クレクレ病 〜モザンビーク人に思うこと〜
昨日記載途中だった、モザンビーク人へのイライラを記載します笑
一番嫌いなクレクレ病
もはやこの2年間で一番嫌だったポイントはこれです。
なんでもあれくれこれくれ、ってすごいいって来ます。
自分が実際、リシンガからなかなか出ることができなくて、ものが乏しい中、
いいものたくさん持っている外国人が来たら、そりゃ欲しいなあ、っていう気持ちになるだろうし、わからなくはないんだけどね。
しつこい。というかなんでもかんでも欲しい欲しいと言われるのでうんざりしちゃうんです。
昨日の午後のイライラ出来事
やることがたくさんあったので、午後は職場を早退して仕立て屋さんやら、中央市場へ行ってきました。
午前中、おしゃべりしている時に、例のアレが出ました。
「私たちに何か残すものはないの?」
率直にその質問がまずおかしいんですけど、僕としても早くものを処理したかったので、
午後我が家へものの物色をしにきていいよ、という話をしていました。
一応頭の中で時間を計算して動いていたので、16:00に家着く予定でした。
すると、まだ外にいる15:20頃に電話。
同僚:「今どこにいるの?今から行くから早く家に帰って!早く早く!」
すごい上から目線になって恐縮ですけど、なんでもらう立場なのにそんな命令されなきゃいけないの?
仕方ないのでタクシーに乗って自宅まで急行しました。
ところがまだついていない。
その時点で軽くピキッ💢
電話すると今行くから!
ということでしたが遅れて、16:00頃に来ました。
急いで帰ったのにね。
テーブルと絨毯が欲しいというので、
じゃあ●●メティカイスで売るよ!(かなり格安)と言ったら豹変。
「タダでくれるっていうからわざわざ燃料代もかけてここまで来たのに、タダでくれるプレゼントはないわけ?
もう怒った、わたしは怒りました」
とか言いながら人の冷蔵庫の中を勝手に漁ってチョコレートを食べ始めました。
僕が大切に楽しみに楽しみにとっておいた、キットカットまで食べようとしました。
今チョコレートタダであげてるやん。
とか言ったら、じゃあいいわよ、とか言って謎の怒りモード。
まじなんなんストレス
謎の説教タイムも発動。
なんも悪いことしてないのになぜか怒られる。
結局かなりの安い値段で買い叩かれて、椅子と洗濯物のカゴを持っていかれました。
あなた、同僚の中でもかなりのトップ層なんだからお金あるでしょ。
貯金とかないわけ?
けちで、払わなかった感も否めないんですけど、彼女いわく給料出るのが遅れているそう。
貯金くらいしておけよ。
普段は売ってくれ売ってくれ、
というくせにいざとなるとお金なくて、
かなり高飛車に色々言われ、物を持っていかれました。
他の同僚もどさくさに紛れて物を勝手に持っていったし。もちろんお金ももらっていません。
最後に一言。
「物をあげる文化がモザンビークの文化なんだから、あなたも理解するべき。物をあげるべきだ」
なんで逆に説教されなきゃいけないのか本当に疑問です。そんなこと言われたら意地でも残したくないです。
怒り沸騰で言い返しました。
「そんな文化理解したくないし、できない。
日本の文化はあげる、ということは良しとされない。僕は日本人だし、この文化。
何も残す気はない」
買い叩いたおばちゃんは「知ってる、どうせ何も残していかないんでしょうねえ」とか言って薄ら笑っていました。
それも腹立つわ。
格安でカゴとか椅子売ったやん。
そして車に乗り込むまでの五分ほど、もう1人のおばちゃんにひたすら説教されていました。
きっとあいつはけちだ、とかすごい文句言われるんだろうな。
けどこういうのって過去に「あげた人」がいるからこうなるわけで、ちゃんと後のことにも責任を持って行動してもらいたいです。
「日本人は物を恵んでくれる人」ではないし、僕はモザンビーク人と対等な立場だと思うし、対等な立場でありたいと思います。
それを経済的な格差のイメージ(実際は同僚とはそんなに格差はない)で、金持ちだから奢るべき!物をあげるべきだ!っていうのはおかしいと思います。
国際協力に来ている身なのに、この考え方はおかしいのでしょうか。
とりあえずこのスタンスにはかなり頭にきます。