ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

南米1の大都会を観光してみた 〜もざぴその後〜

前回の記事に引き続き、サンパウロについて記載します〜

サンパウロを訪れた目的と雰囲気についてはこちらをどうぞ

南米1の大都会 〜もざぴその後〜 - ノピとモザ

 

 

観光は難しい?

サンパウロ行ってみて感じましたが、

サンパウロは観光地がとても少ない!笑笑

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まじで観光するところない。

観光第一で来ている人にはかなり物足りない都市だと思います。

 

幸いにも前回の記事の通り、

ブラジルへは仕事の雰囲気を味わうために訪問したため、

あらかじめ約束していた、会う人が多かったので、充実できました。

 

 

歴史的な観光名所と言うよりは美術館や博物館が多い印象のサンパウロ

個人的には歴史も好きなので、日系人移民博物館はとても面白かったです。


また意外と穴場で超お宝級の絵がかなりの近さで見ることができる、サンパウロ美術館やサッカー博物館なんかもありますり

 

個人的に興味があったのはアマゾンとかの毒生物を専門に取り扱っている研究所なんかも気になりました。

 


サッカー博物館と毒研究所は時間なくて行けませんでしたが、、、、

 

 

 

ちなみに僕は日曜から火曜日までいましたが、月曜日はサンパウロやること皆無です笑笑

 


と、いうのも博物館や美術館系が全て月曜日にクローズするのです。

わざわざ休みの日合わせる必要なくねwwww

 

ぼくは月曜日のお昼に人と会った後、午後は丸半日宿でダラダラしていました笑

 

 

 

穴場すぎるサンパウロ美術館

他の方の記事にも書いてありますが、サンパウロ美術館はやばいです笑笑

 

そうそうたるメンバーの絵があります。

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ゴッホピカソ、モネ、ゴーギャン、、、

 


しかもかなりの近くで見られて、

そんなに混んでいないのでがっつり独り占めで鑑賞できます。

 


間近で写真撮影もできるのです。

 

 

 

 


もっとすごいことは、まさかの火曜日は入場料無料とのこと。

太っ腹すぎるぜ、サンパウロ美術館。

完全に穴場。

 


もはや激混みのヨーロッパの美術館行くくらいなら、こっちのスキスキ美術館の方が絶対にいいなと思いました。

 


日系移民博物館

昨年で110周年を迎えた日系移民の歴史。

 

どんな背景で入植し、日系人たちの入植の苦労や今やブラジルで尊敬される立場となった日系人の歴史について書いてあります。

 


当時明治政府は人民を養うお金がなかったため、移民を奨励し、

当時コーヒー生産過剰で販売先を求めていたブラジルと利害が一致して、このような歴史ができたみたいです。

 


当初ブラジルも白人国家となるべく、非白人である日本人を受け入れるかはかなり賛否両論あったみたいですが、

日本人の明治維新による、かなり整えられた西洋風の身なりと

日本人らしい礼儀正しく、部屋や食事後も綺麗にしている点からブラジル人に評判が良かったみたいです。

 


なんだか今の日本人が忘れてしまっている、「ちゃんとする」という先人たちの行いを見て、

自分も「ちゃんとしなければ」と感じました。

 

 

 

当初ブラジル農家の労働不足のため、雇われ人として渡ってきた日本人たちでしたが、

契約が切れるといつか帰国することを夢見て、

自営農家となり、学校を作り子供達に日本人としての魂を忘れさせないようにしていたそうです。

 


お金が貯まったら、全部使うのではなくて、

新たなコーヒー農場拡大のための資金に充て、

収入があるまでの間素朴な家に住む、、、

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こういった暮らしを改めて見てみると、

先人たちは大いに苦労が絶えない中で、

常にちゃんとしていたということ、

その中でもうまくブラジルでの立場を固めていったという事実にとても尊敬を覚えました。

 


よっぽど今の日系人は、今の日本人若者よりちゃんとしている人が多い印象を受けました。

はー、気をつけよう

 

ポルトガル語が英語みたい

少し話の趣旨が変わってしまいますが、

サンパウロポルトガル語は少し変です。

 

僕に言わせれば、ブラジルのポルトガル語全部が変なんですけど笑笑

 

 

 

なんか、ブラジルポルトガル語は英語チックです。

 

ポルトガルポルトガル語より

英語(特にアメリカ英語)の影響が強いと

ところどころで感じます。

 

ショッピングセンターのことを、

ポルトガルだと centro comercial 

ブラジルだとshopping

 

電車のことを、

ポルトガルだとcomboio 

ブラジルだとTrem

 

バスのことを

ポルトガルだとAutocarro

ブラジルだとônibus

 

他にもいろいろあるのですが、

映画とかをみていても

訳し方がアメリカ英語をそのままポルトガル語に当てはめた感じでブラジルポルトガル語の映画の翻訳、なんとなく好きじゃないんです。笑笑

 

 

 

さて、サンパウロですが、

全然聞き取れなかった理由の一つがわかりました。よりアメリカ英語ぽいポルトガル語でした笑

 

 

話すという単語をfalar ファラール

というのですが、

最後のRをかなり巻くのです。

 

割とアメリカ英語のように激しめに巻きます笑笑

 

 

そこ巻かなくてよくない?

 

発音の仕方も割とローマ字読みで、

アクセントとかSをそのまま「ス」と発音します。

 

僕はポルトガルポルトガル語を学んでいたので、どうしても「シュ」と発音してしまうのです。

 

サンパウロ日系人に直されて、

わりとうざかった笑笑

単語も通じなくて動揺したりもしました。

 

多分ポルトガル人はブラポル分かるけど、

ブラジル人はポルポル分からないという、

なんとも面白い現実がわかりました。

 

やはり大国の方がつよいのだな

とても違和感を感じたのでした。

 

 

日本語も外国で通じれば、

あれ、これ日本では使わないけどわかる!

とかもっと言語自体の独自の発展とか見られて面白かったなー

 

とか思うと少し残念です。

ちなみに大洋州パラオの一部の州で一応標準語として設定されてますけど。

パラオ - Wikipedia

 

では、あて あ ぷろっしま〜〜