ちなみにリシンガ隊員はぼくを含めて過去に5人いました。

過去4人の先輩の感染率は50%。

つまり、2人が陽性、2人が陰性でした。

 

リシンガに住んでいると、他に出かけられるところがないため、羽を伸ばすために必ず2年に何度かはニアサ湖に行くのです。

 

景色は綺麗だし、いいところなのです。

けど感染しちゃうところです。

 

なぜなら日帰りでぼけっと見るだけなら問題ないですが、リシンガから片道で3時間ほどかかるし、できれば宿泊したいですよね。

 

宿泊施設は大体湖のほとりに立っており、

シャワーは食事に湖の水を使用しているため、感染のリスクがあるわけです。

 

あとは個人的な皮膚の強さ?というか、生命力の強さで感染の有無が分かれているような気がします。

 

 

コテージに着く前にボートに乗る必要があるのですが、海で船に乗るとき同様、自分で入水してチャプチャプ船まで進む必要があり、

ぼくはこの一瞬での感染をかなり警戒していました。

 

いつも長靴履いて感染を防いでいましたが、

半年ほど前に湖の方が深すぎて、長靴内に水が浸入し、

おわった、、、、、

 

と思ったのを覚えています。

 

検査結果

肝心の検査結果です、、、、

 

 

結果は

 

 

 

どどど

 

 

 

どどどどど

 

 

(なぞのじらし)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果は、陰性でした。

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陽性の場合は、当たり前ですが、

薬を飲む必要があります。

 

 

外国製なので、日本では考えられないようなバカでかい錠剤です。

この錠剤の量は体重によって異なります。

つまり自分の体重を伝えて薬剤師に計算してもらう必要があります、、、

 

同じく隊員の2人と薬を買いに行ったのですが、ぼくが一番購入する錠剤の数が多かったので、なんか笑われました。怒

(つまり一番体重が重い)

 

そこ、デリケートな部分や!!!!

 

 

 

 

ぼくは陰性だったのですが、

こちらの検査結果に信用できなさすぎて(?)

薬を服用しました。

 

 

検査代が約3,000円程で、薬はなぜかめちゃくちゃ安くて300円程なのですが、

検査した意味笑 バシッ(効果音)

 

 

そう、この薬はなぜかめちゃくちゃ安いんです。だからみんな飲めればいいのに、とか思うんですけど、それ以上のお金で1日暮らさなければなら行けない人たちが多いので、

例えばリシンガの人にしたら200mtなんて、割と大金です。

 

日本人からしたら300円ほどの価値ですが、

首都マプトでさえ多分感覚的に1,000〜1,500円程。

任地リシンガであれば2,000円〜3,000円くらいの感覚になるため、これくらいのお金であってもあげたらクソ喜びます笑笑

 

 

つまり、そんな理由であまり一般的ではないため、感染者がかなり多いんです。

 

 

薬の服用と副作用

本日服用しました。

基本的にきつい薬であればあるほど、

アルコールの摂取はその日厳禁なのですが、毎日飲み会の今日この頃、、、

 

今日は飲まないだろうな、と思って服用したにもかかわらず、普通に結構飲む羽目になりました笑笑

 

 

あーあ、体ボロボロだよ、、、、笑

 

朝服用しようと思っていましたが、

忘れていたため昼に服用しました。

 

 

そのあとお出かけをしたのですが、

1時間後くらいに猛烈な眠気と頭がぼーっとする感覚。

 

まるでお酒を4〜5杯飲んだような感覚です。(これはぼく基準)

シラフなのに酔っ払ったように頭がフラフラくらくらしていたため、お昼寝をしました。

 

お昼寝をしたらだいぶ良くなりましたが、

仕事や活動をするにはかなり支障が出るような症状が出ました。

 

これが副作用かは謎ですが、

他の2人もかなり眠気がする、ということでお昼寝をしていたのでした。

 

 

またしても長くなりすぎました。

今日はこのへんでー!