ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

元会社の同期が遊びに来た 〜もざぴ日記64〜

ごめんなさい、前回の火事の話を受けて結構連絡を何人かに頂きました。

わざわざありがとうございます!

 

とりあえず無事です。

なんか気が乗らなくて火事のその後書いてませんでした。

家が燃えたはなし 〜もざぴ日記63〜 - ノピとモザ

 

ゆーて、続きたいしたことないんですけど、

書くならちゃんと書きたいという意味不明な性格のため、

書くのめんどくさいなーと放置してしまっている状態です。

そのうち書きます。

や、書かないかも爆笑

 

 

今日は別の内容を書きます笑

ノピさん、寂しがり屋なので、連絡くれれば体のいろんな部位反応させて喜びます!照

 

 

  • 隊員も嫌煙する任地に遊びに来てくれた

元会社の同期が先週土曜日から遊びに来てくれています。

ぼくは会社を四年きっかり働いて辞めたのですが、彼は五年きっかり働いて辞めてから

世界一周の旅を続けており、モザンビークまで来てくれました。

 

モザンビークはアフリカの中でも珍しくポルトガル語圏、そして観光地が魅力的でない(?)などの理由から世界一周旅行者から嫌煙されがちです。

 

ビザを取るのもかなーりめんどくさいそうです。

そんな魅力ないくせに、ビザ取るのめんどくさい(ビザあるだけでもどうかと思う)とくれば、、、

普通来ないっすよね。

 

 

そして我が任地リシンガは

ご存知の通り、モザンビークの北の端っこにあるため、陸路でくるのは骨、

 

飛行機は悪名高きモザンビーク航空のせいで、運賃は高いし、遅延するし、欠航するしで、

隊員ですら来てもらえない土地です…笑

 

おまけにそんなに観光資源もない、、

 

 

や、そんなことはないです。

名物いちご狩りはできるし、

ニアサ湖(マラウイ湖)はあるし、

見晴らし綺麗な丘はあるし、

ニアサコーヒーはあるし、

搾りたて絶品ヨーグルトはあるし、

リシンガへ来る途中の風景は開けててかなり絶景だし、

気候は涼しくて快適だし、

 

まあとにかく良いところです爆笑

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そんなところにもかかわらず、友人が任地、そして職場に来てくれたのです。

今までそもそもリシンガまでは誰も来てくれなかったのですが、活動先へほとんど連れて来たことがありませんでした。

 

言葉も活動も自信ないためですが....

 

 

今回わざわざ世界一周の途中とはいえ、

はるばる遠回りでリシンガまで来てくれたので、協力隊ってどんなものかってのを体験してもらうためにも、

職場を案内することにしました。

 

  • 意外と充実の研究機関

ぼくの配属先は国立農業研究所です。

そのため以前から温室や研究所で、ジャガイモや豆の研究をしていることは知っていました。

 

今回同僚が付き合ってくれ、

同僚のポルトガル語を通訳しながら友人へ説明することとなったのです。

 

 

 

そこで気づきました。

 

え、ここ!

そんなにちゃんと研究してたのwwww

 

 

 

1年9ヶ月?いたのにもかかわらず、

知らなかったのです笑

やーすごいな。言葉って。

 

わからなかった時は意味不明でサッパリだったのに、今はわかってしまったのです。

 

 

我ながらのポルトガル語力すごい笑

伸びてる!!爆笑

 

 

余談ですが、今まで人前でポルトガル語を話すのはかなり苦手でした。

なーんか緊張しちゃうんですよね。

日本人にありがちなやつだけど、無駄に文法気にしてしまう。

 

この友人はポルトガル語まったく分からないため、滅多に褒められることのない僕の語学力をべた褒めしてくれるのです。

 

友人:「超ベラベラじゃん!!!」

 

 

これはうれしいwwww

 

 

 

 

友人:「モザンビーク人みたい!」

 

 

 

、、、。

う、それは嬉しくない、、、笑

 

 

おかげでいつも以上に同僚ともべらべらたくさん話せたような気がします!笑

 

 

 

  • 改めて知る、職場

〜農場編〜

今の時期の農場にはトウモロコシがとても成長し、となりのトトロの「おばあちゃんの畑」状態です。

ほかにも、かぼちゃや、コーヒー、グアバ、謎のフルーツなどたくさんの植物がありました。

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一応同僚はいつも机に突っ伏して寝たり

人に食べ物をねだって来たりしてますが、

 

日雇いの農業労働者を束ねる役目なので、

ここでは偉い人です。笑

やー、働いてたんだな、こいつ。

 

 

 

今日はトウモロコシの間の雑草刈りの監督をしていたようですが、

なんと1メートル四方作業を進めるたびに、280円(140メチ)の給料を支払うそうです。

 

こんな炎天下で、切れないカマでやってかなりの力作業なのに安月給すぎないか笑

とか思うけどこれが現実です。笑

 

〜農作物研究編〜

畑の説明を受けた後は、温室で育てている作物の説明を受けました。

 

全然知らなかったんですが、二つの温室で同じ品種をわざと違う条件で育てているのです。

 

一つは水に作物に必要な栄養素を含ませて、

土の栄養で育つことを防ぐために(純粋な水に含ませた栄養だけでの成長度合いを調べたいため)

ビーチの砂を使って育てる方法

 

もう一つは、土に植え、

真空の状態で水や栄養を与える方法です。

 

 

ちょっと真空ってのに???と思うのですが、

せん あーる」って言ってました。笑

 

前者の方が早く育ち、3ヶ月で育つそう。

後者は6ヶ月かかるけど、かなり成長し、

温室の天井付近まで育つ、など

 

かなり研究所らしい、研究をしていたことにようやく気づくことができたのでした。笑

 

 

ほかの温室ではカバー部分をネットを使っているため、最近雨が多く腐ってしまったり

病気になった品種も多く、刈り上げていました。

まさかこんなにちゃんと研究していたとは、、知らなかった。

 

 

友人はポルトガル語は話せないので、

同僚の研究者に英語で彼と話すようにせかすも、恥ずかしいからなのか

なかなか話したがりませんでした。

 

なんか意外とそういうところは日本人と似てたりしますね。

 

 

  • 授業見学

今日は研究所に勉強に来ている学生たち向けに、エクセルの授業を行う約束をしていたので、授業風景を見てもらいました。

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彼は元SEなので少し手伝ってもらったり。笑

 

授業はエクセルの関数を学ぶ授業で、

合計値、平均値、最小値、最大値、カウント、順位をつける関数について教えました。

 

大学でも普段エクセルを使っている彼らには、

やさしい内容かな、と思い、

練習問題をかなり作っておいたのですが、

意外と順位づけ関数で苦戦していました。

 

地道ながらも活動している姿を人に見せられて良かったです。

 

 

彼とはニアサ湖や、地元マーケットへ行きましたが、一番リシンガで印象に残ったことは、

僕の活動見学だったそうです。。。

 

満足してくれたようでよかった。

本日最終日だったので、昨日の夜は蕎麦パーティ。

 

結局朝まで飲み続けてしまったのは、秘密です。笑