もざぴ日記9 ~ようやく活動開始?~
モザンビークに来て、2か月ほど経ちました~
みなさんどのようにお過ごしでしょうか。(日本は涼しくなったかな、、、)
任地に配属してもうすぐで1か月ってところで、同期隊員たちはすでに活動を充実させていっているようでとてもまぶしい今日この頃です。
活動について・・・
さて、私はというとつい最近まで銀行が開設できておりませんでした。
おまけに家具などもいまいちそろっておらず、家もまだまだ引っ越ししたばかりのようなすさまじい状況です。
なんか身の回りが整わないと心もあれる、的なことを実感しています。そうです、荒れていました。(最近はよくなりつつある)
そういえばこちらの毎日のタイムスケジュールとしては、7:30~15:30が勤務時間です。
一般的なのは8:00~16:00?ですが、7:30に行っても誰もいないので、8:00に着くように職場にいっています。
8:00に行ってようやく鍵を開けてもらえるくらいの時間です。
ちなみに職場までは40分ほど歩く必要があるので、7:00過ぎには家を出なければなりません。
銀行の口座が開くまではいつ「銀行にいく」、と同僚に言われてもよいように、
フリースペースで時々あるPCトラブル対応をしながら
8:00に職場についてからは、同僚たちと簡単なおしゃべりをしたり、
現地語を習ったり、
大半の時間は前任が構築したネットワークを利用してyoutubeをみて過ごしていました。
本当にクズなニート生活を送っていたわけです。
ただ自分なりに今一番の課題が何よりも語学力と感じたので、
youtubeといってもポルトガル語のアニメや教材を見て過ごしていたわけです。
ただこんな日々が毎日続くなら税金の無駄遣いといわれても仕方ない・・・
と心を痛めながら毎日通勤していたわけです。
しかし・・・!
ようやく銀行の口座も開き終わました(やったー!)
ずっと事務所(といっても謎のフリースペース)にいる必要もなくなり、
配属先である、農業研究所をぶらぶら探検見て回りました。
配属先は農業研究所ということで、乾季がもうすぐで終わるためにじゃがいもや豆の種を植える作業をしている人たちがいました。
興味津々で近づいていき、見学をさせてもらおうと思ったら・・・
「やってみる?」
ということで、農作業のお手伝いをさせていただきました♪
ずっと事務所にヒッキーだったから、活動らしい?ことをさせてもらえて(おまけに外)うれしかったです。
ですが、モザンビーク人。人使いが荒い。笑
初めてなので全く慣れていないのに、他のモザンビーク人と同様の農作業をさせられました。笑
こういう土を触る作業嫌いじゃない(むしろ好き)なので全然いいんですけど、
仕事が遅い分ほかの人が休憩している時間もずっと作業して、
ようやく僕がみんなに追いついたらみんなも作業開始!って感じで
午前中ほぼ休憩時間はありませんでした。
そして配属して初めてくらいのひたすらポルトガル語攻め!笑
もうやめてってくらいやられました。
久々に午前中終わった時点で肉体的精神的にへとへと。
6年前に体験した中国留学時代の語学授業後のめちゃくちゃ疲れた感覚思い出しました。
あの頃は午前中に授業が終わり、あまりにも疲れるので必ず夕方まで昼寝をしていたのですが、まさにその感覚です。
最後に恋ダンスについて教えられたので、まあよしとします。
ですが、定時は15:30なのでモザンビークでは寝るわけにはいきません。
(今隣で同僚がいびきかいて爆睡してるけど)
幸い農作業は肉体労働ということ、午後は一気に気温が上がるから?
というわけで午前中しか働かないようで(よいのか・・・?)
「今日はここまで~! じゃあまた明日ね!」
「・・・。」
おい。僕はPCインストラクターだぞ。(エセだけど)
なんか明日も手伝わされそうな雰囲気を醸し出されながら
お昼ご飯へ行きました。
毎日は倹約生活
話がそれますが、こちらに来ている間は1か月400USドルの生活費が
支給されます。
個人的な理由なのですが、持参したお金がすくなかった+棚など高価なもの購入+ホテルなど立て替えの影響で10月の生活支給日まで非常に残り少ないお金で生活することとなりました。(本当にど貧民)
と、いうわけで日々の生活は非常に切り詰めて、
ランチは職場近くだとポルトガル料理が800円ほど、
近くのシマ屋さん※に行くのですが、そこだと60円ほどです。
※モザンビーク伝統の主食で、とうもろこしの粉を乾燥させ、粉上にしたものを沸騰したお湯で溶いて固めたもの、食感はモチと蒸しパンの間?
昨日シマに砂糖醤油をつけて、モチ風にして食べましたが、まずかったです。。。笑
そうです、シマは安いのですが。好きではないのです。笑
というわけで、ここで毎日食べるわけにもいかず、最近はお弁当を作って持参しています。
弁当だとおそらく一食60円ほど?で作れているので節約です。
ホットケーキやチャーハンを作ったりしています。
また、夜になっても極力電気はつけないようにする、
出勤するときはブレーカーを落とす、
2日に1回?断水の日があるので、水がなくならないようにするための水ポンプ※(
も電源を消す、などの細かい努力をしています。笑
(でも家が大きいせいか、盗電されているのか、すごくすごく電気代が高い)
※幸運なことに僕の家は元から水ポンプが家についていました。他の先輩隊員の家にはないから普通はバケツに水をくんでおく
ですが、本日驚きの出来事がありました。
なんと。隣の家の人間が私の庭に無断で侵入していたのです。
このフェンスを乗り越えて。
本日は早めに同僚に車で送ってもらえたので、いつもより早く15:50くらいには
家に到着してました。
水ポンプの電源を切っているので、非常に静かな家なのですが、
なんかいつも聞き覚えのない音がする・・・・
と思って外を見てみたら、なんか人影が・・・⚡
最初は「怖い」と思って、思考・行動共に停止してしまったのですが、
昼間だったこと、ちゃんということが大事と思って、庭にでて直接何をしているか聞こうと思いました。
水タンクがあるので、いつが断水日かあまり知らないのですが(笑)
今日が断水日?だったためか、隣人は私の水タンクから水をバケツで盗んでいました。
「水が足りなくなっちゃって...」
とか素直にいってもらえれば別に水を汲んでもらっても構わないのですが、
庭に出ようとしたら、隣人は逃げていきました。
(それに内心ブチギレ)
庭に出るまでに鍵が5つくらいあるので、開錠するのを手間取っているうちに
逃げられました。。。
しかも、一応庭と庭の間にはフェンスがあるのですが、
水をくむ人(たぶん子供?)とバケツを受け取る人(かあちゃん)
の2人一組の犯行です。本当たちが悪い。
普段から悪気なく実施している可能性大です。
しかも庭に出ようと思ったら、母ちゃんらしき人が
「出てきそうだから早く戻ってこい」みたいな感じでやり取りをして逃げたのでしょう。
経済的に苦しく、極力迄節約していることも本当に腹が立ちました。。。
残念ながら蛇口を止めることも仕組み上難しそう&
隣人なのでトラブルにしたくない、ということもあり殴り込みは我慢しました。
次くるの見たら、殴り込みに行く&金銭を請求しよう。
しかも庭にどんどんゴミが増えていくんです。
これも同じ隣人じゃないかと思って、勝手にどんどん腹が立っています。笑
人の敷地に普通に入ってくるという行動が日本ではありえないと思いますが。
隣人の飼い犬は毎日のように侵入してきます。
フェンスが低くて高跳びの競技のように華麗に超えてきます。
しかも彼にとっては私の庭も彼の敷地のようで、私が庭にでると
激しく吠えられる&襲ってきます。
こちらの犬は噛まれると狂犬病の恐れがあり、
狂犬病は致死率99%なのでマラリアよりも気を付けなければなりません。
そのため、いつもは犬が襲ってきたら逃げていました。
ですが、そのせいかヤツに軽くなめられており、
それも頭に来たのでこちらも吠えて威嚇したところ逃げていきました。(へへ)
外にいる野犬も併さって、あいつら夜狂ったように遠吠え?してうるさいし、
道にも野犬がうじゃうじゃいるし、日本の犬とは全く異なります。雰囲気本当狼です。ゴミあさってるし。
というわけで、銀行開設できた今となっては一番の課題は犬の処理と隣人です。
一番の解決方法はフェンスを高くし、侵入できないようにすることですが、
早くフェンスを築かないと夢の家庭菜園も犬が襲ってくるのでできません。
夢のバーベキューパーティーもお預けです。
というわけでフェンスが構築できそうなタイミングでまたみなさんに
お伝えしていこうと思います。笑
毎日全然動こうとしないモザンビーク人をつついていくしかないのか・・・それもストレスだなあ。
もう一つ。
こちらの人は日本人以上にお金に貪欲です。
そして仕事がありません。
若い人でも普通に日中から地べたに座ってボケっとしています。
(私の表庭でも勝手に侵入してきて、座り込んでいる)
先日買い物に行こうとしたら、、、
モザンビーク人「どこいくの?」
私 「買い物だよ」
モザンビーク人「いない間掃除して待っていようか」
いや、おかしだろ。シチュエーション^^
完全にもの盗まれるやつやん、そもそも知らないやつのくせにどんなこと要求しているんだよ、とおもいながら。
「なんでそんなことしたいの?」と聞いてみました。
「お金が欲しいから」
ハイハイ出ました。自分で苦労しないでお金を得ようとするパターン。
(人のこと言えないけど)
リシンガにたくさんいるインド人たちを見習ってお店を開いてせっせと働くとか、モノを運ぶ仕事をするとかいろいろあるでしょうよ。
市場に行ってもどこからともなく、学校にいってなさそうな子供たちが集まってきて、
家まで運ぶの手伝おうか?とうじゃうじゃ寄ってきます。
いや、すぐそこだしべつに運ぶのくらい助けいらないから!怒
と最近だんだんイライラすることも多くなってきました。笑
切実にお金に困っているんだなと痛感するとともに、
日本人とお金に対する気持ちが全然違うなと感じました。
(私はモザンビークに来るまで、お金に興味がない人間でした。)
文化の違いでいろいろ驚くべきことがまだまだたくさん出てくると思います。
活動の報告と共に、ここにいる価値を見出すためにもこうして少しずつ情報を届けていきたいと思います!笑