ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

新たな視点で見るモザンビーク 〜もざぴ日記50〜

トイレが今日もびちょびちょです。

知らないうちにモザンビークも雨期に入りました。

トイレは雨漏りしてるのか何なのか知りませんが信じられないくらい毎日水浸しになっています。これどうすればいいんやろ。

モップで拭き取れる水量じゃないし・・・

最近はもう放置しちゃってます(笑)

 

 

 

なぜ知らなかったって?それは、以前の記事にも書きましたが、

一時帰国を一週間ほどしていたからです。

今回諸事情があり、極秘で帰国していました。

ご連絡できなかった方はすみません。

(いうてこの記事を読んでくださってるコアなファンの方々は大体会えたのかな)

 

 

 

青年海外協力隊の一時帰国

青年海外協力隊は2年間途上国で生活し、活動するわけですが、

任国外旅行として、1年間に最大で20日間外国へ行くことができます。

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※お土産をあげた同僚たち

 

日本へも任国外旅行の一環としてカウントされ、1年間のうち最大で20日間であれば帰ることができます。

一時帰国するかはとても悩みました。

東南アジアの隊員とは違って、移動の往復で4日間も無駄にしてしまうわけだし。

 

リフレッシュして、残り7ヶ月に臨むはずがなぜかもやもや。

率直な今の感想は帰国してよかったのかと言われればよくわからないモヤモヤなかんじです。

 

や、そんなことはない。

きっとこれからそのカテが生きてくる。間違いない。(願望)

 

今回は日本は一時帰国して、良かったこと悪かったことをつらつら書きたいと思います。

一部色を変えて記載したところをピックアップして解説します。

 

一時帰国 よかったこと

・親や祖父母に元気な姿をみせることができた

・本当に大好きな友人に会うことができた

・事前にお土産や一部の荷物を持ち帰ることができた

・節目となった「一時帰国」

モザンビーク人の良いところの再発見

・お風呂にはいれた

日本食を爆買いできた

 

・親や祖父母に元気な姿をみせることができた

今回、母の誕生日合わせて帰国しました。

なんて親孝行な子供なんでしょ、って感じに思ってもらえたらうれしいですが、

アフリカいって心配かけている時点で親不孝なので、たまにはこういうこともしないとですね。

今までよりも親に愛されていたことを実感できた幸せな時間でした。

 

・節目となった一時帰国

「一時帰国」は自分が予想していた以上の自分の中での節目となりました。

今までも南ア、マラウイザンビアジンバブエマダガスカルエチオピアと、

アフリカの中を旅行することがあったので、日本への一時帰国も同じ感覚かな、とJICAへ届出を出す前は思っていましたが、

実際飛行機を取ってからはの一時帰国前は楽しみ、というより幸せな気持ちだったのを覚えています。

 

まるで子供が明日遠足にいくの!って無邪気な笑顔で話してたような顔で

(顔はだいぶ老けているかもですが)

 

同僚とかに一時帰国のことや日本の予定を話していて、話すたび「自分は帰れるんだ」ということを実感することできました。

 

自分の中で一時帰国が現実味を帯びてきて、帰国前はモザンビークで自分のやりたいと思っていたけど後回しにしていたことを

することができたのがとても大きかったと思っています。

・小さい規模だけど日本食パーティー

モザンビークの幼稚園への潜入

・同僚とガッツリ丸一日おしゃべりして過ごす

・庭の手入れを始めてみる

 

すべていつかやってみたいな、と思いながら実際やるとなると腰が重く、

新しいことを始めるわずらわしさが勝ってしまって何も行動を起こしていませんでした。

 

それが一時帰国という、一回締め切りというか節目があったことにより、土壇場でチャレンジすることができました。

 

 

また幼稚園に行きたいけど、再び腰が重くなっている現在です。

(むしろ今は前以上何もしたくなくなっている笑)

 

モザンビーク人の良いところの再発見

これも節目、と関連してくるのですが、

ずっとうざい特徴的だと思っていた彼らの習慣。

 

・知らない人でも「アミーゴ」と呼び掛けてくる

・知らない人でも「パンくれ」「お金くれ」って言ってくる

・普通に金持ちのはずの同僚も「パンくれ」「お金くれ」「お前のアイフォンくれ」っていってくる

 

これらが不思議と煩わしくなくなるのです。

むしろかわいく見えてきます。

 

これは心のゆとりなんでしょうねwww 

ちなみに後述しますが、今はとてもうざいです。笑

 

 

むしろ話しかけられたことを「これ幸い」と、さらにおしゃべりを続けたりもしました。

なんだこの余裕は

 

一時帰国だから2週間後には職場に戻ってくるくせに、一時帰国前最後の職場に行ったとき、「明日から日本に向けていくよ」と同僚にいったら

不思議とすごく寂しくなって、軽く泣きそうにもなりました笑

 

 

同僚も同じ気持ちだったようで「なんかかなしい」とかいってくれて、

こいつらなんだかんだいいやつやな~とか思ったりしました。笑

 

 

一時帰国 よくなかったこと

モザンビーク帰国後の無気力感

モザンビーク人の働き方への疑問

・お土産ないの?がうるさい

 

モザンビーク帰国後の無気力感

帰国に当たり、自分にとってプラスになるかマイナスになるか本当にわからなかったので、ひたすら過去に一時帰国した人のブログなど読みまくりました。

 

そんなブログにはあまりなかった意見なので、あえて記載します。

脱力感。ね。笑笑

 

 

正直言って、今まで以上に自分の存在に疑問を抱くようになりました。

自分の存在価値の意味を今まで以上に感じ、いる意味ないなら帰ったほうがいいのでは、と思うようになりました。

 

前は2年アフリカで生活することで、自分の中でも得られることがあるし、同僚も2年間日本人がいて、日本人はいいやつだったと思ってもらえるだけでも意味があると思っていました。

 

が。

今はなかなかそんな気持ちをもつことができません。

活動を頑張る気力も日本でリフレッシュして、復活させるはずでしたが、期待していた効果でしたが、いまだ出てきません。

 

これは時に身を任せればいずれどうなるのか・・・どうなのかわかりませんが、

いままだモザンビーク帰国後一週間も経っていませんが、なかなか大変だなあと感じています。

 

モザンビーク人の働き方への疑問

改めて活動復帰すると病気だからと欠席したり(本当かな)、勝手に早退したり、職場にいる人でもネットサーフィンしてたりなど、働かない姿が目に付きました。

 

何のためにここにいるの?

この人たちも存在価値なくない?

 

とちょっとあきれしまうというか。

いままで「こういう文化だしこれで幸せだからよい」とおもってたことも、

なんでこんな生活してるのにボランティア要請してるの、とかネガティブな発想になっているような気がします。

 

 

気長に彼らとひたすらおしゃべりしたり、勤務時間中に同僚と買い物にいったりして、改めて彼らの生活形態に慣れていきたいと思います。

 

・お土産ないの?がうるさい

これ。毎回旅行行くたびにあったのですが、今回日本人となって帰ってきたためかすごくうるさくうっとうしく感じます。

 

仲いい同僚を何人かピックアップして

お土産を持参したのですが、こっそり渡してたらどこからかぎつけてくるのか、すごい集まってくるんです。

 

 

で、「おれのは?」とかいわれて、いままでの旅行後なら笑って「ないよ~」と言えてたのに、

普通に超嫌な顔出してしまいました。

 

超嫌な顔、では表現できないくらい、嫌な顔していたと思います。

一応この場なので言葉を選んでここまでしか書けませんが。笑笑笑笑

 

本当何も楽しいことのないし、太陽光線強すぎだし、

この生活の意味ーーーーーーーーーーーーーー(^^)/

と思ってしまったここ数日でした。

 

 

持ってきた日本食暴食して忘れよwww

けど、こんなクソが日本に帰ってもしょうがないから今は苦しくてもきっと精進のひとときだと思います。

 

フィギュアスケートの宮原選手とは真逆の性格の私ですが、宮原選手のようにひたむきに地道にコツコツと努力して、残り7か月を素敵な充実した生活にしたいです。

 

ありがとうございました。笑