ノピとモザ

2017年7月から2019年7月までモザンビークにて、青年海外協力隊 PCインストラクターとして活動していました。当時の思うことや記録など備忘録代わりに気ままに書いてました。 日本へ帰国しましたが、改めて思うことやカルチャーショックについても書いていきます。フィギュアスケート好きです⛸

ドタキャンの感覚 ~もざぴ日記33~

昨日活動先に向かって40分徒歩している間にかわいらしい女の子がいましたので、

まずはその話をします〜。

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モザンビークではよく日本や欧米諸国、中国などの国から中古の服が大量に送られてきます。なかでも中国の服がかなり多いです。

よくモザンビーク人は中国語が書いてある穴だらけの服とか着ています。

 

日本や欧米諸国からくる中古の服は、そのなかでも質はもちろん状態もきれいなものが多いので、中古品だけど割と高級品感がある感じがします。

 

昨日見かけた女の子は白雪姫のドレスを着ていました。

もちろんドレスはかなり汚れていたのですが、この子は白雪姫の存在とか知っているのかなーとおもったり。ディズニーランドのお姫様に変身させてくれるところの中古なのかな。どこから流れてきたんでしょう。

 

けどやっぱり女の子にとってはプリンセスはあこがれな感じなんですかね。

モザンビーク人が日本人とあまりにも文科や習慣が違いすぎて、

ここ最近同じ人間としてみれない?というか(笑)

 

全然仲良くなりたいとも思えないし、仲良くなれていない今日この頃だったので、

モザンビーク人も少し似ているところがあるのかなあと

すこーし朝からほっこりしました。

 

 

さて、本日のお題です。

突然ですが・・・

みなさん、ドタキャンってされたらどう思いますか。

 

僕は友人関係は基本信頼関係だと思っているので、ドタキャンされたら(もちろん事情によります)基本そんな人とは友人関係はないものと思っています。

昔は怒ったりしてましたけどね。

今はそんなことを立て続けにする人は基本信用しませんし、友人ではないと思って切り捨てています。怖

 

と、僕が思うに。

日本ではドタキャン(土壇場キャンセルのこと?)は非常に非常識で非礼極まりないことと思われているように感じます。

もちろん人によって差があるとは思いますが。

 

さて。かたやモザンビーク人の感覚はどうでしょう。

結論からするとよくドタキャンが発生します。

 

僕には友人と呼べるまでの仲いいモザンビーク人はいないと思っています。

理由はすぐ約束をすっぽかすから。

これは文化なのであきらめていますが、あきらめていると同時に先日ふと自分から歩み寄る気がないんだなーって感じました。

 

歩み寄る気がない理由としては、

裏切られるのが怖い、ショックを回避しようとするところからかもしれませんが、

活動を進めていくうえで良くないなあと思いました。

けど共通点?共感ポイントがいまのところ見当たらないので、

仲良くしたいなとなかなか思えません。

僕にとって今後の大きな課題です。

 

 

さて、モザンビーク人はどのようなドタキャンをするのか・・・

 

一例を紹介します。これは同じ任地に住む女性隊員の話です。

先日モザンビークで女性の日がありました。

(前回の記事)

先輩隊員は同じ職場の女性たちで行進をしよう、と約束をしていたそうです。

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(イメージ画像)

 

ですが、案の定・・・約束の時間になっても現れない。

まあこれは途上国に住むうえでは当たり前のことなので、むしろ仕方ないことです。

そこで先輩隊員はその人に電話をして「来る気があるのかどうか」を確認したそうです。

 

ここで同僚の女性は「行く」と返事をしたそうです。

ところが結局その女性は来なかったそうです。

 

日本人的感覚からすると、「来る」といわれたらそれなりの準備をするもの。

たとえばその人が来るかもしれないから、場所を移動したりできない、とか一緒に食事をするのであれば、その人の席を確保しておかなければならない、とか。

 

日本人の感覚(というか僕の感覚)でいうのれあれば、

準備や色々なその日の流れなどが狂うので、一番最初の段階で行くなら行く、断るなら断るというのが親切なもの。

 

 

しかし、モザンビーク人はそうではないのです。

先輩隊員と分析をしてみました。

なぜモザンビーク人はドタキャンをするのか。

 

この事象は結構なモザンビーク人に当てはまります。そしてぼくがあまり信用していなかった日本人のドタキャン王の友人?も同じことをしていました。

「行く」「行く」と直前まで行っておいて、いつも何かしらの理由でドタキャンをするのです。もう彼のことは信用していなかったので、僕から誘うことは基本的にはしなくなったのですが、彼の行動をもとにこのモザンビーク人の心境について勝手に考えてみました。

 

分析の結果・・・

モザンビーク人からすると最初に誘ったときに最初から拒否をするほうが失礼なのではないかという仮説に至りました。

 

おそらく100%いけないというわけではない、いけるなら行きたいという気持ちがあるのでしょう。しかし、最初に誘ったときにいつも断ってばかりだと「こいつはいつも断るし、付き合いが悪い」と思われてしまうことを危惧して、

行けない可能性は高くても、行きたい気持ちはあるから「行く」という回答をするのではないか、という分析をしました。

 

普通に何も考えずドタキャンをするにしても。

どちらにしても今のところは分かり合えないなって思いました笑

もう少し時間が必要・・・なのか。

活動はモザンビーク人がいるからこそ意味がある・・・・・・。(自己暗示)

 

そんなむしゃくしゃした何とも言えない気持ちになったので、記載してみました。

よくドタキャンをしてしまう、という人はどのような心境でそんなことになるのか教えてください(笑)

 

個人的には「信用を失いたくない相手と約束をしたなら、這ってでも行け。」です。笑

 

では、あて あ ぷろっしま~~