ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

もざぴ日記11 ~アフリカでいちご狩り!?~

みなさんこんばんは。
リシンガもいよいよ夏になってきて、「モザンビークの中で寒い場所」
といわれていますが、昼間は普通に暑いです。

 

モザンビークの北海道とか、軽井沢とかいわれます。(お世辞なのかな)

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こんな店もあります。(ヨーグルト屋さん)

 

今日は普通に日中歩いてて失神しそうになりました。


そういえば最近職場に通ってようやく一か月ほど経つのですが、
ようやくここにきて疲れが出てきたのか、慣れない言葉でのストレスなのか
職場から帰ってくると動けないことが多々あります。
毎日昼寝をしてようやく何とか動けるって感じです。
20歳の時の留学の時も違う環境での疲れで毎日昼寝してましたが、
はるかに上回る疲労感です。。。

 

今日は午前中で終わったので、13時半頃から16時半まで寝てました。。。。


さて、本日は下記3件についてお話ししたいと思います。

 

 

1、農業研究所 ラボを視察してみた

最近学生たちにくっついて、午前中は毎日農作業をしているPCインストラクターです。
PCインストラクターなのに、なぜ野菜栽培しているの?

と思われる方は前回の記事をご参照ください。

noppiano.hatenablog.com

 

で、まあそんなわけで。
さて、先日もいつも学生たちにくっついていたことにより、
彼らの勉強の一環として、私の職場である「国立農業研究所のラボの中身を説明してもらう会」に同行することとなりました。

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自分一人でも侵入することはできるんですけど、ちゃんとこれはこんな機械で・・・って説明してもらえる機会はとても貴重です。(実は前にもしてもらったけど)

 

意外と研究施設が充実!?

そうなのです、意外とちゃんとしてるのです!笑

研究所内を説明してもらったところ、第一印象はとても充実した研究器具があるということです。

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モザンビーク第2の都市ナンプラにも農業研究所があり、その施設よりは規模が小さいようなのですが、

滅菌装置や、薬品などを混ぜ合わせるような機械や、
新生児室にあるような、新生児を育てる機械てきな(野菜を生存させるため)

モノがあったり、さらにはドイツ製の24時間太陽のの代わりに日照を管理する機器、
停電に対応するための発電機まであります。

 

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モザンビークのどこにそんなお金があるんだ・・・


おそらく外国に支援してもらったお金なのでしょう。
もしかしたら日本かな・・・(農業研究所にだいぶ支援している)


もちろん学生と一緒に聞いているので、すべてポルトガル語ですし
内容の7割は理解できません。
ですが、研究員の方々が丁寧に説明してくれて、学生たちも来年から働くということもあり、非常に熱心に聞いていました。
私自身もとても興味深く面白かったです。

 

ココの施設では様々な環境下においたじゃがいもの苗の育ち方の違いを研究しているようです。中にはカビが生えているものもありましたが、どんな環境の違いを作って育てているかは。それ以上の内容は難しすぎた・・・・(笑)

 

 

2、リシンガ名物 いちごとナチュラルヨーグルト??

そうです、驚かれた方もいるでしょうが、アフリカでもいちごはあります。

私の住んでいる町、リシンガはいちごが名物です🍓

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とはいっても、アフリカで一般的ではありません。

 

首都のマプトにいるときはすべて南アフリカからの輸入だったので、
非常に高価なフルーツ、というイメージだったのですが、実はリシンガの名物です。

 

値段はコップ一杯山盛りにして、40円ほどです。首都の5分の1ほどでしょうか。

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これを首都や国内に持っていけばいいのに!!!

 

 

 

とか思うのにそれはモザンビークの物流網をなめるなよ、
というところでしょうか。

 

本日実感しましたが、いちごの輸送って意外と難しいのです。

 


アフリカでいちご狩りをしてみた

リシンガではいつもマーケットでいちごが販売されているのですが、
先輩隊員のコミュニケーション能力優秀な方が販売員と友達になり、
「いちごの畑についていってよ!」

と頼んでいたようで、本日私も便乗してついていきました。

 


いちごといえば、ビニールハウスのイメージ

 


だったのですが、まるでちがう!!
そもそもリシンガからすぐ、ってことだったんですけど、タクシーで悪路や山道をずんずん進み、30分以上はタクシーに乗って道なき道をずんずん・・・・

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高原の上のような場所にいちご畑が一面に広がっていました!!!

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すごい規模です。1haとかいわれたけど、いまいちピンときません。
小学生の時に「ha」は牧場の広さを表す単位だ、てきなかんじで習いましたが、
そもそも牧場がどれくらいの広さわかんないし・・・( *´艸`)


でも「むこうにみえる山までだ」とかいわれて。とてつもなく猛烈に広いことはわかりました。

 


さて、あたり一面になっているいちごの取り放題の始まりです!!

 

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そもそもいちごがりをさせてもらえるかよくわからなかった(いちご畑を見せてもらう約束だった)ので、ぼくは小さいタッパーしか持って行ってなかったのですが、
先輩たちはまさかのくそでかい袋やお椀を持ってきていました。

さすが1年もアフリカにいればたくましくなるなあ。

 

私は見つけるのが下手だったのか、先輩方より全然いちごを見つけられませんでした。

 


しかし、マーケットで売ってるいちごよりも粒も大きいし、みずみずしいし、何より汚れていません!新鮮!!!

 


無農薬で育てている、とのことだったので、いちご狩りしながらバクバク頂きました。
ちなみに日本のいちごに負け劣らず、甘くて大きいです。

 

先輩たちは山盛りに積んで、さて帰ろう・・・となったのですが、
車に運ぶまでの時点でいちごをあまりもたくさんとりすぎたためか、つぶれていました。


僕はあまりとらなかったので、大丈夫かなとか思ってたのですが、
家に帰って凍らせるためにヘタを取っていたら、一部いちご同士がぶつかって
ぐちょぐちょになっているものがありました。

 

車で行ってもつぶれてるのに、バイク&とてつもなくでかいバケツで
30分以上かけて、とてつもない悪路をリシンガまで運んでいるのはすごい!!!

とても驚きました。
ぶっちゃけタクシーで行ったのですが、悪路すぎて軽く酔いました。おえ

 


さてさて、リシンガにはもう一つ有名な名産品があります。
それはヨーグルトです。

 

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もともとコロンビアとオランダ人の夫婦?が開いたナチュラルヨーグルトの店なのですが、実際にオーナーの方とあったことはありません。
おそらく牧場を持っている?のか、自分たちで生乳をヨーグルトに加工しているようです。

 

モザンビークには一般的に南アフリカから入ってくる、
いつも常温保存&1年くらい賞味期限がある、なぞの怪しいヨーグルトしかありません。

 

たべれないことはないのですが、なんか日本のヨーグルトより粘り気があります。
プレーンではあまり食べたくない感じ。
だからいつもいちごフレーバー的なの買ってました。しかも輸入品だから高い。

 

 

けど、こちらリシンガには生乳から作った、サラサラなおいしいヨーグルトが
1リットル 150円ほどで売っています。爆安。
こちらは変な添加物入っていたないので、1週間ほどで食べきらないと腐ります。
(1回すでにやらかした・・・)


先輩たちはいちごをフローズンさせて、ヨーグルトと混ぜて食べているので、
僕もマネして食べています。

 

ですが、いちごもヨーグルトも。

 

ないよりはいいですが、どちらかといえば女性陣がうれしい内容ですよね。
ぶっちゃけ僕はいちごもヨーグルトもめっちゃ好きというわけではないので、
個人的には毎日食べたいとは思わないです。(高飛車)

 


3、モザンビークの物価と金銭感覚について

おまけ編として、知人から質問があった事項を記載したいと思います。
本日でおまけ第2弾!(一応前回が第一弾)

 

まず、アフリカと言ったら皆さん物価はどんな感じだと思いますか・・・?

 

 


僕の印象でいうなれば、収入も少ない経済的に厳しい国だし、
物価も日本人からすれば安いだろうそんな気楽な気持ちでモザンビークへやってきました。(ほぼ貯金を使い果たして)

ですが!!!現実は違います。

 

 


物価・・・・くそ高い

 

 

 


今まで途上国には好きでよく旅行で訪れていたのですが、
今まで言っていた国はアジア。
アジアは途上国といえどもアフリカよりは豊かな国が多いのです。

 

おまけにアフリカと比較すると教育レベルや物流がしっかりしている場合が多いと思います。(僕の主観)
先進国の国々が、アジアにはアフリカよりも国民に行きわたるような経済支援していたということは大きいでしょう。

 

 


平たく言うとアフリカは物流がクソすぎて、乏しすぎて
輸送コストが非常にかかり物価がとても高いというわけです。

 


本日モザンビーク人の友人に平均的な月の給料を聞いてみました。

 

一般の人(たぶん道端とかでモノを売っている人)・・・5,000円
大学卒の初任給・・・20.000円

 

いや、よくこの生活費でこの物価生き抜いてるな、とか思います。

 

毎日の食生活について

モザンビークでは比較的米とパスタが手に入りやすいので、この2つを主に僕は食しています。それ以外にもパンも手に入りやすいです。(シマは嫌い・・・)

パスタとかでも現地人が食べるようと外国人用?とで値段が全然違います。

 

モザンビーク製まずいパスタ・・・30円/400g
イタリア製おいしいパスタ・・・150円/300g


今まではおいしいイタリア製パスタを食べていましたが、
様々な要因があり今はとても倹約中です。笑
マーケットに行って野菜を買うときも5円とか絶対値下げしています。←

 

僕自身は最近頻繁にモザンビーク製パスタ食べています。

モザンビークはありがたいことにお米を食べる習慣が根強いから?か。中国製の米も僕の住んでいる田舎町リシンガでも手に入ることから、比較的手に入りやすいと思います。

(日本のコメに比べるとちょっとパサパサしてて固め。けどアフリカのコメより食べやすい)


現地のものを食べればすくない生活費で暮らせるのですが、
外国人の私たちにはそれ毎日となるとなかなか難しいです。


現地人は水道水を飲んでいるのに、僕たちはミネラルウォーターを買わなければならない、など。(リシンガはミネラルウォーターも非常に高い。1.5リットルが最高の大きさで60円ほどします)

 

水は毎日使うものだし痛い…

 


話がそれましたが、物価はアジアのように安くないわけです。
中国留学の時に1食100円以下でおいしいものをおなか一杯食べれたのが本当に懐かしく感じます。
(2010年当時、肉まん1つ15円ほど)


もうひとつおまけに言うと、モザンビークが自国で生産しているものはほぼありません。詳しくは下記の記事にも書いています。

 

noppiano.hatenablog.com

 

そんなこんなで、輸入に頼るためのコストなどがかかり、かさましされている感とてもあります。

 

いかがでしょうか。
よくモザンビーク、アフリカの生活は想像つかない。といわれることが多いのですが、
意外とうまくやれば日本に近い状態で暮らすことは可能です。


もちろん都市から離れたかやぶきの屋根の家とかだと厳しいですが・・・
(リシンガからも10分も車を走らせれば出てきます)

 

 

便利、豊かって幸せなことなのか

日本にいると忙殺される毎日で時間がない、ゆとりがないという理由で
日本について、便利さについて、物の豊かさについて、自分自身について
考えることはほぼないと思います。

 

僕自身もできるだけ考えようと思い、社会人生活4年間暮らしてきましたが、
毎日がとても忙しくそんなことを考えている余裕はありませんでした。
(僕の場合は毎日を仕事以外で充実させすぎていた感じはありますが・・・)

 

 

こちらに来てみて、モザンビークは経済的には日本のようにゆとりがあるわけでもなく、余暇がたくさんあるわけでもなく、日本の食材があるわけでもないので、
ストレスの感じることもあります。

 

しかし、人生で一度くらいこのような期間を設けることもとても意味があることだ、と最近感じます。
特に周りに流されやすい僕のような場合だととくに。なんて。

 


と、いうわけで本内容のような雑学を今後もお届けしていきたいと思います!

それでは ate a prossima !あて あ ぷろっしま~(また次回)

もざぴ日記10 ~PCインストラクターだけど、野菜栽培!?~

みなさん、こんにちは。

私の大したことのない生活日記ですが、読んでいてくださる人もいるのだなと思い、
励みにして頑張って書いていこうかと思います。

本日の話題は大きく3つです。

 

 

 

1、活動報告


こちらに配属してからの流れは以前ブログにも書いた通りなのですが、
朝8:00に職場へきて、フリースペースで何か困りごとが同僚から依頼されるまで
待っているというスタイルです。
ぶっちゃけ自分の存在を疑うような感じで、毎日2週間ほど過ごしていました。

しかし、活動の中で何が自分の課題なのかを分析してみました。
(後付け感はあるけど)

 

①語学力がなさすぎて、意思疎通が取れない
②人脈関係が貧弱で、職場の環境やニーズが不明

 

というわけで、最近は両方を解決するためによさげな方法を発見しました。笑

それはまさに野菜栽培のひとになることです。


さて、どういうことかといいますと以前のブログにも書いた通り、
国立農業研究所に勤務しているということで、
近くの農地で作業をしている若い方々がちらほらいました。


そこで、突撃しておしゃべりにいったところ、農作業を手伝わせてもらいました。

そこから毎日彼らのもとへ行って、話をして、農作業を手伝っています。


今まで同僚と話をしていても、同僚は大学卒業以上のいわゆるこちらのエリートが多く、私のつたない語学力ではあまり付き合ってもらえませんでした。
(こちらにもあんまり関心がない感じ?)


彼らがいいところはまだ若いために、私や日本に対して興味を持ってくれるところ。
先日もも甚兵衛で職場へ来たのですが、服に対して「それは戦うための服か」や
「もっとぐるっと回ってみせてよ」と言ってくれる人など話しかけてもらえました。

 

また歳が近いからか、私のつたないポルトガル語にも付き合ってくれて、
分かりやすいような言い回しをしてくれたり、モザンビークの文化や食事などいろんなことを教えてもらえます。
野菜栽培についても素人なので正直全然知りませんでしたが、彼らについていくことによって、じゃがいものルーツなど知らなかったことまでも教えてもらっています。


そんなこんなで、彼らは毎日8:00に畑に集まっておしゃべりをしているので、
最近はそこに加わるようにしているわけです。
そしたら先日2日続けては「会議があるから出るぞ」ということで急きょ会議に参加をしました。

会議といっても、勉強会のようなものでポルトガル語では 人がたくさん集まって話す会=すべてReuniao のようです。


1日目はじゃがいもについて、2日目はマンディオーカという
モザンビークでよく食べられる芋の育成方法について学習しました。
(とはいっても、語学力が未熟なのでちんぷんかんぷん)


本日勉強会の最後に「何を学べた?」と急にムチャ振りされて、
勉強会の一番最初に話していた「マンディオーカはブラジル・ペルーなどが原産」
という話と、「マンディオーカのビールがある」という話だけ分かったので、
その話が勉強になった!言っておきました。笑


個人的にモザンビークの会議で興味深いと感じたのは下記2点です。


①意外と勉強熱心
②会議の締め方が変わっている

 

①意外と勉強熱心


勉強熱心については、こちらの同僚が普段youtubeをみたり、携帯をいじったり
パンを食べていたりあまり働かない姿を見ていたので、きっと会議でもみんな携帯をいじったり、おしゃべりしたりなんか緩い感じでやるのかなとなんとなく思っていました。

 

ところがいい意味で期待が裏切られ、みんな真剣な表情で必死にパワーポイントの資料をノートへ写していました。
途中で携帯をいじる人もおらず、飲み物すら飲んでいる光景は見られませんでした。

彼らが学生だからということがあるからかもしれませんが、非常に勉強熱心でとても驚きました。

 

②会議の締め方が変わっている


会議の締め方が変わっているについては、会議の最後に急に手をつなぐように指示をされました。
そして、代表の人がなにやら今の環境に感謝していることを神に感謝している風でした。
急でびっくりしましたけど、これもこちらの会議のやり方なのかな?と興味深かったです。

最後に「アーメン」とか言っていたのできっとクリスチャンのやり方なのでしょう。
首都にいた時も隣人の愛を説くシーンで、急に見ず知らずの人と手をつなぐように求められたので、
同じような形でしょうか。
日本にいると恋人やごくまれに非常に仲いい友人くらいとしか手をつないだりしませんよね。


特に私はあまりオープンなスキンシップをするほうではなかったので、
日本ではほぼ手をつなぐなんて言うことはなく、実は首都で手をつなぐことになったときはだいぶ抵抗感がありました。

 

話がそれますが、こちらの人はスキンシップが激しいです。
けど、オープンなスキンシップをすると自然と仲も縮まることをモザンビークで体感し、そういうのも悪くないなーなんて思うようになりました。

 

日本でも社会人になってから一部の友人がそういったオープンなスキンシップをしてくるので、友人とはいえ最初のころは非常に戸惑いました(笑)
日本でカルチャーショック。

 

カルチャーショックといえば全然話違うけど、これ。

 

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服の売り方で確実に商品価値落としてますよね、、。笑

 

「死」は身近

考えすぎかもしれませんが、「死」について日本よりも身近な存在なので、
そういったオープンなスキンシップを大切にすることによって
もしかするとモザンビークの人々は日本よりも強く「愛」や「感謝」ということを大切にしているのかもしれません。

 

「死」って日本にいるよりもこちらは身近です。

先日ほぼみんな午後は職場にいない、ということがありました。

モザンビーク人は日本人と比較して、怠け癖の強い人が多いといわれることが多いので(笑)、またさぼってたのかなーとか思って隣の部屋に一人いた若い人に聞いてみました。

 

すると、前日に急に職場でぶったおれて、そのままなくなってしまった方がいたようなんです。

ほかにも同僚のお母さんが亡くなったようで、分かれてお葬式に参加してるんだとか。

 

お葬式が重複するって日本じゃあまり考えられないですが、モザンビークの平均寿命も50代ということもあり、死が非常に身近であるようです。

僕の前任の方の同僚も街でカタナールと呼ばれるナタで殺される事件もあったようです。安全なリシンガといわれていますが、やはりアフリカ。。。


2、ウンコが流れない


これもまた先日発生した事象なのですが、トイレで汚物が詰まりました。
しかもこれ、自分がしたものではないと思うんです。(わからないけど)
とりあえずその日はたぶんした記憶がないのです。

 

だけど昨日職場から戻ったところ謎の立派なウンチくんがいらっしゃいました。
なんでやと思って、掃除するヤツでつついて流そうとしたら余計すごい悪臭が・・・
(こんなにおいのやつは自分ではしない)

 

話全然違うけど、自分のヤツのにおいってなんかわかりません?笑
私は自分のおならやブツのにおいわかります。なんか自分のだけちょっと違うんですよね。

 

 

・・・。

 

 

というわけで、多分違う人のブツがいらっしゃって、何度も流そうと試みたのですが、
うまく流れませんでした。

 

家とか壊されていないので&何も盗られていなかったので、
たぶん侵入されてウンコされた可能性は低いと思うので、下水管を通って誰かのが流れついたのかな?

 

また苛性ソーダで溶かさなきゃいけないのか。

 

でも住んでる街には苛性ソーダ売ってない・・・
と思って先輩隊員に相談したところ、
バケツで勢いをつけて流すといいよ、というアドバイスをもらい実践してみたところ、
無事に流すことができました。

 

けどなんであいつトイレにいたんだろう。。。

 

日本にいるとまずトイレが詰まってずっとウンコがいる、なんてことないですよね。笑
アフリカならではの出来事なのかなって、思います。
先輩は逆流して違う家のブツが逆流してきた事象があったようなので、そうはならなくてよかったです。恐怖

 

3、家事は大変


最近は本当にこれにつきます。
炊事・洗濯・掃除。当たり前ですけど自分一人でやらなければなりません。
ただ日本と異なり何が大変かというと、こちらには日本にあるような便利な電化製品はないのです。


特に一番疲れるのは洗濯。

 

僕はとても疲れるので週に2回しかやらないのですが、女性陣は量が多いと腕がつかれるので2日に1回とか毎日やってるようです。
手が疲れるし、終わった後はぬるぬるがさがさになるし、しぼるのは大変だし・・・って本当重労働です。


これから来る方は丈夫で安価なユニクロの服をたくさん持ってくると便利だと思います(笑)
特にエアリズムシリーズ。洗うのも絞るのも楽だし、何よりすぐに乾きます!

 

掃除ももちろん掃除機はありませんので、ほうきとモップがけです。
家が日本よりもだいぶ広いのと、今は乾季ということもあり何よりも砂がすごいです。
ダイニングテーブルも毎日拭かないとすぐに砂まみれになります。


だからこっちの人は食べるときにちゃんとテーブルクロス敷くのかな。
ヨーロッパの影響かな?けど、テーブルクロスを敷くだけでプラスチックの味気ないテーブルがなんかいい感じになります!笑

 

ほうきもつかれるけど、モップがけが力を入れてふかなきゃいけないし、これも結構な重労働です。
終わったらぐったり。


なので、平日には掃除も洗濯もできればやりたくありませんので、休日にやります。
洗濯はしょうがないから1回平日にやらなきゃいけないけど。
終わったらぐったり。最近はなぜか異様に疲れるようになったので、なんか重労働終わったら必ず昼寝をしています。


本当疲れる。

 

社会人時代はモンスター級の体力とか言われていたのが懐かしい。

にしても昔の日本の女性は本当に尊敬です。
モップでも疲れるのにこれをぞうきんで毎日やっていたとは・・・

 

そんな現状なので、少しリッチな方はエンプレさん(お手伝いさん)を雇うのが一般的です。
人件費が安いので、1か月1,500円とかで雇えるみたいです。


ただ・・・・お手伝いさんには当たりはずれがあるみたいで。
信用できる人を雇わないと、物を盗まれたり、強盗の手助けをしたりなど、トラブルも多くあります。

特に日本人は人を雇うということに慣れていない人がいないので、雇用主という立場としてお手伝いさんと付き合うのが難しいようです。
厳しくしすぎたら関係が悪化しかねないし、仲良くしすぎるとなめられる。
それで全然働いてくれないなどうまくいかないケースも多いようです。
僕は経済的に厳しいので、このままとりあえず自分一人で頑張っていきたいと思っています。笑

ポルトガル語の練習になるのはいいなーとか思いますが・・・・

次回は私の住んでいる町、リシンガについてお話していきたいと思います!!

 

そういえば、うどんを作ろうと思って小麦粉と水を合わせてこねたけど、

小麦粉の量が多すぎて(?)袋から飛び出て、大惨事。しかもそれを放置してたらゲロみたいなにおいしてきました。(ちょうどいま)

掃除明日やろう。


それでは、ぼあのいち~!(おやすみ)

モザンビークあれこれ

ありがたいことにブログのコメントでいくつかご質問を頂いたので、お答えする&ちょっと脱線しつつウダウダお話ししていこうかと思います!

 

ご報告

本ブログがはてなブログさんにて紹介されました^^ いえい

拙い文章ですが、包み隠さずオープンに書くことをモットーにしていきたいと思います笑

blog.hatenablog.com

 

ではでは早速、、、、!

私も勉強不足で知らないこともあるので、調べながら、かつ主観を交えた回答をしていこうかと思います。


モザンビークって多民族国家ですか?

→早速知らない質問来ましたね笑

見てる感じ多民族国家です。(てきとう)

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さて、ウィキさんに聞いてみましょう。

 

....

 

43の民族が混在する多民族国家のようです。

 

以下ウィキペディアより。

マクア人・ロムウェ人が40%、マコンデ人、シャンガーン人、ショナ人、スワジ人などのバントゥー系黒人の諸民族が国民全体の99.66%を構成し、その他メスチーソ(黒人と白人の混血。ムラート)が0.2%、インド人が0.08%、ポルトガルモザンビーク人を主とする白人が0.06%とごく少数の非黒人系マイノリティが存在する。2007年現在では1,500人から12,000人に達する規模の中国系コミュニティが存在するとも推定されている。

2010年代初頭より、経済的停滞が続く旧宗主国ポルトガルから経済的に勃興を遂げつつあるモザンビークに専門職従事者の移住が進んでおり、首都マプトには約2万人のポルトガル人が存在すると推定されている。

 

ウィキペディア

モザンビーク - Wikipedia

外務者ホームページ

モザンビーク基礎データ | 外務省

 

主観ですが、私の住んでいるリシンガにはかなりの数のインド系の方々がいます。こ綺麗なお店は大体インド系の方がやっています。

家電屋さんや、種類豊富なスーパーなど。

また、白人コミュニティ(ポルトガル人?)も結構あるようでポルトガル料理やさんはいたるところにあります。

 

ポルトガル語以外にも話されてる言語はあるのですか?

→あります。

モザンビークポルトガルによって植民地支配する以前は、モザンビークに住む各民族の現地語しか話されておらず、お互いに意思疎通が取れませんでした。植民地後、ポルトガル語という共通言語を介してコミュニケーションが取れるようになっています。

 

私の住むリシンガにはマクア語とジャワ語というものがあります。

(両方わかる人もいれば、片方しかわからない人もいます)

脱線しますが、やけにこちらの人はマクア語とジャワ語を教えてきて、覚えさせようとしてきます。きっと自分たちの言葉も覚えてほしい・・みたいな感じだとは思うのですが、正直リシンガでしか役に立たないし、うっとうしい、ポルトガル語のほうが磨きたいな、と思う今日この頃です。

 

配属先の方々はモザンビークのエリートなので、ポルトガル語はもちろん英語も話せます。

しかし、少しそこらへんの村に行くと学校へ行っていない子供やお年寄りはポルトガル語が分かりませんので、ポルトガル語の分かる人に通訳をしてもらう形となります。


モザンビークを代表する有名な企業はあるのですか?

→残念ながら内戦の影響、教育が浸透していない、共通語がポルトガル語のため(?)など

いくつか要因はありますが、モザンビークが自分たちで生み出した有名企業はありません。しかし、外国資本の援助を受けて存在する大企業があります。

 

現在一番の外貨獲得はアルミニウム、今後は天然ガスなどになると思われます。どちらも外国からの出資により成り立っています。(アルミニウムが一時GDPの40%を占めていたとか。。。。)

 

電力はアフリカの中で有数の電力を生む水力発電所がテテ州にあります。(ポルトガルが植民地時代に建造)アルミニウム製造の際に大量の電力を使用するため、安価な電力を使えるモザンビークにアルミニウム企業があるわけです。(資源はないけど)

また、この豊富な電力を周辺の国に売っています。

 

しかし、モザンビーク国内は送電技術が貧者なために、電気を売っているにもかかわらず、発電所から遠い地域はとなりの南アフリカから電気を再購入する、という意味不明な事態が起きています。

 

おまけに、モザンビーク国内ではほぼモノを何も生み出していないので、車や機械などはもちろん、食料も輸入に頼ってしまっているという、なかなか国の発展には厳しいと思わざるを得ない部分がたくさんあります。

 

再びウィキペディアさんに登場してもらいましょう。

下記ウィキペディアより

 

第一次産品の生産が主だが、鉄鉱石やマンガン、チタン(重砂)などの鉱産資源も多い。日本向け輸出はエビが多い。1980年代は内政の失敗に加え、内戦や旱魃などで経済は壊滅状態に陥った。内戦終結後も、1999年、2000年と続いて起きた大洪水などの自然災害などで経済は打撃を受けていたが、1990年代後半以降から経済が急速に発展しており、1996年から2006年までに年平均8%の経済成長を達成した。

日本の三菱商事も出資したアルミ精錬事業のモザール社(主たる出資は南アフリカBHPビリトン)は、2000年より事業を開始した。国内最大級企業であるモザール社は、オーストラリアのアルミナを原料として輸入した上で、南アから供給される豊富・安価な電力のもとに精錬の後にアルミニウムとして輸出しており、モザンビークの輸出市場での位置づけは高い。背景として、北西部のテテ州にあるザンベジ川流域のカオラ・バッサダムの水力発電(植民地時代にポルトガルが建設。つい最近までポルトガル所有であった)が、大量の電力を南アフリカに供給・売電していることがある。そのことが、南アから安価な電力をモザールに対して安定供給するシステムへとつながった。


モザンビークならではの、料理や食べ物はなんですか?

→主食はシマと呼ばれるトウモロコシを粉末にしたものを熱湯に入れ、こねたものがあります。

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しかしこれはモザンビーク特有ではなく、アフリカの多くの国で主食として食されています。

 

モザンビーク特有ではありませんが、アフリカでは珍しいポルトガルの植民地であったため、ポルトガル料理であるエッグタルトや米・塩漬けタラを使った料理も多くあります。

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海に面しているので、エビやカニイカなどの海産物も豊富で、モザンビークの先輩隊員は毎日甲殻類を食べ過ぎて甲殻アレルギーになったなんていう、強者もいるようです。

(私の任地は内陸なのであまり食べられません)

 

 

ビールも有名で、2M(ドイスエミ)やMANICA(マニカ)といったモザンビーク製ビールがよく飲まれています。

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他にもLAURENTINA(ラウレンティーナ)や、宗主国ポルトガルのSUPER BOCK(スーパーバック)なんかもあります。

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ビールについての記事は今後ちゃんと書いていこうと考えていますが(お酒が大好きなのです♡)

ドイスエミは比較的安価(60円とか)で、すっきり飲みやすいです。マニカの方が日本のビールに近く苦味があるのですが、こちらのビールはまあ酔うことができません。笑

ちょっと物足りない気がするのはわたしだけでしょうか、、、

 

他にもポルトガル南アフリカからのワインも有名です。

 ちなみに、、、、、

名産とは異なりますが、モザンビークのコカコーラは世界で1番美味しいコーラと言われています。

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違いでいうと、日本のものよりも甘く、炭酸が少ないです。

日本のコーラには人口甘味料が使われていますが、こちらのコーラはすべて天然素材のさとうきびから作られているのが理由のようです。(私も伝聞)

ですが、私は日本のほうがおいしいと思います・・・

 

炭酸と言ったらやっぱり呼吸ができないくらいの強烈な炭酸が好きなので、こちらのものは物足りなく感じます(笑)

ただもともとのコーラの目的が薬だったようで、こちらのコーラのほうがなんとなく薬っぽい感じがすると思います。まあ何はともあれ、モザンビークに来たらぜひお試しあれ♪

 

マツコの知らない世界でも紹介されていました!

hamsonic.net

 

 

一般的な話でいうと、イギリス旧植民地の国より食べ物は相当美味しいようです。(個人的印象は別にそんないうほど美味しくない)

モザンビーク周辺国の協力隊の方は是非モザンビークへおいでください♡

 


モザンビークの人気スポーツはなんですか?


→サッカーです。路上の至る所で子供達がやっています。

こういう時にサッカーができれば、友達を増やしやすいと思うのですが、サッカーに興味がない&世界一の運動神経の悪さでなかなかルールですら理解できません。オフサイドとかよくわかりません。

(オツムの問題?)


モザンビークを代表するお土産ってなんですか?


→伝統布カプラナやカプラナを使用した小物なんかが有名です。

モザンビークの伝統的な布は、歴史的にポルトガルやアラブの影響を受けたためか他国よりもカラフルで可愛らしい柄が多いようです。

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こういうのは主観で見るものなので、わたしもまだ伝聞状態なのでわかりません。

 

しかし、カプラナ自体は本当に可愛いと思います。すでに10枚ほど購入し一部は服などに加工しました。(カプラナ1枚 300円から500円ほど、服の加工で800円から1200円ほど)

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モザンビークと日本の関係って深いのですか?


→最近までは深くありませんでしたが、現在資源が見つかったことにより、日本の商社やODAが入ってきています。今後より一層日本にとって重要な国となっていくことが予想されています。

日・モザンビーク投資協定の署名 | 外務省


織田信長の可愛がっていた部下にもモザンビーク人がいたようです。

(南蛮貿易でイタリア人がつれてきたといわれています)

新しいもの好きの信長らしいですね。

history.monovtube.com


モザンビークの有名人は誰かいますか?


→私自身、サッカーにあまり詳しくないのですが、エウゼビオという方がとても有名みたいでモザンビークの英雄です。モザンビーク人も彼のことを非常に誇りに感じており、得意げに彼のことを語る人が多いです。

その割にはサッカーが弱すぎるのですが・・・・・・・・・・・。
ポルトガルのチームでプレイしたようです。

エウゼビオ - Wikipedia

 

 

まとめ

今回は質問に沿って、お答えしていくという今までにはないパターンでしたが、モザンビークについて興味を持っていただけたでしょうか。

こちらは毎日カルチャーショックがあって、とても刺激的な毎日です。

カルチャーショックについても内容がまとまったら順次書いていきたいと思います。

書いてほしい内容などありましたら、今後も募集したいと思います!

 

ではアディオス~

もざぴ日記9 ~ようやく活動開始?~

モザンビークに来て、2か月ほど経ちました~

みなさんどのようにお過ごしでしょうか。(日本は涼しくなったかな、、、)

任地に配属してもうすぐで1か月ってところで、同期隊員たちはすでに活動を充実させていっているようでとてもまぶしい今日この頃です。

 

活動について・・・

さて、私はというとつい最近まで銀行が開設できておりませんでした。

おまけに家具などもいまいちそろっておらず、家もまだまだ引っ越ししたばかりのようなすさまじい状況です。

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なんか身の回りが整わないと心もあれる、的なことを実感しています。そうです、荒れていました。(最近はよくなりつつある)

 

 

そういえばこちらの毎日のタイムスケジュールとしては、7:30~15:30が勤務時間です。
一般的なのは8:00~16:00?ですが、7:30に行っても誰もいないので、8:00に着くように職場にいっています。
8:00に行ってようやく鍵を開けてもらえるくらいの時間です。
ちなみに職場までは40分ほど歩く必要があるので、7:00過ぎには家を出なければなりません。

 

銀行の口座が開くまではいつ「銀行にいく」、と同僚に言われてもよいように、
フリースペースで時々あるPCトラブル対応をしながら
8:00に職場についてからは、同僚たちと簡単なおしゃべりをしたり、
現地語を習ったり、
大半の時間は前任が構築したネットワークを利用してyoutubeをみて過ごしていました。

 

本当にクズなニート生活を送っていたわけです。
ただ自分なりに今一番の課題が何よりも語学力と感じたので、
youtubeといってもポルトガル語のアニメや教材を見て過ごしていたわけです。
ただこんな日々が毎日続くなら税金の無駄遣いといわれても仕方ない・・・
と心を痛めながら毎日通勤していたわけです。

 

 

しかし・・・!

 

ようやく銀行の口座も開き終わました(やったー!)


ずっと事務所(といっても謎のフリースペース)にいる必要もなくなり、
配属先である、農業研究所をぶらぶら探検見て回りました。

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配属先は農業研究所ということで、乾季がもうすぐで終わるためにじゃがいもや豆の種を植える作業をしている人たちがいました。

興味津々で近づいていき、見学をさせてもらおうと思ったら・・・

 

「やってみる?」

 

ということで、農作業のお手伝いをさせていただきました♪

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ずっと事務所にヒッキーだったから、活動らしい?ことをさせてもらえて(おまけに外)うれしかったです。


ですが、モザンビーク人。人使いが荒い。笑
初めてなので全く慣れていないのに、他のモザンビーク人と同様の農作業をさせられました。笑

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こういう土を触る作業嫌いじゃない(むしろ好き)なので全然いいんですけど、
仕事が遅い分ほかの人が休憩している時間もずっと作業して、
ようやく僕がみんなに追いついたらみんなも作業開始!って感じで
午前中ほぼ休憩時間はありませんでした。

そして配属して初めてくらいのひたすらポルトガル語攻め!笑

 

もうやめてってくらいやられました。


久々に午前中終わった時点で肉体的精神的にへとへと。
6年前に体験した中国留学時代の語学授業後のめちゃくちゃ疲れた感覚思い出しました。
あの頃は午前中に授業が終わり、あまりにも疲れるので必ず夕方まで昼寝をしていたのですが、まさにその感覚です。

 

最後に恋ダンスについて教えられたので、まあよしとします。

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ですが、定時は15:30なのでモザンビークでは寝るわけにはいきません。

(今隣で同僚がいびきかいて爆睡してるけど)


幸い農作業は肉体労働ということ、午後は一気に気温が上がるから?
というわけで午前中しか働かないようで(よいのか・・・?)

 

「今日はここまで~! じゃあまた明日ね!」

「・・・。」

 


おい。僕はPCインストラクターだぞ。(エセだけど)

なんか明日も手伝わされそうな雰囲気を醸し出されながら
お昼ご飯へ行きました。

 

 

毎日は倹約生活


話がそれますが、こちらに来ている間は1か月400USドルの生活費が
支給されます。
個人的な理由なのですが、持参したお金がすくなかった+棚など高価なもの購入+ホテルなど立て替えの影響で10月の生活支給日まで非常に残り少ないお金で生活することとなりました。(本当にど貧民)

 

と、いうわけで日々の生活は非常に切り詰めて、
ランチは職場近くだとポルトガル料理が800円ほど、
近くのシマ屋さん※に行くのですが、そこだと60円ほどです。

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モザンビーク伝統の主食で、とうもろこしの粉を乾燥させ、粉上にしたものを沸騰したお湯で溶いて固めたもの、食感はモチと蒸しパンの間?

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昨日シマに砂糖醤油をつけて、モチ風にして食べましたが、まずかったです。。。笑

 

そうです、シマは安いのですが。好きではないのです。笑

というわけで、ここで毎日食べるわけにもいかず、最近はお弁当を作って持参しています。
弁当だとおそらく一食60円ほど?で作れているので節約です。
ホットケーキやチャーハンを作ったりしています。

 

また、夜になっても極力電気はつけないようにする、
出勤するときはブレーカーを落とす、
2日に1回?断水の日があるので、水がなくならないようにするための水ポンプ※(
も電源を消す、などの細かい努力をしています。笑

(でも家が大きいせいか、盗電されているのか、すごくすごく電気代が高い)

 

※幸運なことに僕の家は元から水ポンプが家についていました。他の先輩隊員の家にはないから普通はバケツに水をくんでおく
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ですが、本日驚きの出来事がありました。

なんと。隣の家の人間が私の庭に無断で侵入していたのです。

このフェンスを乗り越えて。

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本日は早めに同僚に車で送ってもらえたので、いつもより早く15:50くらいには
家に到着してました。
水ポンプの電源を切っているので、非常に静かな家なのですが、
なんかいつも聞き覚えのない音がする・・・・


と思って外を見てみたら、なんか人影が・・・⚡

 

最初は「怖い」と思って、思考・行動共に停止してしまったのですが、
昼間だったこと、ちゃんということが大事と思って、庭にでて直接何をしているか聞こうと思いました。

水タンクがあるので、いつが断水日かあまり知らないのですが(笑)
今日が断水日?だったためか、隣人は私の水タンクから水をバケツで盗んでいました。

 

「水が足りなくなっちゃって...」

 

とか素直にいってもらえれば別に水を汲んでもらっても構わないのですが、
庭に出ようとしたら、隣人は逃げていきました。

(それに内心ブチギレ)


庭に出るまでに鍵が5つくらいあるので、開錠するのを手間取っているうちに
逃げられました。。。
しかも、一応庭と庭の間にはフェンスがあるのですが、
水をくむ人(たぶん子供?)とバケツを受け取る人(かあちゃん
の2人一組の犯行です。本当たちが悪い。

 

普段から悪気なく実施している可能性大です。

しかも庭に出ようと思ったら、母ちゃんらしき人が
「出てきそうだから早く戻ってこい」みたいな感じでやり取りをして逃げたのでしょう。

経済的に苦しく、極力迄節約していることも本当に腹が立ちました。。。

 

残念ながら蛇口を止めることも仕組み上難しそう&
隣人なのでトラブルにしたくない、ということもあり殴り込みは我慢しました。


次くるの見たら、殴り込みに行く&金銭を請求しよう。
しかも庭にどんどんゴミが増えていくんです。
これも同じ隣人じゃないかと思って、勝手にどんどん腹が立っています。笑

 

人の敷地に普通に入ってくるという行動が日本ではありえないと思いますが。
隣人の飼い犬は毎日のように侵入してきます。
フェンスが低くて高跳びの競技のように華麗に超えてきます。
しかも彼にとっては私の庭も彼の敷地のようで、私が庭にでると
激しく吠えられる&襲ってきます。

 

こちらの犬は噛まれると狂犬病の恐れがあり、
狂犬病は致死率99%なのでマラリアよりも気を付けなければなりません。
そのため、いつもは犬が襲ってきたら逃げていました。

 

ですが、そのせいかヤツに軽くなめられており、
それも頭に来たのでこちらも吠えて威嚇したところ逃げていきました。(へへ)

 

外にいる野犬も併さって、あいつら夜狂ったように遠吠え?してうるさいし、
道にも野犬がうじゃうじゃいるし、日本の犬とは全く異なります。雰囲気本当狼です。ゴミあさってるし。

 

というわけで、銀行開設できた今となっては一番の課題は犬の処理と隣人です。


一番の解決方法はフェンスを高くし、侵入できないようにすることですが、

早くフェンスを築かないと夢の家庭菜園も犬が襲ってくるのでできません。
夢のバーベキューパーティーもお預けです。
というわけでフェンスが構築できそうなタイミングでまたみなさんに
お伝えしていこうと思います。笑

毎日全然動こうとしないモザンビーク人をつついていくしかないのか・・・それもストレスだなあ。


もう一つ。
こちらの人は日本人以上にお金に貪欲です。
そして仕事がありません。
若い人でも普通に日中から地べたに座ってボケっとしています。
(私の表庭でも勝手に侵入してきて、座り込んでいる)

 

先日買い物に行こうとしたら、、、

 

モザンビーク人「どこいくの?」
私      「買い物だよ」
モザンビーク人「いない間掃除して待っていようか」

 

いや、おかしだろ。シチュエーション^^
完全にもの盗まれるやつやん、そもそも知らないやつのくせにどんなこと要求しているんだよ、とおもいながら。

 

「なんでそんなことしたいの?」と聞いてみました。
「お金が欲しいから」

 

ハイハイ出ました。自分で苦労しないでお金を得ようとするパターン。

(人のこと言えないけど)

リシンガにたくさんいるインド人たちを見習ってお店を開いてせっせと働くとか、モノを運ぶ仕事をするとかいろいろあるでしょうよ。


市場に行ってもどこからともなく、学校にいってなさそうな子供たちが集まってきて、
家まで運ぶの手伝おうか?とうじゃうじゃ寄ってきます。
いや、すぐそこだしべつに運ぶのくらい助けいらないから!怒

と最近だんだんイライラすることも多くなってきました。笑

 

切実にお金に困っているんだなと痛感するとともに、
日本人とお金に対する気持ちが全然違うなと感じました。
(私はモザンビークに来るまで、お金に興味がない人間でした。)

文化の違いでいろいろ驚くべきことがまだまだたくさん出てくると思います。

活動の報告と共に、ここにいる価値を見出すためにもこうして少しずつ情報を届けていきたいと思います!笑

もざぴ日記8 ~田舎町に日本人来たよ~

みなさん、お久しぶりです。

本当に久しぶりの更新となってしまいました。

なぜなら、こちらに赴任してからというもの。特に何もない毎日を過ごしております。

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毎日朝職場へきて、何か頼まれごとがあるまではフリースペースにて待機、

頼まれごとといっても、プリンタがうまくつながらないだったり、インターネットがうまくつながらないなどの基本的なお手伝いです。

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挙句の果てに、前任の方がつなげてくださったネットワークを利用して、youtubeのダウンロード方法を教えてくれ、なんてやからも出る始末です(しかも偉い人)

 

まあ率直な感想を言うと、「別に自分がいてもいなくてもよくね」っていうのを常日頃感じるのですが、まずは最初ということで地道なことをコツコツとやりながら頑張って仲良くなることをに注力します・・・・。

 

そして毎日なぜか銀行にも通っています。

困ったことに2週間ほど手続きをしているのですが、口座がなかなか開きません。笑

べつに忙しいわけでもないですし、車で同僚が送ってくれるので嫌な気持ちなどは特にしないのですが、個人的に経済的にとても大変な状況なので(笑)講座振り込みが遅れると生活に支障が出るわけです。

 

15万円くらい自費で持ってきたやつマジでどこ行ったんだ。

盗まれたかと思うくらいの謎の消え方。

 

 

ですが、本日ブログを更新したわけは題名の通りおとといの29日から31日まで日本人の集団がいらっしゃいました。

目的はモザンビーク2番目の都市ナンプラと、世界の終わりといわれるわが町リシンガでプロサバンナというJICAのプロジェクトを実施しており、そのプロジェクトの視察のためでした。

プロジェクト活動 | ナカラ回廊農業開発研究・技術移転能力向上プロジェクト | 技術協力プロジェクト | 事業・プロジェクト - JICA

 

日本、ブラジル、モザンビークが協力して農業部分で技術協力をするプログラムです。

まあこのプロジェクトいろんな理由があって、賛否両論あるのですが、

ブラジルが現在なかなか経済的に難しい状況なので、当初の予定よりもなかなかうまく進んでいないようです。

 

 

そのプロジェクトの一環として、昨日半ば強引にJICAのみなさんに同行して、現場を視察させていただきました。

1日に3つの農場を視察しました。

①リシンガ近郊の舗装されていない道にある村

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②リシンガ近郊だけど、舗装されている道ぞいの村

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③リシンガ郊外だけど、舗装された道沿いにある栄えている中規模の町

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街の繁栄度は私の主観から言うと、③>②>①でした。

①と②の村では、まだ実験段階のシステムをどのように生かして栽培されているのを確認しました。

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場所ごとに気候や土壌の性質などが異なる農場ですが、このシステムではどの作物をどのような割合で、どこに、どのように育てれば、農家さんの一番の収益につながるかということをはじき出してくれるシステムです。(なんかすごい・・・)

 

ただ残念ながら村人たちがいまいち使いかたやメリットを理解しきれていないようで、うまく実験が進んでいないようでした。

そんな先進的なシステムをこんなど田舎に導入しようとしているのか、

とても個人的にはびっくりしたのですが、とても勉強となりました。

 

③の村は少し離れた場所だったのですが、私の勤めている国立農業研究所の研究員と村が協力して、高収入を得るための品種を作るプロジェクトをしていました。

(JICAからは公募によりプロジェクトに関わるお金を支援)

本案件は一応のところ成功しているらしく、無事に収穫も終えた5つの豆を見せてもらいました。

 

しかし、残念ながら都市まで輸送するほどの量を育てていない&実験段階ということもあり、地元でしか販売していないようでした。

ただ育てたおばちゃんたちが他との差異化できたことに喜んでおり、まだ収入がすごくあがったわけではなさそうですが、プロジェクトとしては理想的な成功の場面にも同行させてもらいました。

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私自身は何もしていないのですが、こういう現場を見させてもらうと自分一人ではなかなか達成しにくいようなJICAのプロジェクトにも何かしらの形で参画させてもらえると非常に達成感があるな、と実感しました。うれしい気持ちとなりました。

(リシンガのプロジェクトは割とJICAとしても力を入れているプロジェクトのようなので)

 

普段は現場に行くことはほぼ皆無なので、貴重な体験ができてよかったです。

JICAのアフリカ部長さんともおはなしをさせてもらい、現状の私の活動が引きこもりなことを話したら、コラボレーションできたらいいね、なんて言ってもらえました。(したい・・・!)

いろんな経験をされている方だったので、ただ話しているだけでもとても面白かったです。

 

なかなか今は最初なのでポルトガル語もわからないし、仕事どころか意思疎通も取れずに、引きこもりたいと思いながら出勤している毎日ですが、このようなモチベーションにつなげていけるような小さな成功がいくつもあるといいなと思います。

(もちろんうまくいくことばかりなんてありえないですが)

できるだけアンテナを張り、自分にできることをやっていきたいです。

 

 

 

さて話がそれますが、本日(9/1)は日本では関東大震災が起きましたね。

2学期の始めはオリエンテーションといつも集団下校だったなーって思いだします。

わりといつもと違うことが好きな私としては好きでしたね。

 

今日9月1日はモザンビークでは?イスラムのお祭りのようです。

つまりいつもやる気のない同僚たちですが、今日は金曜日+お祭りということでなおのことやる気がありません。

イスラムの方がたは大事な祭りのようなのでお休みすのもわかるのですが、キリスト教の方もちゃっかり来ておりません。よくかかわる部署の一人だけ若い女の人が来ていたので、逆に関心してしまいました。笑

ちなみにマレーシアでは月曜日も休みにしちゃえ!みたいな感じで大統領から宣言もあったようで・・・自由ですね。笑

 

職場に来ている方々もひたすらおしゃべりをしていたり、日光浴?をしていたりと本当にのんびりです。

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こういう世界にいると本当に安全だな、とかって思うわけですが、首都では昨日ATMからお金を引き出そうとしている方(日本人????)が後ろから拳銃を突き付けられて、金銭を強奪される事件が発生しました。

また、エチオピアの同期も首都にて、目の前で人が拳銃で撃たれるという事象もあったようです。

 

自分は今アフリカにいるんだ。

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いくら任地が安全だとしても、日本ではないということを再認識して、二年後無事な姿で帰れるようにしたいと思います。自分らしくマイペースに。

 

〈おねがい〉

最近、新しい事象等もないので、本ブログに記載する内容に困っております。

みなさまからモザンビークって〇〇はあるの?など、簡単な質問でも構いませんので、本ブログに記載する内容を募集しております!

よろしくお願いいたします。

もざぴ日記7 〜意識の差〜

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こんにちは、本当にブログの更新が間に合わない今日この頃です。

学校隊員の方々は大体長期休暇中で、1ヶ月ほど特にやることがないみたいですが、人によっては語学の勉強に勤しんだり、別の活動を営業することで自ら獲得して実施したり、別のボランティア活動を実施したり。

 

本当に皆さんすごいなと感じます。

 

 

ぼくも学校隊員として、頑張ってパソコンを教えるぞ、、、、、

 

志望動機に書いていたのですが。。。 

要請はというと、田舎の農業研究所で情報リテラシーを使って業務改善をするのがミッションです。

故にスペック以上のことを求められそうで、毎日ビクビクしています。内容から考えて、エンジニア出身の人がいいと思うんだけれども。。。

 

いよいよ、今週から配属先で仕事です!!!

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だったのですが、、、

実は。配属最初の週は2度しか職場へは行っていません。

なぜなら新居への引越しがあったり、新居を整える作業、銀行開設などをしなければならないからです。

 

新居の引越しはそんなに大変ではなかったのですが、新居を整えるのがまあ大変です笑

当たり前ですが、ここはアフリカなのでそもそも砂がすごいです!

というわけで家の掃除をひたすらしました。

主婦って本当に大変ですね。重労働です。一人でこのでかい家を掃除すると思うと、休ませてもらっているにもかかわらず、いつ終わるか全く想像つきません。

 

今週1週間は自分の身を整える週にしたらどうか、ということを同じ施設にいる先輩ボランティアより提案頂いたので、お言葉に甘えることとしました。

 

先日は明日銀行口座開設しよう!」と同僚に言われて、

当日朝待っていても10時にお迎え来るはずがずっときません。。。。

 

10:30に電話したら。

 

 

病気だからいけない

 

 

はやくいえよ笑

職場までは徒歩で1時間かかる(らしい)し、まだいまいちルートがわからない&台所に配置の机がどうしても欲しかったので、台所の机を買いに行きました。

 

 

この家、とてもかわいらしいし、最初見た時はとてもテンションが上がって、きれいに使おう、よりいい感じの家に家にしようと思っていましたが、この家様々な問題がありました。笑

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・お湯のシャワー出る前評判が、お湯は出ず

・となりの家の犬が塀を乗り越えて、庭に侵入して襲ってくる

・キッチンの水道が壊れ、パイプから水が漏れる

・水の流れが悪く、食器を洗っていると逆流

・タンスを購入したが、入り口が小さすぎて入らない(これは私の凡ミス)

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・ゴキブリが夕食準備中に大量発生(推定40匹)

・タンスをばらしてリビングに入れたが、今度は直せない

・天井が破壊される

・トイレにミミズのような、タコの足だけみたいな謎の生物現れる

 

いくつか、途上国なので仕方のない問題はあります。

ですが、ゴキブリには本当に参りました。

想像もしてみてください。(したくないでしょうが)

40匹が一気に出ました。しかもゴキブリどころか虫も大嫌いな人間です。

 

軽くノイローゼ気味になってしまい、何もする気が起きませんでした。笑

(ゆえにブログ更新が遅れた・・・)

 

今はゴキブリ殺しの毒薬を購入したり、やつらが出てきそうな穴を自力でふさいだりしたので、あまり出てこなくなりました。

にしても、さすがはモザンビーク。というか。

見た目はいい感じできれいにしてるのに、こういう排水の工事とかまじでびっくりするクオリティでした。

 

そんなこんなトラブルもあり、ちょっとまたモチベーションというか意気が落ちている今日この頃です。

 

要請内容を見た時から、内容やばそうだ、とりあえずエクセルは勉強しておこう。と思って勉強してきました。

ですが、今のところ実際に依頼された業務はすべてPCとプリンターがうまくつながらないからつばげてくれ、っていう内容でした。

 

・・・・。

 

これ私いらなくね?笑

 

予想はしていましたが、はるかに存在意義を問うような一週間となってしまいました。これからの課題はいかに存在意義のあるようになれるか。これは協力隊であればみんな必須の事項です。

なんとか存在意義を見つけ出し、モチベーションにつなげていきたいと思います。

(そのためにはまず自分の身の回りのことが片付いてほしい・・・)

 

 

さて、2週目の土日はというと、土曜日は地域会を実施、日曜日は先輩宅でプロジェクターとスピーカーを使って、モンスターズインクの上映会&午前中は料理をせっせと作ってました。

 

地域会とは

州や地域ごとに隊員が集まって、総会※にむけた決める事項や、活動内容の共有などを実施します。

 

総会とは

正確には隊員総会といいます。

おそらくすべての国にあると思うのですが、1年に一回首都に全隊員が集まり、活動内容の共有やボランティアとしてより活動を充実させていくための会議・ディスカッションを実施します。

(まだ参加していないので、どんなものかは私もよくわからない)

 

今回、私は初めてということで、自分の自己紹介や過去の経歴、友達のこと、自分の趣味について語ったりしました。

友達のことを話すとまたまたさびしい病になるのですが、自慢の友達なのでここは外せないところです(照)

 

ここでは先輩が水の防衛隊いうことで、少し水の知識を教えてもらいました。

2015年時点、世界では・・
21億人が、安全に管理された飲み水を使用できません。
45億人が、安全に管理された衛生施設(トイレ)を使用できません。

 

水と衛生 | ユニセフの主な活動分野 | 日本ユニセフ協会 より

 

「安全な水」が飲める日本は本当に幸せですよね。

ずっと日本にいると全くそんなことを感じることはないと思いますが、モザンビークでは歯を磨くのもほかの先輩隊員はろ過装置を使ってきれいな水で口をゆすぐらしいです。いちいちなんかちょっと水使うのもミネラルウオーターを使わなければならないので、正直本当めんどうくさい&すぐになくなってしまうのでお金がかかります・・・

(私はめんどくさいから水道水w でも変な味がします)

 

ろ過装置買って来ればよかった、、、(首都にしか売ってない)

 

もざぴ日記6 〜ようやくきた任地〜

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👆リシンガ名物のいちご(1カップ80円ほど)

 

今週は最後のマプト生活ということで、いろんな行事が目白押しでした。

もはや後出しの思い出ですが、書き始めたことなのでちゃんと書こうと思います!笑

 

8月7日(月)最終プレゼンテーション、ホームステイ先から引っ越し

本日、1か月にわたる語学研修とチューター制度が終わり、ポルトガル語がどのように上達したのか、何を得たのかを踏まえ下記内容を発表しました。

 

・自分について(自己紹介)

・家族について

・友達について(どうしても紹介したかった・・・笑)

・前職について

・趣味について(フィギュアスケート、旅行)

・訓練所生活について

・ホストファミリーについて

ポルトガル語の授業&チューターについて

・赴任後の活動について

 

20分間もポルトガル語でプレゼンテーションをしなければならない&カンニングペーパーはなし、ということで非常にハードルが高いと感じていましたが。

 

前日に同期隊員で簡単な予行練習をやったので、パワーポイントがあれば訓練所時代と違ってなんとなく話せるなーってちょっと自信がつきました!!

 

そこそこ普通に話せたと思います。。。(もちろん緊張はして、飛んでしまった箇所も)

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午後は1か月お世話になったホストファミリーともお別れです。

いつも一緒に遊んでいた、キアニが前日の夜いなくて、「もう会えないかなあ」ととても寂しい気持ちとなりましたが、最後の日の日中になぜか保育園から戻ってきたため会えました♡

ほんとうにかわいいやつや。

 

そしてお世話になったホストマザーへ一緒に撮った家族写真とバラをプレゼントしました。

 

こちらの人は(金銭的問題なのか?)あまり生花をかざっているのは見たことがありませんでした。

もしかしたらあまりもらって嬉しくないものなのかな!?とか心配してましたが、喜んでくれて、あげた甲斐があったなーと満足でした。

 

 

ちなみに近くの同期隊員の家はマザーから最後にフェスタ(祭り)だ!

ってことでなんか日中からアルコールパーティーをさせられていたので、一緒にタクシーで戻ってくる予定でしたが、置いてきました(笑)

 

人より荷物の量が2倍くらいあって運ぶの本当大変だった・・・

 

夜からJICAスタッフより首都を旅立つまえに壮行会を開いてくれるとのことだったので、それまでドミトリーの近くにあったちょっと気になっていたおしゃれカフェ(しかもWIFIもある)に同期隊員と行ってみました♪

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海を見渡すことができるし、WIFIはあるし、おしゃれなケーキはあるし、しかも安いしで神でしたyoutubeをたくさん見させてもらいました♡

大満足です!!自然歴史博物館の近くにあります!

 

8月8日(火)最後の語学授業、オリエンテーション


本日最後の語学授業でしたが、今までホームステイ先から通っていたために、
下記のようなスケジュールでした。

 

5:30 起床、入浴
6:20 朝食
6:30 ホームステイ先出発(大体朝ごはんのパンを食べながら)
シャパに乗車(捕まるとき、捕まらないときがある)
7:00 ドミトリーに到着、授業の準備
8:00 語学授業開始

 

ドミトリーと語学授業教室は向かえにあるため、早く起きる必要性はまったくなくなったわけです。

(おまけに久々に同期隊員との夕食なので、日本食+お酒を飲んだりと楽しく過ごしていました)
ということで、今までの生活リズムは大幅に崩れ、7:20くらいに起きてのそのそと朝食を食べました。

 

シャパに乗るって行為はぎゅうぎゅう詰めの日本の満員電車に乗る感覚なので
(プラススリにあう可能性と交通事故の可能性も結構高い。笑)
要は気を引き締めて乗ります。

 

そんなこんなで気が引き締まらず授業が始まり、集中が十分にできない状況でした。
よくない。授業受けながらこれじゃよくないなー、とか思っていたら。
最後の授業ということで、先生の側がモザンビークの伝統音楽ということで、
講師を呼んでいてくれ、中盤から音楽の授業となりました。神。

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さすがずっとやっているだけあって、アナベラ先生。日本人のことよくわかってらっしゃる。

 

言語を理解できないまま、音楽のリズムをとるのは少し大変でしたが、音楽って国境を超えるツールなんだと改めて感じました。

 

なんか日本人には介しにくいアフリカンミュージックだったので、なかなか理解に苦しんでちょっとやる気を失っていた場面もあったのですが(笑)、授業の終盤に講師はアフリカを起点に世界を転々と回るすごい音楽家だったようで、

 

同期隊員が学校の先生なので無料で来てくれるのか、というお願いにも嫌な顔一つしてないで快諾していました。

そんなすごい人だとは思いもせず、もう少しちゃんと授業受けておけばよかったなと思う次第でした。笑

 

午後はオリエンテーションということで、担当スタッフより補助金の申請の仕方や海外旅行に行くときの手続きなどのオリエンテーションを受けました。

マダガスカル南アフリカケニアタンザニアマラウイジンバブエあたりにはいきたいと思っているので重要なやつでした。

 

8月9日(水)モザンビーク関係省庁へ表敬訪問

モザンビーク関係省庁へ表敬訪問ということで、前日からカプラナにアイロンをかけたり準備をしていたわけですが、関係省庁が当日の朝にドタキャンです。笑

 

ビビりました。これがモザンビークか。とか思いながら貴重な事務所のWIFIが使えるので、最後のダウンロードが必要なi phoneのバージョンアップなどをしました。

 

反対に午後に対応ができないといわれていた、学術部門の省庁が急にアポイントを許可したらしく、激しくフレキシブルだなと思う反面、働くのは大変と実感した次第です。

(国の機関なのに・・・・)

 

午後は私は農業系の省庁へ表敬訪問をしたわけなのですが、アポイントを事前に撮っていたにもかかわらず、担当大臣に会えないことに。

 「明日なら会える」って明日はもうリシンガやw というわけでよくわからないけど、そこそこ偉い方とお話ししました。本当悠長だよなあ。

 

ずっとホームステイ先の近くの仕立て屋さんがまだできていなくて、ホームステイ終わったのにはるばるバスに乗って、8日と9日の2回も確認しに行きました。

でも無事赴任前に完成して良かったです。

 

 最後の夜ということで、同期隊員で日本食やケーキを作って(私は片付け担当)、パーティー的なことをしました。

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明日からど田舎に行くと思うと先がとても不安ですが、とりあえず今できることを全力に楽しんで頑張ります。

 

8月10日(木)赴任、配属先の所長へあいさつ

朝、5:00にドミトリーを出発し、空港へ向かいました。

朝4:00くらいに何人か同期が起きてわざわざ見送ってくれました、ありがとう。

第二の都市であるナンプラへ赴任の同期と一緒に空港へ。

 

荷物多いからちょっと持ってもらったりして助けてもらいました笑

ただ、空港に着いたはいいけど二人とも重量が超過しているため、うまくチェックインができず・・・あわや飛行機に間に合わない。。。と思ったら何とか無事に乗れました。

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荷物超過しすぎて、手荷物で20キロくらい持って行ったのに、それでもスーツケースが10キロほど超過で3,000円ほど払いました。

3,000円で済むなら全然良い。

 

リシンガ行きの直行便はないので、ナンプラを経由してちょっと待合室で待ってから、リシンガへ向かいます。

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乗り継ぎ方とかよくわからなくて、隣に座ってたお姉さんと仲良くなって、いろいろ教えてもらえたので助かりました。お姉さんもリシンガまで行く予定らしく、乗り継ぎの待合室行くときもついていきました。

(ふつう同じ便での経由だったら飛行機にそのままステイだと思ってたのに)

 

リシンガ空港に着いたら、やけにこっち見てくるおやじがいるなあ、と思ったら、

同期隊員のホストファザーが仕事でリシンガに来ており、たまたま同じ便だったようです。(すごい)

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見知らない土地で誰も知らない環境って誰でも不安になってしまうと思うのですが、僕の場合は彼がいたので安心でき、かつお迎えの人も遅刻せずにちゃんと空港で待っていてくれました。

 

リシンガはマプト(首都)と比べて本当に涼しいです。

ついた日の気温は18度くらい。日中になるとマプトは30度くらい&日光が強烈なのでとても快適な気温でした。

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ただやはり・・・・市街地につくまで本当に何もない。

やっていけるかなあ、とか不安になりながら、取り急ぎ所属先の所長さんへご挨拶に行きました。

 

所長さんはお忙しい方なので他の人と会っている間、秘書の方に現地語を早速習ったりしました。前任の方は結構ポルトガル語ができたようなのでなかなかプレッシャーですが、自分なりの明るさで頑張ろうと思います。

所長にはまだあんまりポルトガル語話せないけど、とりあえず頑張る!的な挨拶をしました。

 

まだ住む予定の家が完成していないため、とりあえずホテル暮らしです。

庭がおしゃれなホテルに滞在させてもらえることになったのでちょっと楽しみです。

シャワーのお湯も出るみたいだし!!(これ重要)

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お昼ご飯はリシンガで一番高いレストラン?で一人で2000円もする超豪華ランチを食べ、一人でビールを飲みお祝いしました!!

そのせいで2ヶ月後、極貧生活を強いられるとは知らずに、、、、。悲

 

夜ご飯は任地にいる先輩方に同じレストランで歓迎会をしていただきました。

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ちょうど同じ日にイニャンバネという別の都市からきている先輩隊員もいたので、一緒に少し街を案内してもらいながらおいしい食事も食べれて、素晴らしいスタートを切ることができました☆

 

8月11日(金)準備DAY

本日は朝8:00に同僚がホテルまでお迎えに来てくれて、職場を見学するはずだったのですが、「今日は金曜日だからやっぱなし!」みたいな感じのことを電話で言われ、急きょ暇になりました。笑

 

 とりあえずホテルにて、初めての手洗いの洗濯をし、朝食を食べに行きました。

 

バイキングと呼ぶにはあまりにも質素な雰囲気で、目玉焼きとポテトフライと大学芋みたいな3種類しかありません。

日本でホテルのバイキングって言ったら、ふつう食べ放題ですよね?笑

 

と思って、食い意地の張っているためスタッフのいないすきを狙って卵を大量に獲得しておきました。笑(スタッフ見てるときは恥ずかしくて1つしかとらなかった)

そしたらすぐに戻ってきて皿を見られるや否や、怒られました。笑

 

「卵は一人一個なのに・・・、あとから来た人食べられなくなっちゃうじゃない」

 

いやその制度知らんからwww

最初に言ってくれよという感じなのです。この東洋人朝からすげえ飯食うと思われたな。イメージ・・・

 

まあそんな感じでリシンガ生活いよいよスタートです!

大変なことはあると思いますが、随時更新していきたいと思います^^