お別れ会本番 〜もざぴ日記92〜
いよいよ任地にいるのも、残り1週間ほどになりました〜
任地から離れる前にバタバタしたくないこともあり、職場でのお別れ会をだいぶ早目に実施しました〜(本当の最後だと泣きそうな気もした)
お別れ会
以前の記事にも書きましたが、
モザンビークでは誕生日会や卒業パーティーなど、パーティーを企画する場合は企画やお金などは当事者が出します。
つまり今回、ほぼ全員の同僚を招いて実施したお別れ会の費用約2万円は僕が出しました。
またどんな感じのにしたいのか、とか全て自分で決めなくてはいけません。
めんどくさ。
やり方わかんねー
そしてマジで結婚式みたいだな。
そんなわけで、食事の献立、誘う人、ケーキの種類や形など全て同僚を巻き込んで決めました。
お別れ会用ケーキ
そんなわけで依頼していたケーキ。
同僚がケーキを作ってくれました。
もちろんお金は僕のお金ですけど。
3,000円でこんな結婚式みたいなケーキを作ってくれるのなら、安いものです。
ありがとう オブリガード
しょうすけ
チャオ って書いてあります。
チャオって、、、笑
お別れ会準備
本来なら本日を最後の活動日にしようとしていましたが、残念ながら今日は行くのがかなり遅れました。
なぜなら、食事の準備をしていたから。
同僚たちから日本食が食べたい!と言われていたので、家で作ってから持って行ったのです。
1人で約40人分の料理を作るのは大変だった、、、
作るの大変、と思ったので、
比較的簡単なカレーとポテトサラダを作りました。
結論から言うと、カレーがかなりの人気で、
結構な量を作ったのにあっという間になくなってしまいました。
(余ったら、家に持って帰ろうと思ってたのに、、)
そんなこんなで意外と食事の準備に手間取り、職場には14:00頃に到着しました。
到着すると、同僚たちがせっせと準備中。
なんだか、こういうのって本番もですけど、
準備段階でみんなでわちゃわちゃしながら作るの楽しいですよね。
僕はそういうのがとても好きなので、食事の準備で疲労困憊でしたが、同僚たちとおしゃべりしながら、準備しました!
野外で準備するって最初来た時は
本当びっくりしました。炭で焼いたりするし。
つまり毎日がバーベキューなのです。笑
今はもう冬の寒い時期、ということで、
パーティーはいつもの野外ではなく、会議室の中で行いました。
持参した飾り道具のおかげで、
フェスタ感がすごい高まってる、、、笑
元々はクリスマス気分を盛り上げるために買ったものですが、意外と役に立ちました。
話が二転三転
祭りが始まるとき、
具体的に仕切る人がいなくて、ダラダラと始まりそうで始まらない雰囲気になりました。
そして同僚たちに聞かれました。
「お前の友達は呼んだのか、友達いないのか」
や、お前たち散々文句いってたやん。
食べ物やお酒の量が、同僚の人数比にあっていないと。
だからあんまり誘わないようにしたんや。
まあ、あと日本的にいうと、そんな職場での内輪の雰囲気なのに外部の人を呼ぶのはちょっと、、、
ってのもあったし。
あんなに散々お金のことで文句いってたのに、
いざフェスタが始まると、友達呼ばないのはなんでだ、
とか聞いてくるモザンビーク人。
やはり不思議です。
言ってることが二転三転している。
お別れ会スタート
いよいよフェスタの始まりです!!
スターになったような気分で、いろんな同僚たちに呼ばれて写真を撮りました〜えへへ
日本から日本文化の紹介のために、甚平を持って来ていましたが、おそらくモザンビーク内で着るのはこれが最後。
無印で買った割と質の良いやつで、
意外と回数も着たような気がします。
今日は寒かったので下にヒートテックを着ています。
フェスタが始まると、こんな感じで1人1人コメントを言う空気になりました。
謎にそう言う形式はちゃんとしたいモザンビーク人たちなので、司会を立てる必要があります。
「お前の1番仲いい奴は誰だ」
日本人からすると答えにくいような質問をされました。
だって、●●っていうと、言われなかった人が変な気分になったらやだし、
そもそも●●さんが僕のことを友達だと思ってくれてるから分からないし、、、
と、完全に日本人的な思考。
同僚が謎にルシアじゃない?
と、推薦してきたので、それに乗っかることにしました。
彼女が同い年で、仲良くしてくれたルシア。
ルシアが司会進行役をやってくれました。
あんまり慣れてないのか、いまいち締まりのない感じでしたけど。
予想はしていましたが、僕にもコメントが求められました。
実は時系列が逆になりますが、
パーティー始まる前に同僚へのプレゼントとして写真とその裏にメッセージを書いたものを用意していました。
つまり感謝の気持ちのフレーズが頭に残っていたわけです。
先輩隊員の送別会の時に、
無茶振りされてよくちゃんと答えてたなあ、
とか感心していましたが、
いざ自分の番になれば、まったく詰まることもなくスラスラということが出来ました。
ここに来てポルトガル語の向上を実感し、驚いているここ最近です。
二年間ありがとうございました。
僕にとって二年間はとても長く、大変なことが多かったです。
特にポルトガル語を話すこと、同僚と友好関係を築くこと、がとても大変でした。
だけどいつでも親切にしてくれました。
おかげで今ここにいます。
本当にありがとう。
今日はたくさん食べましょう。
そしてたくさん飲みましょう。
倒れるまで。
我ながら結構いいことあったと思います。
そして最後のフレーズもモザンビーク人の心をガッと掴み、言った後にかなり盛り上がりました。
お調子者系同僚が2人ほどそのあとハグも求めてきたり、締まりも良い感じに。
ここに来て全てがいい思い出になるなあ。笑
そのあとは謎のケーキカットタイムです。
や、マジで結婚式かよ、この光景。
ルシアとお偉いおばちゃんたち(どんな人選で一緒にケーキ切ることになったか謎)とケーキカットしました。
僕の隣にいるおでぶのおばちゃんは、
誰から言われることもなく最初から切る気満々だったのか、僕の隣で待ってました。
直属の上司でも、めちゃくちゃ仲よかったわけでもないんだけどなあ。笑
ご飯タイムになると、主役を差し置いてガツガツ食べる同僚たち。
料理作るのに実際、疲れ果てて食欲はなかったし、散々食べ物の予算が人数と比べて少ない!!
と文句言われてたので、まあ好きなだけ、
気の済むまで食べてよ!
と、親のような気分で同僚を見ていました。笑
いつもはダラダラしたあとに、
ダンスしたりとかおしゃべりして夜までいるくせに、
なぜか退散はすごい早かったです。笑
前だったらその冷たい、とも取れない態度に傷ついていたかもしれませんが、
モザンビーク生活のおかげか、まったく何も思いませんでした。
むしろ来てくれてありがとう、
と思えるように。
仏になったのかな。
仏は準備段階で、キレまくったりしませんね。
15:30から開始したフェスタでしたが、
17:00には20%くらいの人しか残っていませんでした。
ラマダーン時期と重なっていた(?)こともあって、食事が食べられない同僚もいました。
そういう同僚は最初だけ出てくれて、
帰って行きました。
時期ミスったなあ、、、
けど、そんな状況なのに来てくれたの有難い。
けどラマダーン、ギリギリ今終わってるはずなんだけど。笑
と、いうわけで、
一部の同僚たちと18:00くらいまでダラダラ飲んだりしていました。
いつもだったら同僚が車で帰る!
ってなったらぼくも便乗して、さっさと帰っていましたが、日本人らしく(?)
主役だし、最後までいよう!と思ってちゃんと残っていました。
モザンビークでのセクハラ?
そういえばこのダラダラ会議室でしている時に
ぼくの大事な部位をおばちゃんに握られました。どうでもいいけど
甚平の下にヒートテックのタイツを履いていました。
「これほしい!」
と言って来たおばちゃんに
「これ男用だよ」
と言ったら、脱げと言われて、
股間のところにあるブツを出すところ?
。見せる羽目になりました、、、笑
需要があるのは有難いこと。
けど、完全にもっこりみたいから脱がされたんじゃないか、という流れ。
これがいわゆるセクハラってやつですね✨笑
二次会
当然ちゃ当然ですけど、
二次会行こうぜ!ってなりました。
別のバーで飲み直しです。
こちらのバーでは同僚がおごってくれました。
ありがたや。
職場で1番イケメンのやつ。
ブツを触って来たおばちゃんと、
イケメンとちょいイケメンの同僚と4人で飲み直しです。
ぼくに話しかけてくるポルトガル語のは80%くらいはわかるようになりましたが、
現地人だけで話しているスピードについていくにはやはり厳しい。
やっぱり悔しいなあ、
もっと勉強したいなあ、
と感じました。
日本帰って、ポルトガル語勉強するメリットもモチベーションも持ちにくいですけど。
結果、ちょっと飲みすぎました。
翌朝あたま痛すぎて気持ち悪かったです。
自分で倒れるまで飲もう!とか言ったくせに、
情けなくなったもんです。笑
では、あて あまにゃー!