ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

お別れ会本番 〜もざぴ日記92〜

いよいよ任地にいるのも、残り1週間ほどになりました〜

任地から離れる前にバタバタしたくないこともあり、職場でのお別れ会をだいぶ早目に実施しました〜(本当の最後だと泣きそうな気もした)

 

お別れ会

以前の記事にも書きましたが、

モザンビークでは誕生日会や卒業パーティーなど、パーティーを企画する場合は企画やお金などは当事者が出します。

 

 

つまり今回、ほぼ全員の同僚を招いて実施したお別れ会の費用約2万円は僕が出しました。

またどんな感じのにしたいのか、とか全て自分で決めなくてはいけません。

 

めんどくさ。

やり方わかんねー

 

そしてマジで結婚式みたいだな。

 

そんなわけで、食事の献立、誘う人、ケーキの種類や形など全て同僚を巻き込んで決めました。

 

 

お別れ会用ケーキ

そんなわけで依頼していたケーキ。

同僚がケーキを作ってくれました。

 

もちろんお金は僕のお金ですけど。

3,000円でこんな結婚式みたいなケーキを作ってくれるのなら、安いものです。

 

ありがとう オブリガード

しょうすけ

チャオ って書いてあります。

 

チャオって、、、笑

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お別れ会準備

本来なら本日を最後の活動日にしようとしていましたが、残念ながら今日は行くのがかなり遅れました。

なぜなら、食事の準備をしていたから。

 

同僚たちから日本食が食べたい!と言われていたので、家で作ってから持って行ったのです。

 

1人で約40人分の料理を作るのは大変だった、、、

 

作るの大変、と思ったので、

比較的簡単なカレーとポテトサラダを作りました。

 

結論から言うと、カレーがかなりの人気で、

結構な量を作ったのにあっという間になくなってしまいました。

(余ったら、家に持って帰ろうと思ってたのに、、)

 

 

そんなこんなで意外と食事の準備に手間取り、職場には14:00頃に到着しました。

到着すると、同僚たちがせっせと準備中。
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なんだか、こういうのって本番もですけど、

準備段階でみんなでわちゃわちゃしながら作るの楽しいですよね。

 

僕はそういうのがとても好きなので、食事の準備で疲労困憊でしたが、同僚たちとおしゃべりしながら、準備しました!


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野外で準備するって最初来た時は

本当びっくりしました。炭で焼いたりするし。

つまり毎日がバーベキューなのです。笑


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今はもう冬の寒い時期、ということで、

パーティーはいつもの野外ではなく、会議室の中で行いました。

 

持参した飾り道具のおかげで、

フェスタ感がすごい高まってる、、、笑

 

元々はクリスマス気分を盛り上げるために買ったものですが、意外と役に立ちました。

 

 

話が二転三転

祭りが始まるとき、

具体的に仕切る人がいなくて、ダラダラと始まりそうで始まらない雰囲気になりました。

 

そして同僚たちに聞かれました。

 

「お前の友達は呼んだのか、友達いないのか」

 

 

や、お前たち散々文句いってたやん。

食べ物やお酒の量が、同僚の人数比にあっていないと。

 

だからあんまり誘わないようにしたんや。

 

まあ、あと日本的にいうと、そんな職場での内輪の雰囲気なのに外部の人を呼ぶのはちょっと、、、

ってのもあったし。

 

あんなに散々お金のことで文句いってたのに、

いざフェスタが始まると、友達呼ばないのはなんでだ、

とか聞いてくるモザンビーク人。

 

やはり不思議です。

言ってることが二転三転している。

 

 

お別れ会スタート

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いよいよフェスタの始まりです!!

 

スターになったような気分で、いろんな同僚たちに呼ばれて写真を撮りました〜えへへ

 

日本から日本文化の紹介のために、甚平を持って来ていましたが、おそらくモザンビーク内で着るのはこれが最後。

 

無印で買った割と質の良いやつで、

意外と回数も着たような気がします。

 

今日は寒かったので下にヒートテックを着ています。


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フェスタが始まると、こんな感じで1人1人コメントを言う空気になりました。

 

謎にそう言う形式はちゃんとしたいモザンビーク人たちなので、司会を立てる必要があります。

 

「お前の1番仲いい奴は誰だ」

 

日本人からすると答えにくいような質問をされました。

 

だって、●●っていうと、言われなかった人が変な気分になったらやだし、

そもそも●●さんが僕のことを友達だと思ってくれてるから分からないし、、、

 

と、完全に日本人的な思考。

 

 

同僚が謎にルシアじゃない?

と、推薦してきたので、それに乗っかることにしました。


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彼女が同い年で、仲良くしてくれたルシア。

 

ルシアが司会進行役をやってくれました。

あんまり慣れてないのか、いまいち締まりのない感じでしたけど。

 

予想はしていましたが、僕にもコメントが求められました。

 

実は時系列が逆になりますが、

パーティー始まる前に同僚へのプレゼントとして写真とその裏にメッセージを書いたものを用意していました。

 

つまり感謝の気持ちのフレーズが頭に残っていたわけです。

 

先輩隊員の送別会の時に、

無茶振りされてよくちゃんと答えてたなあ、

とか感心していましたが、

 

いざ自分の番になれば、まったく詰まることもなくスラスラということが出来ました。

ここに来てポルトガル語の向上を実感し、驚いているここ最近です。

 

 

二年間ありがとうございました。

僕にとって二年間はとても長く、大変なことが多かったです。

特にポルトガル語を話すこと、同僚と友好関係を築くこと、がとても大変でした。

 

だけどいつでも親切にしてくれました。

おかげで今ここにいます。

本当にありがとう。

 

今日はたくさん食べましょう。

そしてたくさん飲みましょう。

倒れるまで。

 

 

 

我ながら結構いいことあったと思います。

そして最後のフレーズもモザンビーク人の心をガッと掴み、言った後にかなり盛り上がりました。

 

お調子者系同僚が2人ほどそのあとハグも求めてきたり、締まりも良い感じに。

 

ここに来て全てがいい思い出になるなあ。笑

 

 

そのあとは謎のケーキカットタイムです。

や、マジで結婚式かよ、この光景。
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ルシアとお偉いおばちゃんたち(どんな人選で一緒にケーキ切ることになったか謎)とケーキカットしました。

 

僕の隣にいるおでぶのおばちゃんは、

誰から言われることもなく最初から切る気満々だったのか、僕の隣で待ってました。

 

直属の上司でも、めちゃくちゃ仲よかったわけでもないんだけどなあ。笑

 


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ご飯タイムになると、主役を差し置いてガツガツ食べる同僚たち。

 

料理作るのに実際、疲れ果てて食欲はなかったし、散々食べ物の予算が人数と比べて少ない!!

と文句言われてたので、まあ好きなだけ、

気の済むまで食べてよ!

 

と、親のような気分で同僚を見ていました。笑

 

 

いつもはダラダラしたあとに、

ダンスしたりとかおしゃべりして夜までいるくせに、

なぜか退散はすごい早かったです。笑

 

前だったらその冷たい、とも取れない態度に傷ついていたかもしれませんが、

モザンビーク生活のおかげか、まったく何も思いませんでした。

 

むしろ来てくれてありがとう、

と思えるように。

仏になったのかな。

 

仏は準備段階で、キレまくったりしませんね。

 

 

15:30から開始したフェスタでしたが、

17:00には20%くらいの人しか残っていませんでした。

 

ラマダーン時期と重なっていた(?)こともあって、食事が食べられない同僚もいました。

そういう同僚は最初だけ出てくれて、

帰って行きました。

時期ミスったなあ、、、

 

けど、そんな状況なのに来てくれたの有難い。

 

けどラマダーン、ギリギリ今終わってるはずなんだけど。笑

 

 

 

と、いうわけで、

一部の同僚たちと18:00くらいまでダラダラ飲んだりしていました。

 

いつもだったら同僚が車で帰る!

ってなったらぼくも便乗して、さっさと帰っていましたが、日本人らしく(?)

主役だし、最後までいよう!と思ってちゃんと残っていました。

 

モザンビークでのセクハラ?

そういえばこのダラダラ会議室でしている時に

ぼくの大事な部位をおばちゃんに握られました。どうでもいいけど

 

甚平の下にヒートテックのタイツを履いていました。

 

「これほしい!」

と言って来たおばちゃんに

「これ男用だよ」

と言ったら、脱げと言われて、

 

股間のところにあるブツを出すところ?

。見せる羽目になりました、、、笑

 

 

需要があるのは有難いこと。

けど、完全にもっこりみたいから脱がされたんじゃないか、という流れ。

 

これがいわゆるセクハラってやつですね✨笑

 

二次会

当然ちゃ当然ですけど、

二次会行こうぜ!ってなりました。

別のバーで飲み直しです。

 

 

こちらのバーでは同僚がおごってくれました。

ありがたや。

職場で1番イケメンのやつ。

 

ブツを触って来たおばちゃんと、

イケメンとちょいイケメンの同僚と4人で飲み直しです。

 

 

ぼくに話しかけてくるポルトガル語のは80%くらいはわかるようになりましたが、

現地人だけで話しているスピードについていくにはやはり厳しい。

 

やっぱり悔しいなあ、

もっと勉強したいなあ、

 

と感じました。

日本帰って、ポルトガル語勉強するメリットもモチベーションも持ちにくいですけど。

 

 

 

結果、ちょっと飲みすぎました。

翌朝あたま痛すぎて気持ち悪かったです。

自分で倒れるまで飲もう!とか言ったくせに、

情けなくなったもんです。笑

 

 

では、あて あまにゃー!